「光る君へ」ついに『源氏物語』誕生に吉高由里子もXで大興奮!第31話ネタバレと第32話予告
NHK大河ドラマ「光る君へ」(毎週日曜総合20時~、BS、BSP4K18時~)8月18日(日)放送の第31話「月の下で」源氏物語がついに爆誕!8月25日(日)放送の第32話「誰がために書く」まひろ(吉高由里子)が宮中へ出仕、新展開へ。予告動画は公式サイトで公開中だ。
8月18日放送の第31話では、道長(柄本祐)が一条天皇(塩野瑛久)へ献上する物語の執筆をまひろに依頼。まひろが書く『源氏物語』の爆誕回となった。まひろと道長、2人だけの時間が流れる中、月を見上げ「誰かが今、俺が見ている月を一緒に見ていることを願いながら、俺を月を見上げてきた」と、あたかもまひろを想って月を見てきたと語る道長に、ネットでは「胸を鷲掴みにされました・・・」「月の下で見つめ合うシーン、尊い」と視聴者も釘付けとなった。
そして8月25日放送の第32話では、一条天皇がまひろの物語に興味を示したことから、道長がまひろを彰子(見上愛)付きの女房として執筆を続けることを提案する。ついにまひろが宮仕えとなるが、予告では道長の正妻・倫子(黒木華)が「殿がなぜまひろさんを御存じなのですか」と話すシーンも。道長とまひろの関係が倫子にバレてしまうのではないか。次回も見逃せない展開となりそうだ。
■吉高由里子もXで盛り上がる
第30話にしてやっとまひろが『源氏物語』を誕生させた。毎週放送前にはまひろ役の吉高由里子はXで「あなたの1時間私に下さい」と呼びかけてきたが、『源氏物語』誕生回はリアルタイムで視聴し、Xにコメントを続々と投稿し注目を集めた。まず「お待たせしました!今宵!源氏物語が爆誕します!」とはじめ、「長い長い撮影も終わりが少しずつ見えて参りました」と、撮影が順調に進んでいることも明かした。
また、月を見るシーンでは「まーた月をみてるよこの2人」や、「時はいくらでもありますゆえってドキッとしちゃう言葉だけど 時なんてあっという間になくなっちゃうよなぁ」など、物語に突っ込みながらの実況も。また、越前紙に物語を書き始めるシーンでは「めっちゃこの字を練習して、家中呪詛みたなことになってた」と苦労話も披露。また、物語が降って来るシーンでは「ここ!好き!」「フランダースの犬みたいな音楽めっちゃいいよね」と感動を爆発させながら、無事に放送が終了した。
途中、「しかし帝美しいよな AIかよ!」と直球コメントに、一条天皇役の塩野瑛久から「吉高さんも、ありがとうございます。笑」と共演者同士のやり取りも見せてくれた。言葉選びが抜群の吉高由里子のコメント投降は、ひとつひとつに100以上のコメント、多いときは3000リポストがつくほど注目度も高い。今後の物語の展開と共に、主演のコメントがきけるチャンスとなるので、こちらも注目して物語を最後まで見届けたい。
■第31話ネタバレあらすじ
安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)の助言通り、心の中にいる人であるまひろのもとを訪れる道長。話題の『カササギ語り』が面白ければ寂しく暮らす中宮・彰子に物語を書いて欲しいと依頼する。『カササギ語り』燃えてしまったと話し、そんな簡単に新しいものは書けないと断るが、道長は「どうか考えてみてくれ」と告げて帰って行った。
まひろはあかね(泉里香)から『枕草子』の感想を聞くと、「なまめかしさがない」「『枕草子』は気が効いているけど、人肌のぬくもりがないでしょ」という理由から感動しなかったと話す。そして自分の歌をまひろに聞かせた。この日、まひろはあかねから『枕草子』の写本を借りた。ききょうも彼女らしい『枕草子』を書き、あかねも自由に歌を作っている。そんな彼女たちに触発され、ついにまひろは物語を書き始める。そのことを道長に伝えると、すぐに百舌彦(本多力)が従者を連れて越前紙を届けにやってくる。
道長の嫡男・頼道は元服して、正五位下の位を得ていた。そのため、明子(瀧内公美)は自分の子供にも位が欲しいと道長にねだるも、「倫子の家には世話になった。土御門は財もある。それがどれだけ私の後押しになったか。」とそれとなく断るが、食い下がる明子に、内裏で息子同志が争うことがあってはならないと明子をたしなめた。倫子とは彰子の入内から気持ちがすれ違っており、この時から道長は内裏で過ごすことが多くなる。
一方、まひろはひとつの物語を書き上げた。道長の評価は面白いと上々だったものの、中宮・彰子を喜ばせるものとは違うのではないかとまひろは感じる。問い詰めると、道長は「本当は帝に献上しようと思っておった。」と本音を明かし、亡き定子からの呪いから解き放ちたいが、政の道具に使うと言えば、まひろが嫌がると思って伏せていたと話した。しかし、まひろは帝に献上するなら、違う物語を書きたいと意外な反応を見せる。そして、道長に一条天皇の生身の姿を話して欲しいとねだるのだった。
この日は、為時(岸谷五朗)たちはまひろに遠慮して家を出ていた。「時はいくらでもありますゆえ」と真剣なまなざしのまひろを前に、道長も本腰を入れて一条天皇のことを語り出した。それは、生まれた時の美しい様子や、中宮・定子との出会い、そして寵愛していたこと。それを聞いて、まひろは一条天皇も人として悩み苦しんだのだと道長に語った。
すっかり日も暮れ、道長が帰るころ、美しい月を見上げ、「人はなぜ月を見るのでしょう?」とつぶやくまひろに、道長は「誰かが今、俺が見ている月を一緒に見ていると願いながら、俺は月を見上げてきた。みな、そういう思いで月を見上げてきたのかもしれない」と答えた。そして、まひろに対する思いをこらえながら、道長は帰って行った。その後、まひろは執筆活動に没頭し、一条天皇の奉納する物語を書き上げるのだった。
まひろが書き上げた物語を読んで、道長は少し戸惑いの表情を見せる。なぜなら、それは一条天皇をモデルにした作品だったからだ。「かえって帝のご機嫌を損ねるのではないか」と心配する道長だったが、まひろの強い希望もあり、献上することを決意する。そして、物語を手に取った一条天皇は、冒頭の文章を読むと、表紙を閉じ、少し戸惑いの表情を見せながら、再び物語を手にとるのだった。
■第32話あらすじ
道長の思惑通り、一条天皇はまひろが書いた物語に興味を示す。そこで道長は、まひろに彰子がクラス藤壺へあがり、女房として働きながら執筆することを勧める。狙いは一条天皇が物語の続きを読むため、藤壺を訪れる回数を増やし、彰子との仲を深めるきっかけすることだった。まひろはその提案に戸惑うが、父・為時(岸谷五朗)に背中を押され宮中へあがる決意を固める。
NHK大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月7日(日)総合20時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:大石静、出演:吉高由里子、柄本佑、黒木華、瀧内公美、塩野瑛久、ユースケ・サンタマリア、岸谷五朗ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@nhk_hikarukimie」。第32話予告動画は番組公式サイトにて公開中。
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