テレ朝「無能の鷹」菜々緒、井浦新の指導を無視してペン回しに熱中【第2話ネタバレ】

11時19分 
(11時32分 更新)
ドラマ
画像:テレ朝「無能の鷹」公式HPより
「無能の鷹」テレビ朝日にて放送中

10月18日に放送されたテレ朝金曜ドラマ「無能の鷹」第2話で、井浦新扮する底抜けに優しい鳩山が身を削って会社に貢献する姿が切なさを呼ぶ一方で、菜々緒扮する鷹野のペン回しに夢中になる姿が笑いを呼んだ。この回のあらすじと見どころを紹介。次回予告動画は番組サイトで公開された。

初回視聴率は発表次第追記する。

「無能の鷹」は、とにかく清々しく無能のダメダメヒロインが働くことが嫌になっちゃった人に贈る超・脱力系お仕事コメディだ⇒【関連記事・各話のあらすじ】

キャスト:
鷹野ツメ子役:菜々緒
鶸田道人役:塩野瑛久
雉谷耕太役:工藤阿須加
鵜飼朱音役:さとうほなみ
梟井重蔵役:鈴木理学
白鳥京香役:相馬有紀実
朱雀又一郎役:高橋克実
鳩山樹役:井浦新
 ほか

■第2話あらすじ
munou2画像:テレ朝「無能の鷹」公式HPより
「無能の鷹」2024年10月11日よりテレビ朝日にて放送

教育係として鷹野(菜々緒)にデータ入力を教える鳩山(井浦新)。しかし彼女はマウス、クリックも理解していないPC初心者だった。鳩山が根気強く鷹野にPCを教える一方で、同僚は高齢者向けのPC教室みたい、と呆れる。

鷹野の成長が見られず、鳩山が限界を感じる中、部署内ではトラブルが頻発。これを放っておけない鳩山は全てのフォローに回る。更には、同僚のメンタルケアまで行う彼の人の良さに、鶸田(塩野瑛久)は胸を痛めた。その人の良さも鳩山の妻の目には都合良く利用されているように映っていた。

そんな中、鷹野はペン回しにハマり、鳩山の指導そっちのけで練習に熱中する。これを見た鵜飼(さとうほなみ)たちから、鷹野が成長しない原因は鳩山にある、と彼を責めた。ストレスで体が悲鳴を上げ、病院に行く鳩山。そこで会った鴫石からも優しい指導の注意をされた彼は、痛む頭で考えを深める。

深い悩みの結果、鳩山は任された外注先の打ち合わせに鶸田と鷹野の2人を連れていく。そこで待っていたのは気難しい鬼頭社長(落合モトキ)。カタカナ語を連発する彼に鶸田は怯み、鷹野は首を傾げる。しかし鳩山はこの場で一切のフォローをしない事を心に決めていた。負け戦になると思われたが、英語の発音だけは良い鷹野を鬼頭社長が帰国子女と思い込んだことが、まさかの勝機を呼ぶ。鬼頭社長が逃げ腰になった瞬間に鶸田がフォローに回った事で見事交渉は成立。

朱雀部長(高橋克実)は功績を上げた鳩山を褒めるが、彼は鶸田と鷹野のおかげだ、と2人を称えた。続けて鷹野に「一緒に仕事が出来るようになりたい」という思いを告げた鳩山。この気持ちに応えるかのように仕事を始めた鷹野だったが、作業を終える前に倒れてしまう。終業直前に戻って来た彼女は、再びペン回しの練習に明け暮れる。鶸田が呆れる中、遂にペン回しを成功させた鷹野は「出来る様になった!」と嬉しそうに鳩山に告げる。こみ上げる言葉を「バカ」のひと言に詰め込んだ鳩山は涙を流す。

その翌日、憑きものが落ちたような顔をしていた鳩山は、ペン回しがまた出来なくなった、と言う鷹野の教育を諦める。優しい鳩山を近くで見ていた鶸田は、彼が報われる事をそっと祈るのだった。

■第2話見どころ
上司の指導、仕事に励む同僚などお構いなしでペン回しに没頭していた鷹野。ダイヤモンド級の強度を誇るそのメンタルに今回も度肝を抜かれた。あのメンタルが視聴者プレゼントとなったら、きっと全員が応募するだろう。
優しすぎるが故に自分を消費してまで人のために行動する鳩山の姿にスポットライトが当たった今回。彼の姿に胸を打たれた視聴者は多くSNSでは「鳩山さんみたいな人が1人で苦しむのが辛い(泣)」、「鳩山さん、もう頑張らないで、幸せになって…」などの彼への気遣いの声が多く見られた。
失速することない面白さはそのままに、優しい人ほど損をするという現代社会の風刺と、現実世界の鳩山ポジションの人たちへのエールを含んだ2話には、「思わず涙がでた」などの声も聞かれている。

2024年10月11日よりスタートしたテレビ朝日金曜ドラマ「無能の鷹」は、毎週金曜23:15から放送される。

TBS「無能の鷹」HP
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