「犬の声」ロト殺人事件…イム・チェムが犯人にされる危機をイ・スンジェが救う【第9話あらすじ】
23日に放送されたKBS 2TVの水木ドラマ「犬の声」(脚本:ピョン・スギョン、演出:キム・ユジン)第9話では、ロトの当選金を巡って起きた意味深な殺人事件にイム・チェムが巻き込まれ緊張感を生み出した。
第9話のあらすじと見どころを紹介する(ネタバレ)。YouTube「KBS Drama」チャンネルにて関連動画が公開されている。この回の視聴率は、全国視聴率が3.8%、首都圏も3.6%(ニールセンコリア調べ)だった。
「犬の声」は、活躍するシニアたちと警察犬出身の「ソフィ」が描く、愉快で大胆な高齢者の成長をテーマにしたシチュエーション・コメディドラマだ。イ・スンジェらベテラン俳優が本人名で登場する。⇒【関連・各話のあらすじ】
■キャスト
イ・スンジェ
キム・ヨンゴン
イェ・スジョン
イム・チェム
ソン・オクスク
イ・ギドン役:パク・ソンウン
ホン・ウナ役:キム・ジヨン
ホン・チョウォン役:ヨンウ
キム・セギョン役:イ・スギョン
ほか
巨済島のタコ店で、ヒョンギョン(チャン・ハナ)、ジンジュ(コ・ユリ)、プジャ(イ・ユミ)の友人たちが「タコ占い師」を信じてロト番号をメモする。彼女たちは「当たったら三等分する」と約束する。。店の片隅では一人で酒を飲み、息子と電話をした後、無関心な態度に大いに傷ついたイム・チェムがいた。そんな彼を気の毒に思った3人が慰めたが、イム・チェムは逆上して「金の前では友達もクソもないだろ?」とぶつけた。
その後、衝撃的な事件が発生する。3人が買ったロトが1等に当選し、喜んでいたのも束の間、タコ店の店主であるヒョンギョン、続いてジンジュの遺体も発見され、友人たちの中で唯一生き残ったプジャが容疑者と疑われた。警察はロトの当選金が動機だと考えるが、決定的な証拠となる当選券が消え、事件は迷宮入りする。
一方、ソン・オクスクは、無関心な息子夫婦に悩むイム・チェムのために、彼がロト1等に当選したという偽情報を伝え、彼らの態度を改めさせようとする。手のひらを返すように態度を変えた息子夫婦を見て、ソン・オクスクは怒りを覚えたが、そのことを全く知らないイム・チェムは幸せそうにしていた。
しかし、偶然にもイム・チェムはポケットに本物の当選券を持っていたことに気付く。数日前に風で飛んできたロト券を無意識にポケットに入れていたのだ。当選金を狙った息子夫婦の態度に失望したイム・チェムは、殺人事件の決定的な証拠であるロト当選券を持っていたため、参考人として警察に呼ばれることになる。濡れ衣を着せられそうになった仲間を救うため、再びイ・スンジェが動く。
イ・スンジェ、ソフィ、そして巡査ホン・チョウォン(ヨヌ)は、亡くなったジンジュが生前に飼っていたペットの犬ボクシルを探し、保護施設を訪れた。ボクシルの体に付いていたペットカメラとそのメモリーカードが決定的な証拠になると判断し、メモリーカードがボクシルの排泄物の中から発見されるシーンは笑いを誘った。
メモリーカードに収められていたペットカメラの映像には、犯人の正体と事件の全貌がそのまま映し出されていた。ジンジュがロトの当選券を一人で盗もうとしたところをヒョンギョンに見られ、動揺した彼女が冷凍タコでヒョンギョンを殴って殺害する場面が撮影されていた。殺人を犯して慌てて逃げていたジンジュは階段から転落して死に、その際、風で飛ばされたロトの当選券がイム・チェムの手に渡ったことが明らかになり、事件の全てのパズルが解けた。
一方、イム・チェムのロト当選が単なるハプニングで終わった後、息子夫婦は自分たちの行動を反省し、真摯に謝罪した。
「犬の声」は、冷たいミステリーの中に温かいエピソードや笑いを誘うコメディ要素を織り交ぜ、多彩な楽しさを提供している。放送後、視聴者は「お金の前では友達もいないというイム・チェムの言葉が伏線だったんだ」、「見終わると胸がいっぱいになるドラマ」、「ソフィ本当に可愛いし演技もうまい」、「スンジェ先生の誇らしげな笑顔がほほえましい」、「ボクシル賢いね。特別出演している犬たちも可愛くて癒される」といった多様な反応を見せた。
KBS水木ドラマ「犬の声」第10話は、10月24日21時50分に放送。
◇KBS Drama「개소리」関連動画(一部日本からの視聴不可もあり)
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