『アリス・イン・ワンダーランド』深田恭子が白の女王の声を担当した劇場版を18日地上波放送

16時00分 ドラマ
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ティム・バートン監督とジョニー・デップが映画史上最も摩訶不思議な世界を描く『アリス・イン・ワンダーランド』(2010)が18日(金)21時より日テレ「金曜ロードショー」を放送する。番組サイトで予告動画が公開中だ。



『アリス・イン・ワンダーランド』は、ルイス・キャロルの不朽の名作『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』を原作にその後のアリスを描き、ファンタジームービーの最高傑作と謳われた2010年の作品。

メガホンを取ったのは『シザーハンズ』(1990)、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(1993)、『チャーリーとチョコレート工場』(2005)など、数々のヒット作を手がける巨匠ティム・バートン。本作でマッドハッター役のジョニー・デップとは、『シザーハンズ』はじめ7作目のタッグだ。監督に全幅の信頼を寄せるジョニー・デップは、「もし彼がアリス役をオファーして来たとしても、イエスと言っていたかもね(笑)。ティムが望むなら、どんな役だってやるさ」と、インタビューで答えていた。そして、自身が演じる帽子職人についても「調べてみたところ、彼らの多くは帽子を貼付けるときに使う水銀(Mercury)のせいで深刻な中毒に陥るという事実を突き止めたんだ。だから、ハッターのいつも目をバチバチさせて落ち着きのない奇妙な行動は水銀のせい、というのが僕流の結論だったわけさ」と、徹底的な役作りをしたとのこと(インタビューより)。

主人公のアリス役には、あえて無名の女優を起用したいとティム・バートンの意向により選ばれたのがポーランド系オーストラリア人若手俳優ミア・ワシコウスカ。これを気に、ミアは世界的に知名度を上げ、続編『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』でもアリス役で出演している。⇒7月1日全国ロードショー『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』公式サイト

日本語吹き替えには、マッドハッターの声をジョニー・デップ本人公認の平田広明。アン・ハサウェイが演じた“白の女王”の声は俳優の深田恭子。“赤の女王”の声には、金曜ロードショーのナビゲーターとしてお馴染みの朴璐美。“ハートのジャック”の声をアイアンマンのロバート・ダウニー・Jr.の声でお馴染みの藤原啓治。チェシャ猫の声は『名探偵コナン』の目暮警部の声の茶風林。青い芋虫の声に『ハリー・ポッター』シリーズスネイプ先生の声でお馴染みの土師孝也。



■あらすじ
あの物語から13年経ち、19歳に成長したアリス(ミア・ワシコウスカ)は何も知らされぬまま、母と姉の意向でティーパーティーに出席。しかしこのパーティーは母と姉が勝手に決めたアリスの婚約パーティーだった。貴族の御曹司・ヘイミッシュ(レオ・ビル)から求婚されるが、突然のことでアリスは混乱しその場から逃げだしてしまう。
そして再びアリスはチョッキを着た白ウサギ(マイケル・シーン)に遭遇。幼少期に訪れた、あの「不思議の世界」に再び迷い込む。
「不思議の世界」では、マッドハッター(ジョニー・デップ)やチェシャ猫(スティーヴン・フライ)ら懐かしい面々と再会するアリス。しかしかつての「不思議の国」はそこにはなく、赤の女王(ヘレナ・ボム=カーター)に支配された闇の世界へと変わり果てていた。果たしてアリスは「不思議の国」を救うことができるのか…!?

【アリス・イン・ワンダーランド】(2010)
監督:ティム・バートン
脚本:リンダ・ウールヴァートン
原作:ルイス・キャロル
音楽:ダニー・エルフマン
主題歌:アルヴル・ラヴィーン『アリス(アンダーグラウンド)』
出演:ジョニー・デップ(平田広明)、ミア・ワシコウスカ(安藤瞳)、ヘレナ・ボム=カーター(朴ろ美)、クリスピン・グローヴァー(藤原啓治)、アラン・リックマン(土師孝也)、アン・ハサウェイ(深田恭子)ほか。
原題:Alice in Wonderland

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