【最終回ネタバレ】「ギークス~」松岡茉優、田中みな実、滝沢カレンは爆弾犯を捕まえ日常に戻ってゆく

09月20日10時24分ドラマ
©フジテレビ

何も盗らない空き巣犯、徐々に強力な爆弾を使うようになる爆弾犯は同一人物?西条唯(松岡茉優)、吉良ます美(田中みな実)、基山伊織(滝沢カレン)が謎を解いて、日常へと戻っていった。「ギークス~警察署の変人たち~」の最新話はTVer、全話はFODで配信されている。



フジテレビ木10ドラマ「ギークス」最終回放送後の話題や視聴率など!
「ギークス」は頭は切れるのに人間関係に難アリな警察署勤務の女ギークたちが、週末の井戸端会議で事件解決をスーパーアシストしてしまう、新感覚の“痛快エンターテイメントドラマ”だ。松岡茉優、田中みな実、滝沢カレンが個性的な「ギーク」を演じる。その最終回・第11話が19日に放送された。

世帯視聴率は初回から6.1%、5.5%、4.8%、5.0%、4.2%、3.9%、4.8%、4.8%、4.1%、4.5%、個人視聴率は3.5%、3.0%、2.6%、2.7%、2.2%、2.1%、2.6%、2.8%、2.2%、2.4%と推移し、最終回は世帯3.9%、個人2.1%となった(ビデオリサーチ社調べ、関東地区)。

空き巣犯&爆弾犯はプライド高き研究者


最終回では一見何も盗らないで立ち去ったように見える空き巣犯と、爆弾犯の話となった。道路に詳しい基山(滝沢カレン)が二つの事件がすぐ近くで起きていることに気がつき、吉良(田中みな実)はプライド高い研究者ではないかとプロファイリングする。空き巣犯が残した足跡や指紋を採り、セキュリティを解除するために小物をとったことに気がついた唯(松岡茉優)はその方法を解明した。そして、3人の力と、芹沢達で大学院生の今野勇気(猪塚健太)が尊敬する研究者の名誉のために犯行を行ったことを探し当てた。

唯(松岡茉優)の恋は?


唯と隣に住む警視庁の監察官・安達(白洲迅)、同期の芹沢(中村蒼)との恋の三角関係がどうなったのかといえば、結局、安達と一歩近づき、芹沢のことは“身内”のように思っていることもわかった。

父親の遺品の中に書かれていた「カッパの真ん中605」は、かっぱ橋から6:05分に見る夕日の風景を指していた。それを解明してくれのは足達だ。そして、二人でその絶景を見て、足達に対して唯の心も開いた。

芹沢が爆弾処理の時に危険を冒した時、本当に芹沢のことを心配した発言をしたので、吉良は唯の心は芹沢に向いていると思ったのだが、唯にとっては芹沢は「とっても身近な人」であり、父親のような存在なのだ。そのことを知った芹沢も「父親かぁ」とつぶやいた。いずれにしても、唯が“恋”といえるまでの関係になってはいない。

松岡茉優、田中みな実、滝沢カレンのクランクアップコメント


クランクアップに際して、3人のクランクアップの模様が番組公式サイトにアップされた。放送前からクランクアップしたら寂しいと思っていたという滝沢カレンは「また、皆さんと会えるように頑張りたいです。幸せな4ヶ月でした」とコメントを残した。

また、田中みな実は「すごく楽しかったので、寂しいです…。撮影期間がこんなに早く終わってしまう感覚がする現場は初めてです」と、あっという間の撮影期間を振り返った。

主演の松岡茉優のクランクアップ時には田中みな実、滝沢カレンも駆けつけたという。松岡は「皆さんとお別れするのはすごく寂しいのですが、これがお別れではないので、また会えたら本当にうれしいです。支えてくださって本当にありがとうございました!」と締めくくった。

コメントなどの全文は番組公式サイトに掲載されている。

■最終回・第11話ネタバレあらすじ


西条唯(松岡茉優)の家に、10年前に亡くなった父親・西条真(堀部圭亮)の遺品が送られてきた。その中の手帳に「カッパの真ん中 605」という謎の書き込みを見つける。書き込みの意味が分からない西条は、吉良ます美(田中みな実)と基山伊織(滝沢カレン)に話をする。

手帳に「カッパの真ん中605」と書かれていた9月10日は西条が実家で過ごす最後の日で、翌日から一人暮らしを始める予定だった。真は最後に「特別なプレゼントを用意する」と言い残していた。一緒に遺品を整理してくれた足達(白洲迅)は唯のためにそのことを探し始める。父親が亡くなっていたという場所の近くを探し、カッパ橋という橋があることを突き止めた。

空き巣事件を調べる西条が被害に遭った住宅を調べたところ、侵入口付近にあったのはオランウータンの足跡だった。オラウータンが空き巣なんてすることはありえないと、報告を芹沢(中村蒼)らに笑われた西条は、吉良と基山を連れて大学の動物行動学研究室へと向かう。不在の教授に代わって応対する大学院生の今野勇気(猪塚健太)に、西条はオランウータンに空き巣の犯行が可能かと真剣に尋ねる。今野はオラウータンは非情に賢いのでそんなことができなくはないというが、実際には檻に飼われているので犯行は不可能だ。今野はオラウータンが能力を評価してもらえていないのかもと口にした。

その頃、杉田翔(泉澤祐希)らは爆破事件の鑑識作業をしていた。被害は小規模なものだったが、島根太一(マギー)は爆弾に付いていたマークが気にかかる。それは数年前に爆弾を設計した数学者の森智彦教授の事件だった。杉田は森が犯人では?というが、島根はすでに森が死んでいることを告げる。

空き巣事件がまた発生したが、今度も取られたものはうがい用のコップだけだった。その数日後、小鳥遊市内の病院で爆破事件の予告がでた。芹沢たちがむかうと、トイレの屋根裏に爆弾が隠されていた。爆弾処理班が間に合わない中、芹沢が爆弾を河原に投げ込んで助かった。爆弾の威力は増していた。

このことを聞いた唯は芹沢に猛然と怒る。自分の命を省みないなんておかしいと真剣に訴えた。

空き巣に入られた家を巡回していた基山は爆弾犯の捜査をしている刑事と出会う。そのことから、二つの事件は関係があるのでは?と思いつく。吉良は爆弾犯のプロファイルを進める。唯は現場に残されていたオラウータンの足跡の作り方や、コップから指紋を採取してセキュリティを解除できるかを調べ始める。そして、3人の考えは一致した。犯人は大学院生の今野だと。

ただ、3回目の爆弾については場所が特定できない。そんなとき、警察署内ですれ違った警官が「窓ガラスが割られた」という。基山が話をきき、3回目の爆弾は警察署内に仕掛けられたことに気がついた。

今野は唯、吉良、基山に警察に呼び出される。自分が疑われていると思っていない今野はケーキをもってやってきた。そして、3人に、森教授を尊敬していて、森のことをもっと評価させるために、爆弾をしかけたのだろうという。空き巣に入ったのは、いずれも爆弾を仕掛ける場所の警備をしていた人の家。そこから持ち帰った歯ブラシやコップから指紋を作り出してセキュリティを解除していたのだ。自分の行為を、天才・森のことを評価しなかったためだと正当化しようとする今野だったが、吉良に「ただの凡人なだけ」と言われてしまい動揺する。実は芹沢たちが爆弾の処理はすでに終えていた。今野は凡人と言われて激高するが、唯は「定時だから帰ります」といって、今野のことを芹沢に任せて帰ってきてしまった。

家に戻ると足達が実家から送ってもらったらっきょうをもってきていたので、一緒に屋上でビールを飲む。吉良は市長(ウエンツ瑛士)とデートの約束をする。基山は家族から離れて一人で独立することを決めた。

フジテレビ 2024年7月4日スタート。毎週木曜日22時放送「ギークス~警察署の変人たち~」。出演:松岡茉優、田中みな実、滝沢カレン、中村蒼、白洲迅、泉澤祐希、あの、マギー、徳井優、若林時英、阿部亮平ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@geeks_fujitv」。TVerで最新話無料配信、FODで最新話まで全話配信中。

フジテレビ「ギークス~警察署の変人たち~」番組公式サイト

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