津野くんの思いが切なくて涙が止まらない「海のはじまり」特別編ネタバレと第9話予告

08月27日09時00分ドラマ
©フジテレビ

主演の目黒蓮の体調不良に伴う休業の影響で、8月26日21時からフジ月9「海のはじまり」は水季(古川琴音)と津野(池松壮亮)の二人の恋を描いた特別編「恋のおしまい」が放送された。津野との恋を始まる前に終わらせる水季が描かれた。9月2日に放送される第9話の予告動画は番組公式サイトで公開中だ。



フジテレビ月9ドラマ「海のはじまり」特別編放送後のトピックス&第9話のみどころなど!

人は、いつどのように“父”になり、いつどのように“母”になるのか。この時代だからこそ伝えたい“親子の愛”を通して描かれる“家族”の物語を描く「海のはじまり」の第9話が8月26日に放送される予定であったが、主演の目黒蓮が療養のためにお休みを取ったことに伴い、第9話の放送は9月2日に延期となった。26日は、、『海のはじまり 特別編「恋のおしまい」』が放送された。なお、目黒蓮は順調に回復し、仕事にも復帰し始めているという。



津野(池松壮亮)と水季(古川琴音)が奏でる上質のショートムービー

夏(目黒蓮)と別れてから海を産んで一人で育てている水季。そんな水季と海を思いやる津野。二人の切なすぎる恋物語が展開された。ほとんどのシーンが二人による芝居となり、まるで上質のショートムービーを見ているようとネットの評価も好評だった。



「恋のおしまい」の意味

津野と水季は互いのことを強く思っているが、水季は海のために「今後は恋をしない」という。それは、好きな人ができたら、海が2番目になってしまうかもしれないという心配や、好きな人との子どもが欲しいと思ってしまうかもという杞憂なのだ。津野はどこまでも優しく、たとえ夏のことを思っている水季でも、お金のためだけにとまでいうのだが、水季の海に対する考えが強すぎる。

津野くん©フジテレビどこまでも優しく、「いいよ」と繰り返す津野の心中を察すると、これまで第1話から第8話までの津野の態度も自然な流れだったことがわかった。

劇中のCMも津野の日常を描くオリジナルストーリーに!


ドラマ開始後、最初のCMはサントリーの金麦のCMだ。ドラマとのコラボCMも多い中、今回、脚本の生方美久さ×村瀬健プロデューサーというドラマ制作チームが、ドラマの世界観を踏襲して作り上げ、津野の日常が描かれた。出演した池松壮亮は「この度、プロデューサーの村瀬健さん、唯野友歩さんにお声がけ頂き、生方美久さんの脚本で、大好きなジョン・ウンヒさんが監督する、大好きな「金麦」のインフォマーシャルに参加させていただきました。あまりに豪華なコラボレーションで作り上げたCMの仕上がりをひと足先に拝見して、本編では語られることのない津野のありふれた日常のひとコマに、その仕上がりの素晴らしさに、自分自身が深く感動してしまいました。ドラマを観(み)ていただいている皆様に、「金麦」を片手に、今作も合わせて楽しんでいただけたら幸せです。いつも少々棘(とげ)のある津野ですが、どうかこのドラマのことを最後まで皆様に愛していただけたらと思っています。引き続きよろしくお願い致します」と話している。

第9話のみどころは、夏と弥生の今後の関係


夏が海の父親になればなるほど、夏と弥生の関係が崩れてゆく。最初は母親になりたいと思っていた弥生もだんだんと二人と距離を置き始める。

第9話は夏と弥生の出会いにも焦点があたる。二人は海とともに家族になってゆくことができるのか?



「海のはじまり」は全12話で完結!

昨今の連続ドラマは11話、あるいはもっと短い回で終りを迎えることが多いが、この「海のはじまり」は全12話での放送となることが発表された。第9話が9月2日、第10話が9日、第11話が16日、そして、最終回となる第12話が23日に放送される。



■前回:特別篇ネタバレあらすじ

2021年、夏。南雲水季(古川琴音)は4歳の海(泉谷星奈)と小さなアパートで暮らしている。毎朝、自分のお昼におにぎりを握る。余ったご飯は冷凍しておくのが常だが、その日はすべてをおにぎりにしておいた。

朝、図書館司書として働く水季は図書館入口近くの駐輪場で津野晴明(池松壮亮)の姿を見つける。時間を合わせるために、わざとスニーカーの靴ひもをほどき、その場にしゃがんで結び直す水季。津野は水季の存在に気づき「おはよ」と声を掛け、2人で図書館の中へ入る。

昼休み、休憩室でひとりで休む水季のもとへ津野がやってくる。津野は行きがけにコンビニで買ったカップ麺とおにぎりを取り出して食事の準備をする。水季は津野のためにもってきたおにぎりをだせずにいた。

津野は「……南雲さんさぁ」と声をかけたのち、「なんか、どっか、行きたいところある?」と続ける。水季は海が水族館に行きたいといっているというが、津野は2人で出かけないかという意味で話したのだった。そんな津野の提案に水季は驚きつつも、「津野さんのこと好きになりたくないんですよ」と自分の心を抑制していると告白しだした。それでも結局、海を母・朱音(大竹しのぶ)に預け、二人で出かけることにした。水季は久しぶりにペディキャをして、いつものスニーカーとは違い、サンダルを履いておしゃれしていた。そんな水季を朱音は喜んで送り出した。

津野と水季はファミレスで食事をした後、プラネタリウムに向かう。水季の話はほとんどが、海のことと節約のことだった。それでも津野は優しく聞いていた。そんな水季のもとに朱音から海を水族館に連れて行き、帰りにレストランにゆくと連絡が入った。どちらもお金を貯めてから水季がやってあげようと思っていたことだ。そんな水季はどこかにゆくよりも家に帰って片付けとか作り置きをしたいという。津野は「いいよ」といって、二人でアパートに戻る。

洗濯物を片付けたり、掃除をしたり、食事を作りながら、津野は水季に「一緒にいよう」と言い続ける。二人でおにぎりを握る。水季は「津野さんのことが好きです」というが、津野とは付き合えないという。海の父親としても、恋人としても満点な津野なのに、津野が好きだという気持ちがあると夏(目黒蓮)のことを思い出してしまうから、そんな自分がいやなのだと告げる。それでも、津野はそれを含めて「いいよ」と言ってくれるのだが、水季は首を縦に振らない。海を第一にすると決めているからと言って、津野の訴えを却下した。

実家に海をむかえにいった帰り、津野は水季の手を握ろうと自分の手を差し伸べたが、水季はその手に海の手を握らせた。

翌日、同僚で二人の味方をしてくれる先輩の三島芽衣子(山田真歩)は、二人の様子からうまくいかなかったことを知る。

昼休みに水季と津野は話をする。津野は海の手がかかる間、ずっと助けるという。そして、その役割を交代する人ができたなら、自ら身を引くといった。



■第9話あらすじ

月岡夏(目黒蓮)は、百瀬弥生(有村架純)と南雲海(泉谷星奈)の3人でショッピングモールに行く。夏は3人で居るときの弥生の表情に違和感を覚える。

海を南雲家に送り届けた帰り道、夏は弥生に海とのことをどうしたいか尋ねる。返事を濁す弥生に、夏は海と3人で一緒にいる時、弥生が辛そうに見えると話す。愛想笑いで誤魔化そうとする弥生。そんな弥生に夏は「別れたい?」と切り出し…。

フジテレビ 2024年7月1日スタート。毎週月曜日21時放送「海のはじまり」。出演:目黒蓮(Snow Man)、有村架純、泉谷星奈、木戸大聖、古川琴音、池松壮亮、大竹しのぶ、利重剛ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@umi_no_hajimari」。TVerで最新話無料配信、FODで最新話まで全話配信中。



フジテレビ「海のはじまり」番組公式サイト

【2024年夏ドラマ紹介】【関連記事・各話のあらすじ】