「グッド・パートナー」第16話(最終回):チャン・ナラとナム・ジヒョンが再び法廷で対立…先輩後輩を超えたグッド・パートナー誕生で晴れやかな結末

09月22日10時00分 
(2024年09月23日21時14分 更新)
ドラマ
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毎回、個性的な離婚の形を描き高視聴率を記録してきたSBS金土ドラマ「グッド・パートナー」が9月20日放送の第16話でクライマックスを迎えた。最終回ではオ代表(独立して個人事務所を立ち上げたものの集客に苦戦するウンギョン(チャン・ナラ)と離婚弁護士として野道を歩む決心をしたユリ(ナム・ジヒョン)の微笑ましい師弟関係や、まさかの法廷での対立、ユリの正直な気持ちが実を結ぶ様子が描かれた。気になるあらすじと見どころ、感想などを紹介する(ネタバレあり)。



「グッド・パートナー」は、離婚が“天職”であるスター弁護士チャ・ウンギョンと離婚が“初めて”の新米弁護士ハン・ユリの冷たくて熱いヒューマン法廷オフィスドラマだ。【「グッド・パートナー」を2倍楽しむ】ではネタバレあらすじと見どころ、キャスト紹介などまとめている。



■キャスト

チャ・ウンギョン役:チャン・ナラ
ハン・ユリ役:ナム・ジヒョン
ジョン・ウジン役:キム・ジュンハン
ジョン・ウンホ役:ピョ・ジフン
キム・ジサン役:ジ・スンヒョン
チェ・サラ役:ハン・ジェイ
ほか



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■第16話(最終回)あらすじ

1年の月日が流れ、順調に交際を続けるユリ(ナム・ジヒョン)とウンホ(ピョ・ジフン)。そんなある日、法律事務所にウジン(キム・ジュンハン)の育ての母であるエヨン(ソン・ジナ)がやって来て、オ代表(チョン・ジェソン)と離婚をすると言い出す。彼女の担当を任されるユリ。駆けつけたオ代表は怒鳴り散らして妻の気持ちを変えようとするが、そんな彼の強引なやり方にウジンも呆れる始末。妻を止められないと知ったオ代表が向かったのはウンギョン(チャン・ナラ)の事務所だった。

法廷で再び争うことになったユリとウンギョン。エヨンはオ代表が婚前に交際していた女性が置いていった血の繋がらない息子ウジンを育て上げたが、仕事一筋のオ代表からは全く感謝も敬意も感じられなかったと主張し、オ代表も離婚は財産目当てだと取り乱し、真っ向から対立。示談に応じる姿勢を見せないながらも、双方がまるで離婚をためらうかのように時間を稼いでいると感じたユリとウンギョンはここでも通訳者に徹して夫婦の対話の時間を設ける。最初はいがみ合っていた夫婦だが、双方が相手に望んでいることを語り始めると雰囲気は変わり、オ代表がひざまずいて、これまでに伝えることができなかった感謝と申し訳無さを伝えると、エヨンもプライドは傷ついていたがオ代表のお陰で不自由なく暮らしてこられたことを伝え、夫婦は和解した。ユリとウンホの交際や、オ代表夫婦の和解を喜ぶウンギョンは、ウジンに隠し事はないかと突拍子もない質問をするが、ウジンは自分の気持ちを伝えることができずにいた。

ウンギョンのもとでは事務所時代から信頼されていたアン秘書(キム・ミファ)も働き始めた。ウンギョンは娘ジェヒ(ユナ)にそろそろ父親と会ってみてはどうかと尋ねるが、ジェヒの心境は複雑だった。呼び出されたユリは同じ境遇を経験したお姉さんとして、不倫をした父親を許す許さないとは別として、会いたいなら会っておくべきだと助言し背中を押した。彼女自身、父親が死んでしまい、許す前に会っておけばよかったと後悔していたからだった。元夫ジサン(チ・スンヒョン)と会ったウンギョンも、許されるのを待つなと言って、ジェヒの前ではたとえ許してもらえなくても父親の務めを果たすように助言。

一方、ユリのもとには新人ハンナ(コ・アソン)が配属されるが、人としての道徳観や使命感と弁護士としての責任感のギャップが大きく、ユリはどう教育していいのか困った挙げ句にウンギョンに相談。かつてのユリのようだというウンギョンの言葉にハッとしたユリ。ウンギョンは彼女の左手の薬指に指輪が光っているのを見つけて、人生に正解はなく全部選択だと彼女の決断を後押しした。ジェヒがジサンと会う日、ジサンが差し伸べた手をジェヒは握り返し、気まずかった空気は一転して久しぶりの父親との時間を楽しんだ。

再び法廷で対立することになり、楽勝だと思われた裁判で予想外の反論を繰り広げるユリの成長ぶりに感心したウンギョン。第1回目の裁判を終えて出てきたユリが示談で済ませる気はないかと尋ねると、ウンギョンは強めに示談には応じない姿勢を見せる。ならばトッポッキを食べに行く気はないかと微笑むユリに対して、ウンギョンはそれなら、とクールに微笑んだ…。





■見どころ・感想など

オリンピックを間に挟みながらも変わらぬ人気で高視聴率をマークし続けたこの夏のヒットドラマが最終回を迎えた。先週の予告編では最後はかつての代表が依頼人となり、壮絶な離婚争いを予感させる場面が切り抜かれたが、今回も相手側の弁護人をユリが務め、ユリとウンギョンが法廷で対立する流れになった。しかし骨肉の争いではなく、前回同様に夫婦の対話を重視する方法は信頼し合えるグッドパートナーになった二人ならでは。メインとなったオ代表の離婚案件は和解という形で円満に幕を閉じた。後半では久々にチ・スンヒョン演じる元夫ジサンが登場し、別れた夫と娘の関係を修復しようとするウンギョンの歩み寄りや、コ・アソン演じる新人の教育に頭を抱えるユリ、非婚主義を貫くつもりだったユリがウンホとの将来について考え始める様子が描かれた。ウジンとウンホも代表と元部下という関係を超えた相談相手になっているのが微笑ましい。

クライマックスではユリとウンギョンが仕事上は対立しても、普段は仲の良い強い師弟関係で結ばれ、「信頼の置けるパートナーがいるか?誰かの信頼の置けるパートナーになれているか?」という問いを投げかけて幕を閉じた。作品を通し、理想的な上司と部下、理想的な同僚、理想的なカップル、離婚しても子を想う理想的な両親、理想的な大人の友情など、様々な「グッド・パートナー」の形を描いてきた話題作の最終回は全国視聴率15.2%、瞬間最高視聴率は21.0%(ニールセンコリア調べ)と最後まで高視聴率を貫き有終の美を飾った。


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YouTube|SBS金土ドラマ「グッド・パートナー」予告動画
「グッド・パートナー」公式番組サイト

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【作品詳細】【「グッド・パートナー」を2倍楽しむ】