「GO HOME~警視庁身元不明人相談室~」戸次重幸の悲しい過去に衝撃…第9話ネタバレ第10話予告

09月22日08時21分ドラマ
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日本テレビ「GO HOME~警視庁身元不明人相談室~」(土曜21時)9月21日放送の第9話で、亡き堀口(戸次重幸)のために相談室メンバーが奔走!9月22日放送第10話では、桜(小芝風花)と真(大島優子)の年の差バディが最後の事件の真相に挑む!予告動画は番組サイトで公開中だ。

「GO HOME~警視庁身元不明人相談室~」は、完全オリジナルのミステリー×ヒューマンドラマ!“名もなき遺体“を大切な人の元へ帰すため捜査官・三田桜(小芝風花)と10歳上の真面目な同期月本真(大島優子)の奮闘を描く。



9月21日放送の第9話では、突然帰らぬ人となった堀口(戸口重幸)が、戸籍詐称をしていたことが発覚。利根川(吉田鋼太郎)が止めるのも聞かず、堀口の身元を探る桜と真、さらに武藤(半海一晃)や手嶋(阿部亮平/Snow Man)らも加わり捜査に乗り出し、堀口が戸籍を偽装したワケと、なぜ死ななければならなかったか真相に辿り着いた。

堀口が戸籍を詐称したのは、父が犯罪者であることを隠し警察官となるためだったことが明かされると、それが、利根川が追っていた警視庁公安部長の佐川(杉本哲太)の汚職に繋がっていくという、物語は思いもよらない方向へ。籍偽装を手助けした佐川に脅されていた堀口、佐川の不正を暴こうとする利根川の未だかつてない緊迫した相談室に「戸籍偽装と引き換えにね・・・」「そんなぁ。脅迫されていたんだ」「利根川さんが声を荒げるのも初めて」と驚きの声が寄せられた。

そして最終回となる9月29日の放送の第10話では、堀口の帰る場所を見つけた桜たちが、代議士と手を組み堀口の死因をもみ消そうとしている佐川を糾弾、堀口の無念を晴らすために動き出す・・・はずが、真から“相談室を辞める”と衝撃の告白を受ける桜。そして桜の命を救ってくれた恩人の身元が明らかになる。第9話で公安部長・佐川役で登場した杉本哲太、そして第5話で桜の恩人・藤田昭良役として登場した尾美としのり、他にもゲストで富田望生、都丸紗也華が登場する。豪華ゲストたちと、年の差バディ“さくまこコンビ”が活躍する最終回もお見逃しなく。

■第9話ネタバレあらすじ
堀口が階段から転落して帰らぬ人となる。通夜に参列した桜と真ら身元不明人相談室の一同は堀口の遺影を前に言葉を失う。そこへ30年間音信不通になっていた堀口の母・律子(川俣しのぶ)がやって来る。「まさか立派に・・・警察官になっていたなんて・・・」と律子は声を詰まらせるが、遺影を見た途端「違います。尚史じゃありません」と信じられない言葉を口にする。堀壌は戸籍を詐称していたのか?そして今回の不慮の事故に納得いかない桜たちは、堀口の素性を暴こうとするが利根川に制止されてしまう。

捜査一課の手嶋は、以前堀口と利根川が話し込んでいるところ目撃し、その深刻そうな雰囲気から堀口は何かを抱え苦しんでいたに違いないと桜たちに話す。それを聞いて黙っていられない桜と真は、堀口のことを知るため妻・由理恵に話しを聞くことに。由理恵が堀口と出会ったのは、10年前。由理恵の父が服役中で、それが理由で元夫と離婚、翔太を一人で育てようとしている時に、力になったのが堀口だった。「僕も似たようなものですから」と言った堀口の言葉から、桜たちは堀口も身内に犯罪者がいると推測。もしそうなら、堀口は警察官になるために戸籍を偽った可能性がある。

どうやって本物の堀口尚文と入れ替わったのか?調べを進めるうちに、桜たちは、堀口が山形県で起こった殺人事件と関係があると推測。それは、当時41歳だった伊藤英司容疑者が借金の取り立てに来た男性を刺殺、その場に居合わせた11歳の長男が救急車を呼んだが男性は死亡したという。堀口の正体は、その時の長男・伊藤和弘ではないか。いつものように桜が飛び出そうとすると、利根川が「堀口のことはもうこれ以上追求するな。あいつは、俺のせいで死んだ・・・」と桜を制止し、真実を語り出した。

数年前、捜査一課にいた利根川は、友人の記者から1本のUSBメモリを預かった。それは、公安部長・佐川(杉本哲太)が代議士・高山吉次の汚職や暴力事件をもみ消した事実が残されていた。利根川は佐川の不正を告発しようとした直前で、記者が事故死、利根川は身元不明人相談室に飛ばされた。“一緒に佐川を告発しよう”利根川が堀口を誘っても、堀口は戸籍を書きかえた弱みを佐川に握られていたので、利根川の誘いにはのれなかった。

利根川は、片っ端から防犯カメラを探し、堀口がホステスに暴力を振るう高山を止めようとしてもめる堀口の姿を発見する。その時、揉み合う内に堀口は頭を強打。おぼつかない足取りで去っていくも、激しい頭痛に襲われ階段から転落したのだった。責任を感じる利根川だが、桜は堀口の身元を突き止めるために動きだす。ネットバンキングの記録から、堀口が山県県の元警察官・磯部(モロ師岡)に毎月10万円を振り込んでいたことが発覚。さらに、堀口の実の母・啓子(朝加真由美)の居場所も突き止める。

磯部と啓子は堀口こと伊藤和弘のことは知らないと言い張るが、桜たちが亡くなったことを話すと、ようやく重い口を開いた。36年前、11歳だった和弘は、目の前で父親が人を刺したことにショックを受け引きこもりになるが、寄り添ってくれる磯部に心を開き、警察官を目指す楊になる。しかし、身内に犯罪者がいては採用試験からはじかれてしまうので、磯部は公安の佐川に相談し、別人になることを提案されたのだった。躊躇する和弘を、啓子と磯部が後押しし、戸籍を変えて堀口尚史として生きる道を選んだのだった。

以来、連絡をとっていなかった啓子だったが、亡くなる前に手紙が送られてきたことを明かした。そこには、仲間と大切な家族のために嘘をつきたくない。自分は和弘に戻ると記してあった。夫の思いを受けた由理恵は、「夫が最後まで笑顔でいられたのは、皆さんのおかげです」と涙を流し、利根川は「堀口は、誰よりも熱い正義感を持った、素晴らしい警察官でした。我々は彼と一緒に働けたことを誇りに思います。」と話した。最後は笑顔で帰っていく由理恵と翔太の横で、堀口が微笑んでいるのを桜にははっきり見えるのだった。

■第10話あらすじ
相談室を辞め、福島へ行くという真の告白に、言葉を失う桜。真は震災の爪跡が残る福島で、今も帰らぬ人を待ち続ける人々の力になるため、福島県警の採用試験を受けるつもりだと言う。止めても無駄だと思う桜は、寂しい気持ちを押し込め真の背中を押す。しかし2人の前にはまだやり残したことがある、それは、公安部長・佐川の不正を暴き、不慮の死を遂げた堀口の無念を晴らすことだ。

事件性なしと判断された堀口の本当の死因は、代議士の高山に突き飛ばされた衝撃で頭を強打したことが原因の可能性が高く、佐川はそれをもみ消そうとしている。桜と真だけでなく、利根川と武藤も黙っていられず、堀口と同郷の元警官・磯部も、佐川が関わってきた不正を証言するという。これをきっかけに佐川と高山の繋がりを暴くことができれば、佐川を追い込むことができるはず。しかし、直前になり磯部が佐川の圧力に屈し、「何も知らない」と証言を覆してしまい・・・。

日本テレビ「GO HOME~警視庁身元不明人相談室~」は2024年7月13日から、毎週土曜日21時放送。脚本:八津弘幸/出演:小芝風花、大島優子、阿部亮平(Snow Man)、柳美稀、川瀬莉子、戸次重幸、半海一晃、高島礼子、吉田鋼太郎ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@gohome_ntv」。

TBS「GO HOME~警視庁身元不明人相談室~」番組公式サイト

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