BS12「風と雲と雨」第7-12話:留接所を必死に守ろうとするチョンジュンの努力もむなしく・・・
BS12で放送中の「風と雲と雨」はパク・シフ×コ・ソンヒ×チョン・グァンリョル共演で朝鮮時代末期を舞台にした時代劇。9月5日からの第7話~第12話のあらすじと見どころを紹介、告動画はYouTubeにて視聴できる。
「風と雨と雲」は、朝鮮王朝末期19世紀が舞台。四柱推命とサイコメトリーをテーマに、朝鮮最高の観相師と霊能力を持つ王女、権力者たちの王位争奪戦を圧倒的な映像美で描く本格時代劇。【「風と雲と雨」2倍楽しむ】では、時代背景や実在人物、各話のネタばれあらすじと豆知識などまとめて紹介している。
■キャスト
チェ・チョンジュン役:パク・シフ/カン・テウ
ポンリョン役:コ・ソンヒ/ホン・スンヒ
興宣大院/イ・ハウン役:チョン・グァンリョル
チェ・インギュ役:ソンヒョク/ホン・スンヒ
ほか
原題:바람과 구름과 비
■第7話
都で一番の占い師だと認められ、留接所の維持を願い出たチョンジュン。イ・ハジョンの口添えで、留接所の撤去を禁じる王命が下され、騒ぎは一件落着かに見えたが、 王命を無視したキム一族に留接所が急襲される。留接所でインギュに捕らえられたチョンジュンは、ハジョンたちと謀反を企てたという自白書を書けと強要される。
今回もパク・シフのキッレキレのアクションが見られる。背中に短刀を刺したまま戦う姿は圧巻。だがその後のインギュの拷問が酷い。顔に布を当て水をかける拷問は見ているコチラまで息苦しくなる。とにかくインギュの嫉妬心が凄い。ボンリョンがチョンジュンに近づくのは我慢がならないようだ。 ※この回の詳しいあらすじと見どころは7話ネタバレで。
■第8話
© 2020 TV Chosunキム・ジャグンは、王が朝廷で世継ぎ問題に言及したため、興宣君を使って国王候補のハジョンを陥れようと目論む。片やボンリョンはナハプと手を組み、チョンジュン を脱獄させる。お尋ね者となったチョンジュンは、漢陽から逃げるのではなく自らジャグンの屋敷を訪ねていき、次期国王は興宣君の次男ジェファンだと公言するのだった。
今回、一番の見どころは脱走シーンだが、チョンジュンとボンリョンの暗黙の了解でそれぞれの計画が見事にハマって脱獄計画が聖王する。チョンジュンはサングァンを、ボンリョンはナハプを…敵を抱き込み、気象まで味方に付ける脱走シーンは、アクションだけでないハラハラドキドキで楽しませてくれる。※この回の詳しいあらすじと見どころは8話ネタバレで。
■第9話
© 2020 TV Chosunインギュはチョンジュンをおびき寄せるためにボンリョンを自宅に監禁する。同じ頃、謹慎中のチョンジュンのもとにイム従事官が来る。連れていかれた先にいたのは次期国王候補イ・ハジョン。ハジョンはチョンジュンを殺すつもりでいたが、チョンジュンは自白書を取り戻すことが先決であり、次期国王は「生き残った者」だと言い放つのであった。
イ・ハウンの護衛武士ヨン・チソンは白頭山の狼の異名を持つ恐ろしく強い剣士だが、顔立ちは女性のように優しい。演じたのは、「大丈夫な大人たち~オフィス・サバイバル~」で人事チーム代理に扮したイム・ヒョンス。長年の秘密の計画がチョンジュンの一言で水泡に帰してしまったことでチョンジュン殺害を決意した興宣君。一度はチョンジュンと手を組もうとした興宣君。もう一度腹を割ってチョンジュンを話していればと、悔まれてならない。
※この回の詳しいあらすじと見どころは9話ネタバレで。
■第10話
© 2020 TV Chosun興宣君に撃たれ倒れたチョンジュンは救助され宿に運ばれる。同じく撃たれ崖から落ちたボンリョンを救ったのは母親のバンダルだった。キム・ビョンウンの私兵がボンリョンを捜す中、大妃の下に城門まで翁主をつれて行くという文が届く。ボンリョンを城門まで連れていくバンダルであったが、キム・ビョンウンの私兵の襲撃を受け、混乱の中で姿を消すのだった。
緊迫するシーンが続く中、今回はジェファンとジャヨンが話すシーンが初めてしっかりと描かれる。王族の素質を持つと言われてる2人だが、気心知れた仲だということが見て取れ、束の間の癒しをくれる。史実なら2人は後の高宗と明成皇后、つまり夫婦になるのだが、果たして本作ではどうなるのか?この2人については明成皇后&興宣大院君紹介で詳しく紹介。※この回の詳しいあらすじと見どころは10話ネタバレで。
■第11話
© 2020 TV Chosunボンリョンが興宣君に撃たれたと知った哲宗は、興宣君を捕らえ罪を問いただす。だが、そこへ現れたチョンジュンは興宣君が無実であると証言する。ある日、晋州の村 長がチョンジュンを頼ってやってくる。役人の不正を訴えて乱を起こした村人たちが、都に連行されていることを知ったチョンジュンは、イ・ハジョンに民の解放を訴える。
赤導師ジンサンとジャヨン考案の防弾チョッキのお陰で命拾いをしたチョンジュン。今回王である哲宗直々に身分違いを言われたチョンジュン。「これほど血色の良い頬をして生きていれば、息をしていれば…自分はそれで十分だ」と心中で呟きながらも突き放すチョンジュンが切ない。5年前の真実をチョンジュンが知るまであと少し!今回はまた新たなロマンスを感じさせてくれる一幕も。イ・ハジョンの護衛武士チソン(イム・ヒョンス)が薬房を訪れジャヨン(パク・ジョンヨン)からケガの手当てを受けるシーンだ。親身に傷の心配をしてくれるジャヨンを見つめるチソンの目が何とも甘い。ジャヨンは後の明成皇后になる人物。歴史通りとなれはチソンと結ばれることはあり得ない。早くもチソンの切ないロマンスの予感がする。
※この回の詳しいあらすじと見どころは11話ネタバレで。
■第12話
© 2020 TV Chosun興宣君のもとに軍威の県監がビョンウンの不正を訴えに来る。キム一族を倒せる絶好の機会だとばかりに、興宣君はイ・ハジョンと共に、哲宗にビョンウンの不正を告発する。次期当主であるビョンウンが捕らわれたにもかかわらず、ジャグンたちキム一族は落ち着き払っていた。そして、そのことを知ったチョンジュンは違和感を覚える。
前回蛍を見ながら「あの方が私のことを考えていらっしゃるのね」と呟くボンリョン。またチョンジュンは「こうして遠くから見守っているだけでいい、どうかケガをせず、二度と私の前からいなくならいように…そうやって輝いて生きてください」とボンリョンを想い合っていてもなかなかうまくいかないチョンジュンとボンリョンだったが、ついに誤解が解ける。それにしてもどうもあっさりと捕まったビョンウン。連行されチョンジュンとすれ違った時の不敵な笑みの正体は?
全ての誤解が解けたチョンジュンは一気にやきもち焼きに。懐中時計に興味津々でボンリョンに近づきすぎるパルヨンにも焼きもち。
※この回の詳しいあらすじと見どころは12話ネタバレで。
◇BS12「風と雲と雨」番組サイト
2024年8月28日スタート 水・木16:00-17:59(2話連続)
◇Youtube「風と雲と雨」予告動画
【作品詳細】【「風と雲と雨」を2倍楽しむ】