松本若菜が生んだ子を抱いた田中圭は号泣「わたしの宝物」【第2話ネタバレ・3話予告】
10月24日放送の「わたしの宝物」で、美羽(松本若菜)の夫・宏樹(田中圭)の不器用すぎる会社員生活が描かれ、モラハラ夫の評価が一変した。アフリカで怪我をした冬月(深澤辰哉)も生きていた。第3話は10月31日22時から放送される。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
フジテレビ木10ドラマ「わたしの宝物」とは
「わたしの宝物」は夫以外の男性との子供を、夫との子と偽って産んで育てる「托卵(たくらん)」を題材に、“大切な宝物”を守るために悪女になることを決意した一人の女性(松本若菜)とその夫(田中圭)、そして彼女が愛した彼(深澤辰哉・Snow Man)、3人のもつれあう感情を完全オリジナル脚本で描く、ひりつく大人の恋愛ドラマだ。その第2話が24日に放送された。
■第2話ネタバレあらすじ
美羽(松本若菜)は、このまま宏樹(田中圭)に嘘をつき続けることができるのか不安な気持ちはありつつ、冬月(深澤辰哉)との子供が自分のお腹にしっかり生きていることを確信するのだった。
アフリカの医療施設では、土埃と汗で汚れた水木莉紗(さとうほなみ)がいた。そして既に遺体と化した日本人の遺品が冬月のものとわかり、放心状態となっていた。現地の警察からも亡くなったのは冬月かと確認される。莉紗はアフリカに来た当時のことを思い出す。莉紗は冬月に思いを寄せていたが、冬月は「落ち着いたら日本に一度帰りたい」と愛する人を残してきたことを話したのだ。その言葉を思い出した莉紗は、生きている方が冬月なのに、冬月が死んだと話してしまった。
宏樹は子どもに対して喜びよりも複雑な感情を抱く。日常的に厳しい言葉を美羽に浴びせてしまう宏樹。そんな自分との間にできた子供に対して、これからうまくやっていける自信がなかったのだ。そうした感情を喫茶店のマスター・浅岡忠行(北村一輝)に伝えつつ、自分はどのように美羽とこれから生まれてくる子供と接していくべきなのかを深く考えるのだった。
宏樹は会社で辛い日々を送っていた。上司からは怒られ、部下はそんな宏樹を軽蔑していた。部下のことをかばっているのに、影では酷いことを言っているのだ。そんな後輩の言葉を聞いても、その場に入ることもできずに胃の痛さを我慢し続けるのだった。宏樹にとって浅岡の店でコーヒーを飲みながら話をすることが唯一の救いとなっていた。
そして、美羽のお腹の子は順調に育ち、赤ちゃんが元気な産声をあげて生まれた。宏樹は、その子を抱いた瞬間、自然と涙が溢れてしまう。美羽にはその涙の理由がわからず戸惑ってしまった。
宏樹(田中圭)の会社員生活がきつすぎる
17日に放送された第1話では、宏樹は妻の美羽(松本若菜)に対して、あまりにもひどいモラハラを繰り返していた。「こんな夫なら逃げたくなる」と美羽が学生時代に好きだった冬月(深澤辰哉・Snow Man)に心を寄せたことにも理解が多かった。第2話では宏樹に焦点があたり、会社で上司からノルマの絶体達成を命じられ、かばっている後輩は宏樹を「不器用なヤツ」と軽んじていることもわかった。上からも下からも圧力がかかる中間管理職としての辛い境遇がわかった。
話の展開の早さに驚き
第1話で美羽の妊娠までを描いたスピード感は第2話にも引き継がれていた。第2話スタート時は妊娠がわかって戸惑うシーンだったが、ラストには子どもを出産するところまで進んだ。その子を抱いた宏樹が感激して号泣するという美羽にとってはある意味辛いシーンで幕を閉じだ。
冬月は生きて帰ってくる
同僚の水木莉紗(さとうほなみ)がついた嘘で亡くなったこととされていた冬月だが、怪我が治り日本に帰国する。まだ、自分の子がいるとは知らない状態だが、美羽の子を見たらどうなるのか?再会は終りの始まりとなる。
配信数が好調
視聴率はふるわなかったものの、見逃し配信などの数はかなり好成績を収めている。放送日翌日までで、第1話の配信数は木曜劇場としては第2位となる134万回(ビデオリサーチ社調べ、TVer、FODの合計値)を記録している。「大人の恋愛」を描き、夫婦間ではタブーな話題に触れることからも、2023年に放送した「あなたがしてくれなくても」同様に「一人でこっそり」と見る派も多いようで、今後も配信数に期待が持たれる。
■第3話あらすじ
父親になる自信がなかった宏樹(田中圭)自身も、その溢れ出た感情に困惑し、行き場を無くした気持ちを喫茶店のマスター・浅岡忠行(北村一輝)に相談するのだった。
美羽(松本若菜)は、親友・小森真琴(恒松祐里)のアドバイスと、自身の名前を父親につけてもらった思い出から、宏樹に子供の名前を付けてほしいとお願いする。
そんな中、大規模テロの犠牲者と誤報されていた冬月(深澤辰哉)が無事日本に生きて帰ってきた。一緒に帰ってきた水木莉紗(さとうほなみ)と、冬月と間違えられた本当の犠牲者で、冬月の同僚・下原健太 (持田将史)の弟・隼人(西垣匠)の元へ向かっていた。そこで隼人に兄のいない悲しみをぶつけられた二人だったが、遺族の想いを背負って生きていくと、冬月は心に誓うのだった。
フジテレビ 2024年10月17日スタート。毎週木曜日22時放送「わたしの宝物」。出演:松本若菜、田中圭、深澤辰哉(Snow Man)、さとうほなみ、恒松祐里、多岐川裕美、北村一輝ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@takaramono_fuji」。
◇フジテレビ「わたしの宝物」番組公式サイト
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