藤原竜也は福本莉子の正体を知っているのか?「全領域異常解決室」【第3話ネタバレ・4話予告】
10月23日に放送された「全領域異常解決室」(水、22時、フジ)、ヒルコの正体が豊玉神社の巫女・豊玉妃花(福本莉子)かと推理された。豊玉妃花の行く先で不可解な事件が発生するが、10月30日に放送される第4話でも豊玉妃花の前で人が飛び降りる。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
フジテレビ水10ドラマ「全領域異常解決室」とは
藤原竜也が主演する「全領域異常解決室」は、身近な現代事件×最先端の科学捜査では解明できない“不可解な異常事件”を解決していく1話完結型ドラマだ。その第3話が10月23日に放送された。
■第3話ネタバレあらすじ
都内の高層マンションの庭園に、空から何者かの左足と小型機の一部が振ってきた。「全決」の興玉雅(藤原竜也)は、これは「タイムホール」…過去や未来と繋がる異次元媒介装置によるものかもしれないと話す。そして、今回もヒルコから犯行声明が出された。
発見された左足は重力理論の世界的権威で、タイムホール研究の第一人者だが、4年前に小型機ごと行方がわからなくなった、真鍋哲(神保悟志)のものだった。警視庁の荒波健吾(ユースケ・サンタマリア)らは落とした可能性のあるマンション高層階の住戸をくまなく調べたが、事件に繋がるものは何も見つからなかった。
興玉は、ある騒動について話をする。4年前、真鍋と主任研究員・常見真紀(山口紗弥加)は、タイムホールに繋がる時空制御に成功したと発表した。だが一ヶ月後、常見がデータを捏造していたことが発覚し、真鍋は常見を解雇し、タイムホールの研究も打ち切った。常見はそのまま姿を消し、真鍋の小型機が失踪したのはその1カ月後だった。
興玉と小夢(広瀬アリス)は研究所に訪れた。現在の室長・片桐凛太朗(森下能幸)らに話を聞いていると、そこに常見から電話がかかってきた。ねつ造事件後、行方をくらましていた常見からのものだった。興玉と小夢だけならきていいといい、その住所は足が落ちてきた高層マンションの低層階だった。
二人が尋ねると、そこに巫女の豊玉妃花(福本莉子)が家政婦として働いていた。
常見はマンションの部屋で研究を進めていた。常見は真鍋が生きていると考えていて、なぜねつ造の時に自分を解雇したのかを聞きたいという。その話をしていたときに、荒波たちがやってきた。真鍋と常見は付き合っていたことがわかった。
そんな時、河原で女性の右手が発見された。その手は古庄(山田キヌヲ)だった。古庄は常見の住所を、以前、真鍋が支援してもらっていた企業に教えていた。その企業はスパイ企業と思われた。興玉は常見の身の安全を心配する。その心配通り、常見は何者かに連れ去られた。現場についた興玉、小夢も一緒に連れ去られてしまった。
小夢が気がつくと、そこに片桐がやってきていた。犯人たちは常見の命を守りたければ片桐に来るようにといったのだ。片桐は真鍋がいなくなった後、常見に研究費を横流ししていた。純粋に研究者として常見を尊敬していたのだ。そして、常見がタイムホールの実験に成功したと思い、それが本当かを常見に迫る。しかし、常見はそれを認めない。すると、胴体に巻き付けた爆弾のスイッチを押すといいだした。爆破すれば、興玉や小夢もあわせて皆死んでしまう。スイッチを押そうとするが、片桐の手はどうしても動かない。
すると、結束バンドで締められていたはずの興玉が片桐の腕をとった。小夢があっけにとられていると、実は、常見を拉致しようとしたところを、全領域異常解決室と契約のある芹田(迫田孝也)たちが仕組んだもので、小夢だけが知らなかったのだ。片桐に、真鍋が乗った飛行機に爆弾をしかけ、スパイ企業に情報を流していた古庄のことを殺したことを自供させるために、仕組んだ芝居だった。
真鍋と古庄の事件はわかったが、なぜ、足や手が空から降ってきたのかについては実際にはわからない。興玉はファフロツキー現象だという。荒波は納得できないが、それ以外に立証はできない。
興玉は真鍋が常見を追放した理由が、スパイ企業から常見の身を守るためだったと常見に告げる。本当にそうなのかは、自分がタイムホールで答えを聞いてくると常見はいって研究する部屋に入った。そんな常見のもとに、真鍋のアドレスから、2032年に再会できると連絡が入った。
小夢は常見の部屋にきていた家政婦が、本当の家政婦でないこと、これまでの3件の事件現場に顔を出していることを見つけた。豊玉妃花がヒルコではないかと予想する。
豊玉妃花はビルのエントランスに座っている。すると、上階から男性が飛び降り自殺をして身体が降ってきた。その様子をみた、宇喜之民生(小日向文世)はやり過ぎだという。豊玉妃花ははそろそろ全領域異常解決室との対決の時だと話した。
タイムホールから届いたメール?
真鍋の乗った飛行機が爆破した事件や研究員の古庄の殺人事件については、研究所の所長の片桐凛太朗(森下能幸)だと判明したが、なぜ、遺体の一部が空から降ってきたのか、そして、それが常見の住んでいるマンションだったのかなど謎は残されたままだ。さらに、常見のもとには死んだ真鍋からのメールも届く。本当にタイムホールを使って未来にいった真鍋が出したものなのか?すべてを解決しないでドラマは進む。
豊玉神社の巫女・豊玉妃花(福本莉子)は神か、悪魔か
これまで全領域異常解決室が扱った事件のすべての現場に現れている豊玉神社の巫女・豊玉妃花(福本莉子)は、小夢(広瀬アリス)が見立てたようにヒルコなのか?30日に放送される第4話では小夢が豊玉妃花に直接「ヒルコなの?」と尋ねる。豊玉妃花は神なのか?そして、正体を知っているように見える所長の宇喜之民生(小日向文世)。さらに豊玉妃花を見かけて眉をひそめた興玉は豊玉妃花の正体を知っているのか?
■第4話あらすじ
宇喜之民生(小日向文世)は豊玉神社の巫女・豊玉妃花(福本莉子)に「暴れ過ぎだ」と注意していた。しかし、豊玉妃花は平然としている。そして、その目の前で、エリートサラリーマンが次々を自殺してゆく。原因は妖怪・イツキなのか?自殺したサラリーマンの妻が怪しいのか?
番組情報
カンテレ・フジテレビ 2024年10月9日スタート。毎週水曜日22時放送「全領域異常解決室」。出演:藤原竜也、広瀬アリス、柿澤勇人、福本莉子、小宮璃央、成海璃子、迫田孝也、ユースケ・サンタマリア、小日向文世ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@zenketsu_fujitv」。
◇フジテレビ「全領域異常解決室」番組公式サイト
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