テレビ大阪<王になった男>の後は不朽の名作「イ・サン」を21日から放送

08月14日12時12分ドラマ
©2007-8 MBC

テレビ大阪(月~金17:25)では、「王になった男」が最終回に向けてを盛り上がりを見せているが、8月21日からはイ・ビョンフン監督×イ・ソジンで贈る不朽の名作韓ドラ史劇「イ・サン」を再放送する。YouTubeにて予告動画が視聴できる。



不朽の名作の再放送

「イ・サン」は、韓国の放送局MBCで開局46周年の特別企画ドラマとして2007年~2008年にかけて放送され、最高視聴率38.9%を記録した大ヒット作。


■あらすじ

サンの父は、サンの祖父であり李氏朝鮮第21代国王である英祖の後継であったが、朝廷内の派閥の陰謀により無実の罪で刑死させられた。その後、紆余曲折の末にサンが英祖の後継となる。当時の朝廷内は老論派と少論派および南人派を支持するサンは常に老論派から命を狙われることとなるが、幼少期に出会い友情を結んだパク・テスやソン・ソンヨン、父が重用していた忠臣などの助けにより、朝廷内を刷新し、自身の理想とする政策を立案、実行する他、派閥を問わず能力のある者を登用し、朝鮮末期文化に華を開かせた。


時代決定は18世紀後半

現在放送中の「王になった男」から約100年~150年くらい下った18世紀を舞台にしている。本作で気品ある正祖を演じたのはイ・ソジン。本作のサン役で男性最優秀賞、ヒロインのソンヨン役のハン・ジミンは女性優秀賞をはじめ、ハン・サジン、子役のパク・チビン、イ・スンジェらが賞を受賞した。


イ・ビョンフン監督×イ・ソジンのタッグ

500年の王朝史においてもっとも波乱万丈、紆余曲折の人生を送った王であり、進んだ考えを持ち民主的な手で皆を包容した賢君、朝鮮王朝第22代目王・正祖、イ・サンの物語。(実在の正祖についてはコチラで詳しく紹介⇒正祖のやった偉業って?史実とドラマと俳優イ・ソジン


演出は、アジアの宝石「宮廷女官チャングムの誓い」のイ・ビョンフン監督。「チャングム」は歴史背景を11代王・中宗~13代王・明宗あたりの背景を借りて、実際に起きた事件にうまくチャングムを添わせたほとんどがフィクションで描かれているのに対して、「イ・サン」では歴史上の事件を多くドラマに盛り込み、史実とフィクションを実にうまく絡めている。同時代を描く映画やドラマのロールモデルとしても絶対押さえておきたい一作だ。(詳細はコチラ⇒イ・ビョンフン監督「イ・サン」考


正祖の劇的な人生や挫折、成功や後悔、輝かしい実績や切ない愛と友情をドラマチックに描く「イ・サン」についての時代背景や実在の人物紹介、豆知識、そして各話の詳しいあらすじと見どころなどは【「イ・サン」を2倍楽しむ】で詳しく解説しているので、既視聴の方もコーナーを参考に再視聴されては?



テレビ大阪「イ・サン」番組公式サイト
 2024年8月21日スタート 月~金17:25-18:25 再放送
 2022年3月17日スタート 月~金11:59-12:57 終了
 2019年2月20日スタート 月~金12:00-13:00 終了
 2014年8月5日スタート 月~金11:59-12:57 終了
YouTube|予告動画

kandoratop【作品詳細】【「イ・サン」を2倍楽しむ】