「犬の声」イ・スンジェとパク・ソンウン父子再会 ソン・オクスクの悲鳴エンドで視聴率UP【第5話ネタバレ】
9日に放送されたKBS2水木ドラマ「犬の声」(脚本:ピョン・スクギョン、演出:キム・ユジン)第5話はソン・オクスクが驚愕のエンディングを迎え、視聴率は全国基準で4.0%、首都圏3.6%と数字を上げた(ニールセン・コリア調べ)。
この回のあらすじと見どころを紹介する(ネタバレ)。YouTube「KBS Drama」チャンネルにて関連動画が公開されている。
「犬の声」は、活躍するシニアたちと警察犬出身の「ソフィ」が描く、愉快で大胆な高齢者の成長をテーマにしたシチュエーション・コメディドラマだ。イ・スンジェらベテラン俳優が本人名で登場する。
■キャスト
イ・スンジェ
キム・ヨンゴン
イェ・スジョン
イム・チェム
ソン・オクスク
イ・ギドン役:パク・ソンウン
ホン・ウナ役:キム・ジヨン
ホン・チョウォン役:ヨンウ
キム・セギョン役:イ・スギョン
ほか
第5話は、ある海女が投身したとされる海辺で警察が事件現場を検分するシーンから始まり、緊張感を演出した。犬のソフィが現場に潜入し、イ・スンジェに「海女が自ら命を絶つことは普通ではない」と疑問を呈した。
事件の3日前。結婚式を台無しにして突然姿を消したイ・ギドン(パク・ソンウン)は、故郷の巨済島で実父スンジェと再会した。結婚式当日、失踪したギドンは全ての連絡を断ち、巨済島に移り住んでいた。ペンションの管理人として静かに暮らしていた彼は、偶然にも実父スンジェを見かけ、老け込んだ父の姿に罪悪感を抱き、父の好物をチェムを通じて届けたり、家の前に置いた。ファンを装った手紙と共にお菓子をこっそり玄関に置いてギドンは、「親不孝な息子ですが、美味しく召し上がってください」と伝えられない挨拶を残した。
その姿をソフィが目撃し、インターホンを鳴らしてスンジェを呼び、息子が訪れたことを伝えた。スンジェが、半信半疑でソフィの後をついていくと、近所の文房具店の前にしゃがんでゲームを楽しむ情けない姿の息子を見つける。結婚式場から逃げ出したのが、挙式1週間前に自分に娘がいると知ったからだと知り、驚くスンジェ。
一方、ソン・オクスクは趣味の卓球を楽しむために地域の卓球同好会に参加し、そこで海女のヤン・ウォニ(ファン・ジョンミン)と初めて出会う。地元住民の強い警戒心に戸惑うも、ウォニの養女ホン・ジス(チョン・ボミン)の誠意ある態度に心を開いた。しかし、ジスが電話で罵倒し、喫煙する場面を偶然目撃し、オクスクは違和感を覚えた。
ヤン・ウォニの娘と息子たちが毎日相続を求めて押しかける姿が明らかになり、彼女は失望し、相続を回避する方法を模索する。ジスは遺産を愛猫モンドルに譲るという遺書を残し、偽装自殺を提案し、ウォニはこれに同意。危険な計画が実行された。
オクスクはウォニが子供たちから過剰な要求を受ける姿を目撃し、感情移入して怒りを露わにした。ウォニも心を開き、二人は短いながらも特別な友情を育んだ。しかし、感動は長続きせず、ウォニが偽装自殺により失踪すると、オクスクはジスの行動を疑い始めた。
ある夜、オクスクはジスを見かけ尾行すると、人気のない小屋でウォニの死体を発見。オクスクの悲鳴でエンディングを迎えた。
この回で、スンジェは息子との再会を果たし、孫までいることを知ったが、それがお気に入りの巡査チョウォン(ヨンウ)とはまだ気づいていない。
また他にも、お金に苦労していたイム・チェムが、ヨロライフ(You Only Live Once=人生は一度きり)を楽しむ3人組と出会い、孫の大学の入学金として貯めていた貯金を崩し、ヨット釣りやゴルフを楽しむ様子も描かれた。結局ヨロ3人組は、「急な用事ができたので行かなければならない」と言い残しソウルに変えてしまった。チェムの手元には3人の、大企業の副会長、総合病院の院長、大手法律事務所の代表の名刺が残り、再び貧しい日常に戻るという展開だった。
KBS水木ドラマ「犬の声」第6話は、10月10日21時50分に放送予定だ。
◇KBS Drama「개소리」関連動画(一部日本からの視聴不可もあり)
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