「犬の声」イ・スンジェ、秘密を打ち明けて行方不明のイェ・スジョンの息子を捜索【第7話あらすじ】

13時17分 ドラマ
画像:YouTube「개소리」EP.7より

16日に放送されたKBS 2TVの水木ドラマ「犬の声」(脚本:ピョン・スギョン、演出:キム・ユジン)の第7話では、誰にも話せなかったイェ・スジョンの秘密が明かされ、以前とは異なる重厚なストーリーが展開された。その結果、全国視聴率が3.9%、首都圏も3.3%(ニールセンコリア調べ)を記録した。

第7話のあらすじと見どころを紹介する(ネタバレ)。YouTube「KBS Drama」チャンネルにて関連動画が公開されている。



「犬の声」は、活躍するシニアたちと警察犬出身の「ソフィ」が描く、愉快で大胆な高齢者の成長をテーマにしたシチュエーション・コメディドラマだ。イ・スンジェらベテラン俳優が本人名で登場する。⇒【関連・各話のあらすじ】

■キャスト
イ・スンジェ
キム・ヨンゴン
イェ・スジョン
イム・チェム
ソン・オクスク
イ・ギドン役:パク・ソンウン
ホン・ウナ役:キム・ジヨン
ホン・チョウォン役:ヨンウ
キム・セギョン役:イ・スギョン
 ほか

今回は、前回に続き再登場したシニア5人組の元同僚、パク・グンス(ソン・ビョンホ)が物語の中心となる。グンスは特殊効果の監督から資産家へと成功し、風力発電への投資で大きな配当を得られるという話を持ちかける。彼の提案に対し、キム・ヨンゴンを除く全員が1000万ウォンの投資を決断し、シニアたちは金持ちになることを期待して浮き立つ。

しかし、イェ・スジョンが突然その場の空気を壊す。彼女の携帯に届いたメッセージ通知を確認すると、顔色が変わり家を飛び出す。スジョンが抱えていた誰にも話せなかった秘密は、5年前に行方不明になった息子ソン・ヨンフン(ユ・ファン)に関するものだった。スジョンは息子のクレジットカードの使用通知を受け取り、息子が生きているかもしれないという一縷の望みを抱いていたが、カードの使用者は意外な人物だった。息子の恋人ナム・ユンジェ(パク・ウォンビン)がそのカードを保持しており、彼の娘が偶然使用していたことが判明する。スジョンの希望は砕かれ、彼女は息子の死を受け入れようと決心する。

イ・スンジェはスジョンの悲しみを察し、彼女に事情を聞くと、スジョンは息子の失踪に関する全てを語り始める。さらに、スンジェに吠えていた子犬がスジョンに駆け寄って喜んで飛びつくという奇妙な出来事が起きる。この犬は、息子ヨンフンと一緒に亡くなった愛犬マンドゥが前世の記憶を持って生まれ変わったものだった。スンジェは犬の言葉を理解できることを打ち明け、スジョンと共に息子の行方を追い始める。

その後、スジョンは息子が海で亡くなったと信じていたが、実際には山で事故に遭っていたことが判明する。ヨンフンは登山中にマンドゥを助けようとして共に転落し、孤立した場所で命を落とした。スジョンは5年ぶりに息子の遺体と対面し、彼の書き残した心からの手紙を見つけて涙を流す。この悲劇的な事件が、視聴者の心を強く揺さぶった。

一方、シニアたちを騙したパク・グンスの風力発電投資の話は詐欺だったことが判明する。彼は資金が急に必要となり、成功した事業家を装ってシニアたちから金をだまし取ったのだ。常連カフェでもオーナーを装ってツケで飲み物を注文するなど、ますますずうずうしくなっていた。イム・チェムとソン・オクスクは彼の事情を知り同情するが、欲に負けて3000万ウォンを投資したヨンゴンだけは、結局お金を取り戻すことができなかった。



いつもとは少し違う胸が痛い回だった。ラストで見つけた息子の遺書を読むスジョンの姿が胸に迫る。一方、グンスは息子の手術費のために詐欺を働いた。チェムとオクスクはそれを知り、グンス許した。グンスはヨンゴンが最後に無理に渡した3000万ウォンでオクスクたちには返金するという展開だった。

KBS水木ドラマ「犬の声」第8話は、10月17日21時50分に放送予定だ。

KBS Drama「개소리」関連動画(一部日本からの視聴不可もあり)

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