「悪い記憶の消しゴム」第13話・第14話:ジェジュン、事故の真相が明らかに!記憶リセット手術で、自尊心が低い過去の姿に元通り!?

09月16日19時30分 
(2024年09月16日19時31分 更新)
ドラマ
MBN Drama公式YouTubeよりキャプチャー

キム・ジェジュン主演のMBNドラマ「悪い記憶の消しゴム~My Memories~」が毎週金土曜日21:40から放送中。今回は、9月6日・7日に放送された第13話・第14話
のあらすじ見どころをご紹介。本作はU-NEXTでも同時独占中だ。

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「悪い記憶の消しゴム~My Memories~」は、記憶を操作できる消しゴムにより人生が変わった男性(キム・ジェジュン)と、彼の初恋相手になってしまった女性(チン・セヨン)とのロマンスを描くラブコメディ。

■キャスト

イ・グン役:キム・ジェジュン
キョン・ジュヨン役:チン・セヨン
イ・シン役:イ・ジョンウォン
チン・セヤン役:ヤン・ヘジ
 ほか



■第13話


シンの失踪と共に、グンとシンの写真が世間に流出し、シンの殺人未遂疑惑がニュースで報道され世間では大騒ぎ。グンは慌てて警察に向かい、ホン代表と共にシンのストーカー情報を追うも追跡不可なため、まずはシンを探すことに。スマホをカフェに置いていったシンだったが、スマートウォッチのGPS記録から周辺の防犯カメラでシンの姿を確認するも、警察からはこれ以上の追跡が難しいと言われてしまう。ホン代表はストーカーがシンに危害を加えたらどうするのかと迫るも、実害がまだないため難しいと理解したグンは「殺人未遂容疑ならどうですか?」とシンの容疑を証言するかのような発言をして立ち去る。

しかしグンの投身事故当日、実際に漢江に見を投げたのは、グンではなくシンだった。その日、グンとシンは橋の上で喧嘩をし、「挫折した兄の夢を追いかけて、俺がどのように生きてきたか分かるのか」と、強迫症などを抱えながらも走り続けるしかなかった苦しさを吐露するシンに対してグンが「ならやめろ。俺の人生を代わりに生きてくれなんて頼んだことはない、やりたいように生きろ」「ずっと俺だけを追いかけてきた’真似しい’じゃないか」と言い放つ。この言葉にショックを受けたのか、ふと振り返るとシンは橋の手すりに腰掛け、そのまま「苦しい。もう休みたい」とそのまま身を投げたのだった。グンは慌てて駆け寄り手を掴んで助けようとするも結局二人で落ちてしまい、その際グンが頭を強く打ってしまう。こうしてシンがグンを救出し、救急車を呼んだのだった。

シンの失踪はSNSやニュースだけでなくテニス協会でも問題となり、緊急会議が開かれる。協会長は、2日以内にシンが出てこなければ資格停止だけでなく永久除名まで考えると厳しい発言。何とかしなければと焦るグンだったが、SNSでシンの目撃情報が出たと、急いで現場へ向かうことに。

一方ジュヨンもまた、公衆電話でシンから電話がかかってきたため、その電話番号から公衆電話の位置を確認し、シンに会いに行く。ジュヨンが来て喜ぶシンだったが、グンがシンのために奔走していることを聞き、ジュヨンはグンのために自身を探していたのかとがっかりする。シンはジュヨンと会話を交わし、事故当日、実は自分が飛び降りようとしたことを打ち明ける。グンのことを「手首の怪我のせいで人生を棒に振り弟の影として生きてきたのに、その手でまた弟の自分を選んだんだ、バカみたいに」と語り、ジュヨンは黙って聞いているのだた。

すると次の瞬間、遠くにいるグンに気づいたジュヨンは慌てて立ち上がり追いかける。グンはジュヨンとシンの関係を誤解して立ち去ろうとし、誤解だと言うジュヨンに対して「君にも飽きてきたし面倒なことは大嫌いだと、関係を整理しよう」と冷たく言い放つ。それでもジュヨンは嘘だと言ったため、グンは「君のことが大嫌いでうんざりだ。君がそんなだから、お父さんも君のもとを去ったのではないか?」と言い、ジュヨンは平手打ちをし、もう十分だと言い、グンは立ち去る。しかしその後、グンもジュヨンもそれぞれ涙を流し、シンは泣き続けるジュヨンを、後ろからずっと見守っていた。

一方ハン教授は、とある論文から、グンの副作用である「初恋に関する記憶認識エラー」も現状復帰できるかもしれないことを知り、大きく安堵する。そんな中、実験用マウスがいなくなったことに気づくとテオから「マウスを使った記憶のリセット実験に成功した」と聞き、勝手な行動に怒るも、逆にグンの副作用の話をちらつかせ脅されるのだった。
ハン教授からそれを聞いたジュヨンは、グンが実験のことを聞いたら大変だとすぐに出発しようとする。ジュヨンのグンに対する気持ちが本気だと気づいたシンは、バイクでジュヨンを送ってあげることに。到着してグンの元へ走るジュヨンの後ろ姿を眺めながら「行ってらっしゃい」と、自身の気持ちを諦める姿を見せるのだった。

ジュヨンは急いでグンの家に向かったが不在のため病院へと走る。するとテニスコートへ向かうグンを見かけて追いかける。そこで向かい合った二人は、想いを抑えることができず、グンはジュヨンの元へ近づきキスをするのだった。


■見どころ


第11話視聴率は0.4%。事故当日、漢江へ飛び降りたのはグンではなくシンだったということが明らかになり、視聴者からは驚きの声が届いた。橋から身を投げる時のシンの全てを放棄したような表情や、グンの元へ急ぐジュヨンを背後から見送るシンの表情など、イ・ジョンウォンはシンの複雑な感情を見事に演じきった。本話では精神的疾患を抱え、これまで苦しく生きてきたシンの様々な姿が垣間見れるので、是非とも注目だ。

また、これまでセヤンがずっと探していた実の父がついに見つかった!?急遽実の父に会えることになり、花束を持って待ち合わせ場所に向かうとスーツを着た男性が現れ、涙ながらに話をするセヤン。するとその男性は「実はお金を貰ってここに来ただけで、お嬢さんの父ではない」と申し訳なさそうに打ち明けるのだった。ジュヨンもその事実をセヤンの母から聞き、怒りを露わにする。セヤンの母は弁護士を通じてテニス協会に辞職願も出しており、ここまでする理由を問われた母はジュヨンが悪い記憶に対する記憶の研究をしていることを言及しながら「悪い記憶までほじくり返す必要があるのか?」と言う。するとそこにセヤンが現れ、泣きながら膝をついて「もう子供じゃない、私を放っておいて」と懇願する。しかし母には通用せずセヤンは泣きながら飛び出すのだった。またいつも明るいセヤンもまた、涙を見せこれまで両親の束縛のもと苦しんできたのではと思わせるシーンが続いた。


悪い記憶の消しゴム14

■第14話


シンは無事帰宅し、殺人未遂疑惑も払拭。安心するホン代表や両親だったが、シンは自分が本当にやりたいことを探したいと国体も放棄し、1年休むことを宣言。両親は大反対するも、シンの意思は固かった。その後、食べてみたかったとインスタント食品を買い漁ったりと少しずつ自分の意思で動き始めるが、母は引退してからいくらでも休めるなどと怒り続けるのだった。

グンの臨床実験の副作用の秘密を知っているテオは、マウスでのリセット実験に成功したため、今度はグンのリセット実験に同意しろとハン教授とジュヨンを脅迫する。二人は仕方なしに、実験をテオに引き継ぐことを発表し、周囲を驚かせる。しかし、何としてでもグンを守りたいジュヨンは、テオのリセット実験よりも早く「副作用をなくす実験」を成功させなければと、寝る間も惜しんで全力で研究に取り組むことに。一方でそんなことは知らない、グンはジュヨンとのデートに嬉しそうな姿を隠せない。

図書館で過去の資料を漁るセヤンは、実の父の代わりに出てきた男性からの話を元に、古い新聞記事から母と並んで笑顔で写る男性の写真を発見、実の父らしき人物を見つけたと喜ぶ。またその時隣にいたグンは、セヤンとの会話からヒントを得て、ストーカーがシン宛に送った写真の封筒に、唾液がついている可能性があると気づき、DNA鑑定を依頼する。

セヤンがジュヨンの家に帰ると、そこにはセヤンの母が、セヤンをイタリアに連れ戻そうと待ち構えていた。ジュヨンの母も帰れと怒鳴り、諦めて車に乗ったセヤンだったが、突然目の前にバイクが現れ転倒し、そのすきにセヤンは車から降りて逃げる。そこに先ほどのバイクに乗った人がセヤンを乗せて逃走を助ける。助かったとお礼を言うセヤンだったが、その男性がヘルメットを脱ぐと、それは新聞記事で見た実の父らしき人物だった。ついに実の父に会えたセヤンは涙ながらに再会を喜んだ。父は一緒に住もうと言いセヤンは快諾。しかし、時折垣間見える父の狂気的な一面に恐怖心を抱くも逆らえないセヤン。他の誰にも連絡するなと、スマホも没収されてしまうのだった。

ジュヨンはグンの副作用である記憶認識エラーを治すための実験に成功し、翌日すぐにグンに対して行うことに。自身を初恋相手と思っているグンとの最後のデートを楽しもうとするジュヨンだったが、複雑な心境であり時折表情が曇る。そんなジュヨンの様子に気づいたグンはとびきりの笑顔でジュヨンを癒すのだった。

そして実験当日。ジュヨンはグンに全てを話し、実験センターに向かうとハン教授に電話した後、グンが来るのを待つ。しかし一足早くグンを呼び出したのはテオだった。手術室へグンを呼び出したテオは、グンに臨床実験の対象者であり、ジュヨンがその実験の主体者だとうこと、ジュヨンが偽の初恋相手ということを暴露。グンは衝撃のあまりまた頭痛に苦しむ。その時ハン教授が現れすぐに実験中止しようと叫ぶも、テオはジュヨンと共犯者だと言い、グンはジュヨンらに裏切られたショックで壁を拳で殴りながら嗚咽した。

その頃グンを待っていたジュヨンは、ハン教授からの連絡を受け慌てて席を立とうとした瞬間、ミサンガがちぎれて床に落ちるのだった。

こうして、テオによるグンのリセット手術が始まってしまい…。

■見どころ


第14話視聴率は0.5%。セヤンの実の父(アン・ネサン)が明らかになったが、これまでシンを脅迫していたストーカーだった!?殺人まで犯した凶悪犯であり、セヤンの母が必死にセヤンを会わせないように、無理やり連れ返そうとしたのは、そういうことだったのか…!と今更ながら気づいて鳥肌モノの展開が続く。「演技自体が鳥肌が立つほど本当に驚いた」と、セヤンの父役を演じたアン・ネサンの演技を賞賛する声も多数。

また、13話のラストで再び結ばれグンとジュヨン、本話ではデート姿が描かれる。しかし「初恋の記憶が戻る前の最後のデート」だと複雑な表情を見せるジュヨン、対するグンは風船を片手に嬉しそうに出迎えて明らかに浮かれている様子。予約していたのが翌日だったなど早速失敗してしまうグンだが、気を取り直して食べ放題のお店で綺麗にプレーティングしてジュヨンにサービングするなど、デートを楽しむ二人。ジュヨンの表情が曇るのに気づいたグンは「僕の目を見て、ヒーリングになるよ」とジュヨンに優しくバックハグをするシーンなどときめく描写も!しかし視聴者も、ジュヨンと同様に、不安感も感じたのではないか?幸せな展開が続くかと思ったのもつかの間、テオが何とも残酷な方法で真実を告げてしまう14話ラストシーンは、もうこれ以上やめてくれと胸が張り裂けそうな思いだった。予告動画を見た視聴者からは「次回、グンはまた1、2話のような姿になるなんて可哀想」「ジェジュンオッパ、哀れだ」という声が多数寄せられた。

次週、ついに最終回を迎える本作品、無事ハッピーエンドで終わることができるだろうか!?




「悪い記憶の消しゴム」第15話予告(韓国語)

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