弁護士・趣里があばいたのは「モンスター」カウンセラー・美波だった…第1話ネタバレ

10時35分 
(10時36分 更新)
ドラマ
©カンテレ・フジテレビ

モンスター弁護士・神波亮子(趣里)は、カウンセラー(美波)が川野紗江(藤吉夏鈴)を自殺に追い詰めたことを突き止めた。「モンスター」(火、22時、カンテレ・フジ)10月21日に第2話が放送される。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



フジテレビ月10ドラマ「モンスター」第2話のネタバレや話題をご紹介
趣里が得体の知れない弁護士・神波亮子を演じる「モンスター」が10月14日からスタートした。モンスター弁護士が、法がおいついていない令和ならではのさまざまな問題を向き合い、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かうリーガルエンターテイメントだ。第1話では自殺教唆に対する弁護を引き受けた。そして、最後に見つけたのはモンスターカウンセラー(美波)だった。

■第1話ネタバレあらすじ

神波亮子(趣里)は突然、大草圭子(YOU)が所長を務める「大草圭子法律事務所」に現れ、弁護士をやるといいだす。弁護士バッジを見せつけてくる亮子に東大法学部卒の若手弁護士・杉浦義弘(ジェシー)は戸惑いを隠せない中、大草はあっさりと受け入れる。

さらに亮子は杉浦が断るつもりであった自殺教唆の罪で起訴された塩屋遼(萩原利久)の弁護に立候補する。自殺教唆は前例が少ない事件とあって、杉浦は新人には無理だと進言するが、反対に大草から命じられ、亮子をサポートすることになった。

接見した塩屋は、憔悴しきった様子で自殺した紗江(藤吉夏鈴)への謝罪を口にし、決して彼女の死を願ったわけではなく、むしろ自分が死にたいと思っていたと話す。紗江と塩屋は恋人同士で、紗江が東城エステートに入社するまではとても仲良くやっていた。東城エステートに入れた紗江と自分を比較して、つい、厳しい言葉をかけるようになってしまっていたのだと塩屋は話す。そして、当日も自殺未遂をしたことがある紗江に「死ね」とメッセージを送ってしまったのだ。

亮子は紗江の上司である上岡や紗江の実家に話を聞きに行くが、当然、彼らが被告の弁護人である亮子の言葉に耳を傾けるはずもなく、八方ふさがりになった亮子は思いもよらぬ行動に出る。それは清掃業者として東城エステートに入り込むことだった。そして、社員が大勢疲れ切っていることを知る。しかし、紗江の上司だった上岡に素性がばれてしまいクビになる。

しかし、東城エステートに勤めている原口若菜が上岡にハラスメントを受けていることを亮子に訴えてきた。一度ミスしてしまってから、パワハラやセクハラまがいのことも多かった。家の前で待っていたり、休日も接待要員としてかり出されたりしていた。しかし、ある時からそれがなくなった。ターゲットが紗江に移ったからだ。若菜は証言台に立つといってくれたが、当日、上岡の横やりで裁判所にこなかった。

亮子は紗江の両親の元に向かい、代理人として認めてくれるように頼む。そして、紗江がかかっていたカウンセラー・梅本(美波)が最後に話をした人だとわかった。梅本は検察側の証人だ。反対尋問しているとき、誰にも聞かれないように、梅本の耳元で「嘘つき」とつぶやいた。梅本が自殺を引き留めることが出来なかったと証言した後だ。梅本が動揺した様子を見せると、「図星かよ」といい、反対尋問を終えた。

亮子はSNSに書かれている東城エステートや上岡を連想させる投稿を証拠として提出する。実は、亮子が裏で書かせたものだった。しかし、若葉も証言に立ち、上岡を追い詰める。亮子は上岡に東城エステートをパワハラセクハラや過剰労働で辞めた社員たちと集団訴訟を起こすと言い放った。被告の塩屋は無罪となった。

裁判が終わった後、梅本に会いに行く。梅本が紗江に最後のダメだしをしたのだと亮子は言う。梅本は「証拠は?」というが、亮子は証拠はないという。だから裁判では言わなかったと。実際に紗江は塩屋のメッセージをもらったあと、本当は塩屋に連絡をとろうとして梅本に電話をかけてしまった。そこで「もっと頑張れ」と梅本に言われて、絶望して車に飛び込んだのだった。その音を梅本はにやりとしながら聞いていた。



亮子(趣里)はモンスターを暴くモンスター?

ドラマの放送前、放送されてからもずっと“モンスター=モンスター弁護士の亮子“と視聴者は思っていたが、ドラマのラスト、カウンセラーの梅本(美波)が電話で紗江を自殺に追い詰めるシーンが映り、ドラマのタイトルが弁護士の亮子だけを表現したものではなく、カウンセラーのことも指していることがわかった。演じた趣里は法廷で梅本に「嘘つき」というシーンが印象に残っているという。

21日に放送される第2話以降も法廷で捌ききれないモンスターを亮子が追い詰めてゆくのか?



趣里に振り回されるジェシーに注目

ジェシーが演じる弁護士の杉浦は素直で真面目で努力家。東大をでて弁護士になっているエリートなのだが、やってきた亮子にすっかり振り回されてしまう。身長差もあって、小さな趣里に大柄なジェシーが振り回されているシーンも注目された。



第2話で取り扱うのは盗作の疑い

アイドル・シホ(なえなの)が作った歌詞が以前に発表されていた歌詞とうり二つなのだ。訴えたのは以前に所属していた事務所の社長。移籍をしたことを恨んでいるのか?第2話は芸能界のアンタッチャブルに亮子が迫る。



■第2話あらすじ

女性アイドルグループ『ハッピー☆ラビット』の古くからのファンだという寺田晃司(本多力)が杉浦(ジェシー)にライブの出禁を解除してほしいと泣きつく。するとその直後、寺田の推しであるシホ(なえなの)が、手がけた新曲の歌詞がすでに発表されている楽曲に酷似していると指摘され、事務所社長の益岡伸也(津村知与支)が亮子(趣里)に助けを求め、やってくる。

実際、2つの曲の歌詞はそっくりだ。シホは盗作はしていないという。しかし、シホが年齢や出身地などのプロフィールを偽っていることが暴露され、訴えている以前に所属していた事務所の社長で、音楽プロデューサーの黒川正博(山中聡)は、シホ本人と所属事務所を著作権侵害で提訴するとマスコミに発表する。

さらに追い打ちをかけるように、ネット上にはコンビニでシホを盗撮した動画がアップされ、そこには歌詞をパクッたと揶揄する店員に逆ギレするシホの姿が映り、アイドルとして絶体絶命のピンチに追い込まれる。



カンテレ・フジテレビ 2024年10月14日スタート。毎週月曜日22時放送「モンスター」。出演:趣里、ジェシー(SixTONES)、古田新太、YOU、宇野祥平、音月桂、中川翼、ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@monsterktv8」。

カンテレ・フジテレビ「モンスター」番組公式サイト

【2024年秋ドラマ紹介】【全話あらすじ・関連記事】