「悪い記憶の消しゴム」第11話・第12話:キム・ジェジュンvsイ・ジョンウォン、チン・セヨンを巡る兄弟対決!?

09月09日10時30分ドラマ
MBN Drama公式YouTubeよりキャプチャー

キム・ジェジュン主演のMBNドラマ「悪い記憶の消しゴム~My Memories~」が毎週金土曜日21:40から放送中。今回は、9月6日・7日に放送された第11話・第12話のあらすじ見どころをご紹介。本作はU-NEXTでも同時独占中だ。

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「悪い記憶の消しゴム~My Memories~」は、記憶を操作できる消しゴムにより人生が変わった男性(キム・ジェジュン)と、彼の初恋相手になってしまった女性(チン・セヨン)とのロマンスを描くラブコメディ。

■キャスト

イ・グン役:キム・ジェジュン
キョン・ジュヨン役:チン・セヨン
イ・シン役:イ・ジョンウォン
チン・セヤン役:ヤン・ヘジ
 ほか



■第11話


グンとジュヨンは、グンが初恋相手に会った思い出の場所である橋の上でキスする。しかし通行人が現れたため慌てて離れた二人は、ぎこちないまま車で宿に移動する。そこはグンの祖母の家だった。祖母の家なら悪い記憶ではと心配するジュヨンだったが、ここに来てみたかったというグン。食事をして寝ようとするも、昼間のキスを思い出して寝付けないジュヨン。そこにグンが声をかけて突然抱きついてきたため、ジュヨンは過度なスキンシップはダメだと言いつつ内心喜ぶ。しかしグンはどこからか聞こえてくるネズミの声に怯えていたのだった。普段から研究で実験用マウスを扱っているジュヨンは全く怖がる様子もなくネズミを探し、逃げるグン。その後落ち着きを取り戻し、庭に出た二人は美しい星空を眺めながら語り合い、眠りにつく。

翌日、グンとジュヨンも選手村に到着。報道陣が集まる中で選手や監督の記者会見が行われるが、シンは報道陣の前でのインタビューは嫌だと拒否。そんなシンを見かねたジュヨンがシンを訪ね、自身のコンプレックスなど普段話さない感情を吐露して励ます。それを聞いたシンは「二人とも欠点があるんだ」と共通点を見つけて嬉しそうに「二人で一緒に頑張ろう。自分を認めて、感情に正直になること」と提案。こうしてジュヨンのおかげでシンは記者会見のインタビューに向かうことが出来たのだった。

セヤンは監督の通訳として記者会見をこなし、会場を出たところ実の母が目の前に現れ驚く。セヤンが韓国で実の父を探していることを知った母は、すぐに仕事もやめて帰国しろと無理やり連れて行こうとする。そこに偶然出くわしたグンはセヤンが所属するエージェンシーの代表だと挨拶し、窮地に陥っていたセヤンへ助け舟を出す。何とか母を送り返すことに成功したセヤンは、その流れで実の父を探すためにグンに付き合ってもらう。するとグンの幼い頃を知っている人物に会い、過去の話を聞いているうちにグンはまた頭痛に苦しむ。そこにタクシーが通りかかり、かつて自分を置いてタクシーで去った両親とシンを追いかけた記憶が蘇ったグンは、朦朧としながら当時と同じようにタクシーを追いかける。そして過去落としたメダルを拾おうと自身も川に落ちた記憶までフラッシュバックし、同じように川に飛び込もうとしたため、追いかけてきたセヤンが慌てて助ける。グンは自身を覗き込むセヤンの顔を見て、過去の初恋相手の記憶と重なるのだった。

ジュヨンはシンからの「自分を認めて正直になろう」という言葉を反芻して、自分は資格がないのではと悩んでいたが、そこにグンが駆けつけてきて「どこにも行くな。自分の隣から消えないで。今目の前にいればいい」と抱きしめる。ジュヨンは涙を浮かべながら「私どこにも行かない、行けない」と答える。しかしその時、報道陣のインタビューが終わり嬉しそうにジュヨンに会いに来たシンが、二人を目撃してしまうのだった。

夜に星を見に行こうとグンに誘われたジュヨンだったが、セヤンの母から呼び出され、セヤン帰国に協力してほしいと頼まれる。セヤン本人が決めることだと断るも、そこで過去にシンとセヤンが恋人関係だったことを知る。全てが繋がり、グンの初恋相手がセヤンだと分かったジュヨンは、自分を待っているグンの後ろ姿を見ながらも踵を返し、シンに電話して会いに行く。

プールサイドにいたシンの元へやってきたジュヨンは、グンの初恋相手はセヤンなのかと問い詰め、あっさりと認めるシン。なぜ当時真実を話さなかったのかと言い合いになるが、そこに現れたグン。シンはグンに気づいて、挑発するかのようにジュヨンに無理やりキスをする。怒ったグンが殴りかかろうとしたところで、シンはグンをプールに突き落としてしまい…。

■見どころ


第11話視聴率は0.4%。キスでお互いの気持ちを伝えあったグンとジュヨンは、ドタバタ劇もありながらも二人で素敵な時間を過ごす。過度なスキンシップは禁止だと言いながらも期待しているような顔のジュヨンは何とも可愛らしい。

セヤンの母が娘を帰国させようと登場するが、そこに遭遇出したグンが逆にセヤン母を脅す!?グンは「本来通訳として就労ビザを作ったが、実際他の目的で韓国に来たのであれば偽装就労となる。セヤンさんを詐欺容疑で控訴し出国禁止になるためすぐには帰国できそうにない」と驚きの発言。無事母を送り返したセヤンは、自分の継父がイタリアで最も大きな「組織」の人間だということを明らかにし、一気に血の気が引いて前言撤回しようとするグンだった。このように、グン×セヤンも段々とケミを発揮し、ジュヨンとはまた違った魅力を見せる二人のシーンも注目だ。

一方、以前ジュヨンとハン教授の話を盗み聞きしたユン・テオ(キム・ジェヨン)は、副作用が何なのか、それが分かれば研究を奪うことができると考え、同僚が食事で席を外す際にジュヨンやハン教授のデータを盗んでしまう。これが後に大きな問題になるのではないかと、今から不安になってしまうが…。


悪い記憶の消しゴム12

■第12話


シンと揉み合いの末プールに落ちたグンを見て、ジュヨンはすぐさま自身もプールに飛び込む。シンも続けて飛び込み、二人で何とかグンを引き上げて心配蘇生を施す。その後グンが目を覚ますとベッドに横たわっており、目の前にいたのはセヤン。ジュヨンの頼みでセヤンがグンの看病をしていたのだった。今すぐにでもジュヨンに会いたいグンとは対照的に、冷たく接して距離を置こうとするジュヨン。

セヤンはグンのためにイタリアの民間療法を試そうと「グラッパ」を準備するも、母の味にならないと試飲をしすぎて酔っ払ってしまう。グンに振舞うも結局自分が倒れてしまい、今度はグンがセヤンを看病することに。吐き気がするセヤンを介抱しながら家まで送る。

一方、グンやシンのことで悩んでいるジュヨンが帰宅すると、家にはシンが家族と仲良く話していた。ジュヨンはシンを玄関の外に呼び出し何をしているのかと怒るが、シンは「電話にも出ず、会う方法がこれしかなかった」と言い訳する。ジュヨンは避けてる理由があると怒ったためシンは無理やりキスしたことを謝罪し改めてジュヨンに告白するが、ジュヨンは断り、続けて何故セヤンが初恋相手だと黙っていたのかと責める。しかしシンは開き直り、呆れて立ち去ろうとするジュヨンの腕を掴む。

するとそこに、セヤンをおんぶしたグンが帰宅して4人が一堂に会する。酔っ払ったセヤンを心配するジュヨンに対し、グンは「僕のことは心配しないのか?ずっと体調が悪かった。僕は君のことをずっと考えたのに」と言うも、ジュヨンは「大丈夫そうに見えるけど」と相変わらず冷たい態度。セヤンとジュヨンが帰宅し、立ち去ろうとするシンに向かって、グンはテニスの対戦を申し出る。

テニスのゲームが始まり、兄弟の激しいラリーが続く。グンは自身の事故に関してシンが隠し事をしていると疑い水面下で動いていたが、ここでついに核心に迫る。シンがいつも身につけていた名前が刻まれた夜光バンドについて言及し、最近身につけていないのは何故かと問う。ドキッとしたシンは家にあると答えるも、「無くしたのではなく?例えば、漢江とか」とサーブをしながら放ったグンの言葉に、シンは驚いてレシーブを打ち返すことも出来なかった。グンは漢江に落ちた事故当時、シンのバンドが水中に浮かんでいる記憶が蘇ったのだった。

一気に不安に押しつぶされそうになるシンは、更に後日、事故の目撃者らしい謎の人物から事故当日の写真が送られ、4時にカフェに来いと脅迫される。約束の場所に一人で待っていると、突然怪しい男が目の前に現れたためホン代表が送り込んだガードらがその男を押さえつけるが、実はただのシンのファンでサインを貰おうとしているだけだった。するとシンが一人ではないとばれてしまい、謎の人物は逃げてしまう。シンは慌てて追いかけるが、その途中で車との接触事故を起こしてしまう。

一方、グンの元へグッポン(イ・ダル)からの電話があり、シンが突然選手村から離脱したという知らせが。シンがいなくなったら、混合ダブルスペアのシオンまでが出て行かなければならなくなり、緊急事態に追い込まれたグンだったが…。

■見どころ

第12話視聴率は0.3%。物語が大きく動いて、見逃せないシーン満載だった本話!グンとセヤン、ジュヨンとシンがそれぞれストーリーが描かれ、より複雑な四角関係を見せた。4人がジュヨンの家の前で鉢合わせた際には、熱が出て体調が悪かったグンが冷たいジュヨンに対して寂しさを露わにするも「大丈夫そうに見えるけど。」という冷たいジュヨンの発言!風邪で辛い時に好きな人にこんなことを言われたら、ショックで泣いてしまいそうだ。そこにシンが「ジュヨンさんがなぜ兄さんの心配をするのか?楽しかった、食事もありがとうとお母さんに伝えて」と追い打ちをかけるような発言をし、グンが誤解してしまうような発言はしないで!と思わず叫んでしまった。この時はシンに怒りを覚えた視聴者も多いはず。

また自分はどうすればいいのかと悩み苦しむジュヨンに対する「薬もない。血が出れば軟膏を塗ればいいが、心の傷には軟膏がない。何故かって?ずっと記憶に残るように。悪い記憶も、時間が経てば思い出になるんだ」という言葉が視聴者の心にも響いた。この言葉通り、自分はグンの初恋相手ではない、嘘をついたと苦しまず、自分の気持ちに素直になってほしいと願う。

いよいよクライマックスへと向かう「悪い記憶の消しゴム」は毎週金土曜日21:40から放送、U-NEXTでも同時独占で見放題配信する。



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