BS日テレ「ナンバーズ －ビルの森の監視者たち－」第15・16話：ついにHK私募ファンドの運営者を突き止める（ネタバレ）

BS日テレにて放送のキム・ミョンス（INFINITE/エル）とチェ・ジニョク共演でおくる韓国ヒューマンオフィスドラマ「ナンバーズ －ビルの森の監視者たち－」（全26話）第15話と第16話の詳しいあらすじと見どころ紹介。YouTubeにて「第16話ちょっぴりお届け！」動画が公開中だ。

※キム・ミョンスが刑事役で特別出演している新作ドラマ「完璧な家族」がLeminoで独占配信中だ。

■「ナンバーズ ビルの森の監視者たち」概要

「ナンバーズ ビルの森の監視者たち」は、養父の死の謎を明らかにするため高卒で巨大企業に入社した主人公が、組織的な腐敗や不正を暴く復讐サスペンスと成長物語の要素を併せ持つヒューマンドラマ。

■スタッフ

チャン・ホウ役：キム・ミョンス（INFINITE/エル）
ハン・スンジョ役：チェ・ジニョク
ハン・ジェギュン役：チェ・ミンス
チン・ヨナ役：ヨンウ （元MOMOLAND）
シム・ヒョンウ役：イ・ソンヨル（INFINITE/ソンヨル）
原題：「넘버스:빌딩숲의 감시자들」（全12話）

■第15話

ホウとヨナはHK私募ファンドの事実上の権力者である運営者“AN”を捜すため、サンアグループの資金の流れを調べる。そこで、ホウはサンア商船の資料に不可解な点を見つけ、船の購入代金がHK私募ファンドへと流れた秘密資金であると考え、スンジョにも報告する。

スンジョは、責任者がアン・スンヨン副代表なら秘密資金を作りを助ける理由がないだけに、本当に買ったんだろうという。ホウはアン副代表に全幅の信頼を寄せるスンジョに、「アン副代表の本当の姿も知らない」と告げ、船代とジスがHK私募ファンドで見た送金証が同額だったと話す。しかし、2人の会話を偶然聞いたアン副代表は、ホウを呼び出して船を買っていないし、秘密資金を作ったのも気づいていたがANは自分ではないと否定する。

そんな中、実地調査の手伝いに駆り出されるホウは業者が倉庫に残った担保の在庫数を偽っていることを突き止めると、サンア商船の購入にも当然付帯費用がかかることに気がつき…。

冷凍倉庫の実地調査作業で、蟹の価格まで熟知しているホウ。さすが食堂で育っただけのことはある。今回もまたヨナの何気ない言葉がヒントになる。

(c) 2023MBC

■第16話

ヨナがよろめいて棚を揺らしてしまい、落下する書類箱からホウがヨナを守ったとき、ムジン広域市の民資トンネルの工事事業の資料を見つける。ホウはHK私募ファンドの特許専用実施権の1人が広域市の議員だったことを思い出す。

さらに、MRG（宰相運営収入の保証制度）を上げろとブルーのインクで書かれたメモを目にし、それがハン・ジェギュン副代表愛用のインクと気づく。実際のHK私募ファンドの運営者「AN」が「HAN」ジェギュンだと気づく。

同じころ、スンジョもまたヘビッ建設の特許の競売に参加したのがサンア建設とHK私募ファンドだけだったことから、スンジョもまたANが父ジェギュンだと突き止めていた。スンジョはジスに会いに行き、HK私募ファンドの運営者が父親だったと告げる。ヘビッ建設の特許を奪い、父を追いやったのがジュギュンだと知り、言葉を失うジス。スンジョは自分が止めるからジスには動くなと告げる。

翌日、ホウはアン副代表と出くわす。アン副代表はサンア商船の秘密資金を知った時に正さなかったことを後悔していると話す。ホウは、ジェギュンを倒す手助けを求める。

ヨナから、現状でも当然ジェギュンは懲戒処分対象となるが、法的には300万ウォンいかの罰金刑で終わるが、お金を海外に流す外為法違反なら重罪だと聞く。その後、ホウはジェギュンがジサン銀行の頭取と、敵対しているはずのイ会長の弟ソンジュと一緒にいるのをもかける。

HK私募ファンドの運営者がジェギュンだと知り、その事実を突きつける。ジュギュンは「脅迫か」と余裕の笑顔で対応し、ジスの娘の写真を見せる。ジスはヒョンウを呼び出し、借りを返すべきだと「ハン・ジェギュン副代表の資料」を要求する。

一方、ホウたちはヘウォンの父親が経営するイルソン粉乳を担当することになり、会社を訪ねる。イルソン粉乳では先天性代謝異常の子どものための特別な粉ミルクだが、倒産寸前にあり、スンジョは特殊粉ミルクの生産を中止し、一般の粉ミルクに生産ラインを代えるしかなさそうだと結論を出す。だが、ヨナはどうしても諦めきれない。ヨナのひとことでホウはあるヒントを思いつく。

そんな中、ジェファンは元妻ヘウォンの元を訪ね、目の病気のことを打ち明ける。ヘウォンはジェファンの味方だと慰める。翌日、ジェファンは、労災の補償をしてもらうためにジェギュンの元を訪ね、ジェギュンの過去の悪事の証拠を突きつける。しかし後日の人事発令で、妻ヘウォンに待機が命じられる。意図が分かったジェファンは、ジェギュンの手先になる代わりにヘウォンのキャリアを守るように頼みこむが…。

HKファンドの陰の運営者はハン・ジェギュンだった。つまり、ハン・ジェギュンがヘビッ建設の特許を盗んだのだ。まるで裏社会のボスのようなジェギュン。そんなジェギュン相手に、労災と適切な補償を掛け合ったジェファン。とても勝ち目はない。これ以上、ひどい目に遭わないことを願いたいが…。