「損するのは嫌だから」シン・ミナのハン・ジヒョンへの台詞にSNS感動、“ヘヨン”母の訃報に涙【第11話ネタバレ】

10月01日07時00分ドラマ

30日に放送したtvN月火ドラマ「損するのは嫌だから」第11話では、ギュヒョン（イ・サンイ）がジャヨン（ハン・ジヒョン）を殺人犯から救い、ヘヨン（シン・ミナ）は母の訃報に悲しむ姿が描かれた。

プライムビデオでも独占配信開始したこの回のネタバレあらすじと見どころを紹介する。10月1日、ニールセンコリアによると第11話の視聴率は全国基準3.9％、首都圏4.3％と発表された。

●【「Prime Video」で独占配信の韓国ドラマ】

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「損するのは嫌だから」は、損をしたくないという理由で結婚を選んだ女性ソン・ヘヨン（シン・ミナ）と、人に迷惑をかけたくないために偽の新郎になった男性キム・ジウク（キム・ヨンデ）が繰り広げる、損得ゼロのロマンスを描いた作品だ。⇒【各話のあらすじ】

■キャスト

ソン・ヘヨン役：シン・ミナ
キム・ジウク役：キム・ヨンデ
ポク・ギュヒョン役：イ・サンイ
ナム・ジャヨン役：ハン・ジヒョン
　ほか

■第11話あらすじ

ジウクが母ウノク（ユン・ボギン）の里子だったと知りショックを受けたヘヨン。連絡の取れないヘヨンを心配するジウクは、ギュヒョンの協力で彼女を見つけた。

ヘヨンは「お母さん、あなたのことは覚えてる？最後の里子くらい覚えてるはず。娘は覚えていなくても」と胸を痛めた。ジウクは「見せたいものがある」と、自分の携帯電話をヘヨンに渡した。画面には、ぬいぐるみを抱いて「うちの娘ヘヨン」と優しく撫でるウノクの姿が映っていた。

ヘヨンは、当時、家に帰ってもジウクを見なかったことに疑問を持ち、ジウクはウノクとの約束で、里子がいるとバレないよう別の場所にいたと話す。それでも一度だけ、ヘヨンの父親の一周忌の夜に会った時のことを説明した。ヘヨンは自分にライターを貸した生意気な高校生がジウクだったのかと合点した。

そして。結婚式の後、急に姿を消したのは、ヘヨンを本気で好きになり、ウノクとの約束が守れなくなるのが怖かったからだと分かり、優しすぎるジウクに微笑みを向けた。

その頃、ジャヨン（ハン・ジヒョン）が一人で家にいる中、ヘヨンの父を殺したジャヨンの父が侵入した。「良心もないのか。どうやってここで暮せる？この家でお前のせいで人が死んだんだぞ」と言う殺人犯にジャヨンは「違う」と絶叫した。

一方、ヘヨンはジャヨンが電話に出ないことに不安になり、ジウクに「殺人犯が出所したの。私の父を殺した奴が…その男が探している人がうちにいる」と話す。事情を察したジウクはギュヒョンに連絡し、「今すぐソン課長の家に行ってください」と頼んだ。

殺人犯が「お前のせいでまた関係ない人が死ぬ。ヘヨンもお前の父親みたいに殺してやる。お前の目の前で」とジャヨンの首を絞めた瞬間、ギュヒョンが駆けつけ、ジャヨンは助けた。

実は、ウノクはジャヨンには父親を殺害したのがジャヨンの父だと教えていなかった。それでもジャヨンは、ヘヨンへの申し訳なさから、彼女の両親に代わってヘヨンを見守ろうと決心したのだった。

しかし、駆けつけたヘヨンは殺人犯がジャヨンの父だと知っていた。「知っていたどうして一緒に暮らしていたの？」と聞くジャヨン。ヘヨンは「損をしたくなかったから」と笑い、「あなたまで失いたくなかった。でも、時々すごく後悔した。私があなたをもっと苦しい地獄の中に閉じ込めてしまったんじゃないか」と。ジャヨンは「姉さんのおかげで生きられた。姉さんがいてくれたから生きられた」と涙を流した。

その夜遅くヘヨンのスマホが鳴った。ヘヨンは、リビングで寝ているジウクを起こし、「起きて、母さんが亡くなったって」と淡々と報告した。ヘヨンの異変に気付いたジウクが「ソン・ヘヨン」と名前で呼ぶと、やっと我に戻って「ジウク、私の母さんが亡くなった。母さんが私を置いて死んだ」と泣き崩れ、ジウクはヘヨンを抱きしめた。

■第11話見どころ

この回の序盤では、ジウクとギュヒョンがそれぞれヘヨンとジャヨンが電話に出てくれないと大騒ぎ。秘書のハジュン（イ・ユジン）がそんな二人に飽きれ、男3人のコミカルな姿が描かれた。

また、ギュヒョンが殺人犯からジャヨンを守るシーンでは、ギュヒョン扮するイ・サンイがオタ芸・サイリウムの大胆なアクションを披露した。韓国のネットユーザーたちは「シリアスなのに狂気じみた感じを失わなくて最高だった」「イ・サンイの演技、どうやってやってるんだ本当に」などの反応を見せた。これについては以下の別記事で詳しく解説している。
●イ・サンイのオタ芸・サイリウムアクションが、めちゃくちゃヤバかったワケ

一方、日本のネットユーザーたちは、「知っていたなぜ一緒に暮らしたの？」と聞いたジャヨンにヘヨンが言った「憎むのはいつでもできるけど、救えるのは今しかないかもしれないから」の台詞に次のような感動の声があsん検された。

「震える手を握りしめて苦しみを抑えたような笑顔で名前を呼ぶジャヨンを守っていくことを選んだヘヨンの「損するのは嫌だから」て横顔見た事もないかっこいい」
「ジャヨンに一生会えなくなる＝損するなんだよね。この2人の関係ほど尊いものないよ」

そしてこれまでジウクのことを「ルシファー」と呼んでいたギュヒョンが、ジャヨン救出の後、初めて「ジウク」と名前で呼ぶシーンもあった。最終回で、ギュヒョンは異母弟ジウクを受け入れるのか？2組のカップルのロマンスの行方と共に気になる。

■最終回・12話予告とあらすじ

次回最終回では、突然の母の死に悲しむヘヨン。里子たちの助けを借りて母を送ったヘヨンは、賑やかな葬儀会場を見ながら、やっと母の人生を理解できるような気がする一方、彼女を一人にしないというジウクの約束にどこか心が重くなる… 自由に生きてほしいと思うヘヨンと、そのヘヨンを理解できないジウク。終わりが来るまで終わらない二人の利害計算の結果は？最終回予告は以下でも視聴できる。

◇YouTube｜손해보기싫어서 EP.12