新種のウイルス・ルミナに歌舞伎町が侵される「新宿野戦病院」第9話ネタバレと第10話予告
28日に「新宿野戦病院」(フジ、水、22時)の第9話が放送された。亨(仲野太賀)は南舞(橋本愛)にはっきりと振られるが、舞と岡本の恋も始まらなかった。9月4日、第10話が放送される。朝ドラ「虎に翼」から俺たちの轟・戸塚純貴までもがゲストでやってくる。そして、ヨウコ(小池栄子)と亨のキス!予告動画が番組公式サイトで公開されている。
フジテレビ水10ドラマ「新宿野戦病院」第9話放送後の話題と第10話のみどころ
「新宿野戦病院」は、さまざまなバックボーンを持つ“ワケあり”な登場人物たちが交錯する社会の構図をテーマとし、官九郎節ともいえるときにユーモアを織り交ぜながら、さまざまな悩みや問題を抱えながらも人生を強く生きる人たち・仲間・家族を通して、「命」の尊さを投げかける新たな救急医療エンターテインメントだ。その第9話が8月28日に放送された。
亨(仲野太賀)、岡本(濱田岳)、南舞(橋本愛)の3角関係は消滅!
岡本が目覚めるとそこはホテルの一室だった。部屋にいたのは南舞だったが、二人は映画の話で盛り上がっただけだった。それでも、二人は互いを思っている。しかし、そこには問題があった。亨はすっかり舞を付き合っていると勘違いしている。そんな亨のことを舞が“しっかり”と振ることにした。ただ、亨をふっても舞は岡本と付き合わない。
ショックを受けた亨は、自殺未遂で運ばれてきたオーバードーズの少女に愚痴を聞いてもらい、終いには励まされるという展開だった。
救急に来た酔った母親(佐津川愛美)が気付く聖まごころ病院の良さ
救急外来に運ばれてきた子どもを横山(岡部たかし)が診察すると、腕にあざがあった。さらに酒によった母親の星崎(佐津川愛美)は服を脱がせるのを執拗に反対し、最後は聖まごころ病院に悪態をついで出て行ってしまった。
そんな星崎には医師の間違いを押しつけられて看護師を止めさせられ、逮捕されたという辛い過去があった。聖まごころ病院のみんなが横山を助けるためにみなで奮闘している姿をみて「こんな病院だったら止めないで済んだ」とぼそっとつぶやいた。聖まごころの良さがわかったシーンとなった。
新種のウイルスによって再びのロックダウン生活に!
2025年、聖まごころ病院にも世間にも変化が訪れる。ヨウコは医師免許を取得し、勝どきの病院で研修医としての生活を送り始め、はづき(平岩紙)は知り合った人とラブラブな生活を送り、マユ(伊東蒼)は高校を卒業し一人暮らしを始めていた。
それぞれの人生がスタートしている中、新種のウイルスが日本にも忍び寄る。世界ではロックダウンがスタートしている。まるで新型コロナの時代を再現するかのようなシーンが、9月4日に放送される第10話で描かれる。
そして、新型のウイルス・ルミナを国内に持ち込んだ患者として、朝ドラ「虎に翼」に出演中の戸塚純真がゲストとして登場する。
■前回:第9話ネタバレあらすじ
聖まごころ病院では、ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)や高峰享(仲野太賀)たちによって生きる希望が湧いてきた堀井しのぶ(塚地武雅)の母・房江(藤田弓子)がホームヘルパーの甲斐と共に退院していくのだった。
岡本勇太(濱田岳)はラブホテルで半裸の状態で目が覚める。南舞(橋本愛)のエプロンが置かれており、焦る。岡本は、享に何か自分のことを舞から聞いていないか探るが、南とすでに付き合っている気でいる享は、何も状況がわかっていない。
岡本はラブホテルのことや今後のことを相談するべく、南と話す場を作るが、南は享とも岡本とも付き合うつもりはないと出て行ってしまい、なんとも言えない感情が岡本を襲うのだった。
舞は自分の誕生日に花束をもってやってきた亨に「好きなお巡りさんがいる」と告げる。この言葉で舞が好きなのが岡本だと思った亨は荒れ始めた。
そんな中、アメリカのケーブルテレビが聖まごころ病院の取材に来る。そういう日に限って何も起こらない“まごころ”だったが、高峰啓介(柄本明)は、当直の医師が、運ばれて来た患者さんの症状や治療方法を報告して、意見交換し合うカンファレンスを提案し、各医師たちの情報共有を行う。
まず、横山(岡部たかし)が担当した患者について話をする。子どもが腹痛でやってきたのだが、酔っ払った母・星崎(佐津川愛美)がついてきていた。そんな中、腕にあざを見つけた横山は虐待もあるのでは?と疑い、CTを撮ることを優先した。その前も子どもの服を脱がせようとすると反対していた星崎は、ついには病院をでていったというのだ。横山は盲腸の疑いと虐待の疑いとカルテに書いておいた。
次に、田島(馬場徹)が担当した男性患者について話をする。男性は女性用風俗店で働くセラピストなのだが、働く理由は、彼女を満足させてあげられないので勉強のために働いているという。そんな男性があろうことか客のまえで興奮してしまい、身体が反応してしまう。彼女のことを思い、「こんなものがついているからだ」と持っていたカッターで切り離そうとして病院に運ばれてきた。ヨウコが無事に縫合してみせた。
さらに、亨が担当したのは自殺未遂の少女だった。様子を見ているとき、少女が自分の境遇をはかなんで話をしようとすると、亨がそれを遮って、自分の愚痴をこぼす。しまいに、舞に振られた時のことを話し、号泣してしまう。しのぶたちに怒られるが、なんと少女はそんな亨に同情して慰めた。
カンファレンスが終わろうとしたとき、星崎が子どもを連れて、横山に文句をいいにやってきた。盲腸を発症していて、手遅れになるところだったといい、横山が誤診をしたことを訴える。しかし、聖まごころの医師たちは代わる代わるやってきて、横山が誤診ではなかったことを証明しようとする。そんな姿をみて、星崎はだまった。実は、看護師をして働いていた星崎は医師のミスを押しつけられて、逮捕されたことがある苦い経験があった。まごころの医師達をみて、「こんな病院だったら辞めずにすんだ」とつぶやいた。
星崎が帰ると、医師達、舞、撮影クルーで酒盛りでもりあがった。
2025年、ヨウコは医師試験に合格し、マユ(伊東蒼)は高校を卒業していた。研修医として働き出す前に一度アメリカに帰ろうとしたヨウコだったが、アメリカがロックダウンしたと知る。新種のウイルスが猛威をふるい始めていた。
■第10話あらすじ
歌舞伎町のホスト・凌介(戸塚純貴)はアメリカに行って、日本人で初めて未知の新種ウイルス・ルミナに感染してしまう。最初に国内に持ち込んだのが歌舞伎町のホストだということで、歌舞伎町ウイルスと呼ばれる。とても危険な感染症を引き起こす。凌介の感染を境に日本国内にルミナの感染が拡大してしまう。
勝どき医療センターの研修医として働いていたヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)や、高峰享(仲野太賀)たち聖まごころ病院の医師たちも、それぞれの場所でこの未知なるウイルスに対してどうするかを考えていた。 時を同じくして、外国人の相談をしていたNPO法人『Not Alone』は非難の的となり南舞(橋本 愛)たちの活動も制限をされてしまっていた。
二週間休みとなったヨウコが久しぶりに聖まごころ病院に戻ってきた。ルミナウイルス専用の病床をまごころに作るべく戻ってきたヨウコだったが、そんな中、高峰啓三(生瀬勝久)がルミナに感染してしまう。
フジテレビ 2024年7月3日スタート。毎週水曜日22時放送「新宿野戦病院」。出演:小池栄子、仲野太賀、橋本愛、濱田岳、平岩紙、岡部たかし、馬場徹、塚地武雅(ドランクドラゴン)、伊東蒼、中井千聖、石川萌香、萩原護、余貴美子、高畑淳子、生瀬勝久、柄本明ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@shinjyuku_yasen」。TVerで最新話無料配信、FODで最新話まで全話配信中。
◇フジテレビ「新宿野戦病院」番組公式サイト
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