趣里は変装して原告・吉本実憂の嘘を暴いた「モンスター」【第3話ネタバレ・4話予告】
10月28日に放送された「モンスター」(火、22時、カンテレ・フジ)では精子提供というセンシティブな問題が裁かれた。神波亮子(趣里)が変装して嘘を見抜いたことに、杉浦(ジェシー)は「女優?」とつぶやいた。11月4日に第4話が放送される。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
フジテレビ月10ドラマ「モンスター」第3話のネタバレや話題をご紹介
趣里が得体の知れない弁護士・神波亮子を演じる「モンスター」は、モンスター弁護士が、法がおいついていない令和ならではのさまざまな問題を向き合い、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かうリーガルエンターテイメントだ。第3話が10月28日に放送された。第3話は精子提供を頼んだ相手が経歴詐称だったことを訴える裁判が取り上げられた。
■第3話ネタバレあらすじ
日本有数の企業である五条グループの跡取り息子・五条和彦(渋谷謙人)が、妻の亜佐美(佐津川愛美)を連れて亮子(趣里)のもとへやってくる。
不妊で悩んだ夫婦は、跡取りのために、和彦と同じ学歴を持つ東大卒の男性の精子提供を受けて妊娠した。しかし、その男の経歴は全くのでたらめで、別の女性が訴えを起こしていたことをテレビの報道で知った。
世間はもちろん、身内にすら無精子症や精子提供の事実を知られたくない和彦は、事件が大きくなって自らの情報が出ないよう、亮子に男を弁護してもらい、穏便に示談でおさめてしてほしいと依頼する。弁護費用も示談金もすべて和彦が払うという。
ところが、簡単な仕事だからと、亮子はこの案件を杉浦(ジェシー)に一任する。早速、“健太”と名乗った斉藤文哉(佐藤寛太)に会い、示談になるよう話を進めたいと持ちかける杉浦だったが、斉藤はこれを拒否する。聞けば、原告の長岡茉由(吉本実憂)は、斉藤が経歴を偽っていたことに気づいていたといい、その証拠こそないものの、斉藤は示談だけはしたくないと言い張る。亮子もまた、茉由の言動にどこか違和感を覚えたため、城野(中川翼)に頼んで調べてもらうと、茉由の意外な素顔が明らかになる。城野が調べた裏アカからは、茉由は夫との仲がうまくいっていないようで、温泉旅行を楽しんでいる投稿には「夫から離れてストレス解消」などと書かれていた。
その頃、和彦は精子提供した斎藤が東大出ではないことから、亜佐美に中絶手術を迫る。また、別の東大卒の人の精子をもらえばいいという。しかし、亜佐美はどうしても堕ろしたくない。和彦に、実は別の人の精子を使ったのだという。そしてそれが東大卒の人だと聞くと、和彦は堕ろす必要はないという。ほっとした亜佐美は産婦人科医の竹下に産めることを喜んで伝えた。
亮子は竹下のことを探るように杉浦に頼む。竹下が誰かのお墓参りに向かうと、そこに亜佐美もやってきた。墓に眠るのは、亜佐美の元彼だった。
斎藤は茉由と本気で恋愛していたと思っていたと亮子たちに話す。そして、温泉旅行にいったことなどもあるという。しかし、宿の予約も茉由が行い、当日は宿から一歩のでずにゲームをしていたため、誰にも見られていないという。そして、その日、温泉にゆくことを“かすみ草”というハンドルネームの女性にだけは伝えたという。その日、本当は“かすみ草”に精子を提供する日だったのだが、茉由と出かけるためにできなくなったからだ。
亜佐美のお腹の子供の父親は亡くなっている元彼だった。元彼は死ぬ前に精子保存をしていたが、本来は本人が死亡したらその精子は破棄しなくてはいけないが、竹下がその精子を使って亜佐美に不妊治療したのだった。亜佐美は先生も女性ならわかるでしょ?というが、亮子はわからないという。経済的に安定していなかった元彼を捨てて、金持ちの和彦と結婚したが和彦は無精子症で子どもを望めない。いつも「こんなはずでは無かった」と言い続けていると亮子は指摘する。
裁判が始まり、茉由は妊娠の確率が高くなるからと直接の性交渉に応じたこと、その後はとのことを夫に話すと言われてそのまま性交渉に応じていたと訴える。亮子は反対尋問を行う。カレンダーを提示し、茉由の生理週間やSNSに温泉に行っていた日をしめす。そして、ピルを使って妊娠しないようにしていたのでは?と指摘する。最初、茉由は反論するが、亮子が変装して茉由からピルを使っていると聞き出したことを知り、認めることになった。茉由は夫との関係がうまくいっていなかったので、斎藤と恋愛感情をもって付き合っていたのだ。ただ、夫にばれそうになったので、訴えることにしたという。
亜佐美は元彼との子どもを流産したことを亮子に告げる。そして離婚したことも。和彦の無精子症のことを黙っていることを条件にして、慰謝料として5億の金をもらっていた。
5億で離婚なら悪くない?
亜佐美(佐津川愛美)は日本有数の企業である五条グループの跡取り息子・五条和彦(渋谷謙人)と結婚していたが、和彦には秘密があった。無精子症なのだ。そのため、誰にも秘密裏に跡継ぎを作るべく、東大卒の人の精子を使って亜佐美を妊娠させ、自分の子どもとして産ませようとする。
亮子と話して自分の人生を考えた亜佐美が最終的には和彦との離婚を選ぶのだが、夫婦のことを黙っていることを条件に5億の慰謝料を払うという。亮子は「ゼロが一個足りない」というが、実際には5億の慰謝料と聞いて「離婚するのも悪くない」という意見も多くでていた。
振り回される杉浦(ジェシー)の覚醒はあるか?
亮子(趣里)に振り回されている先輩弁護士の杉浦。第3話でも亮子に先手先手を取られてしまい、まるで下働きのような立場になってしまう。振り回されるジェシーをみて「可愛い」という意見もあるが、もともと弁護士の経験値も亮子よりも多く、頭脳明晰なので、今後、亮子が驚くような覚醒をすることを期待する視聴者も多い。
第4話は大学のサッカー部の体罰問題
次に亮子や杉浦が担当するのは大学のサッカー部の体罰問題だ。運動部の体罰問題は実際にもよく問題となるが、亮子達が頼まれるのは大学側からだ。体罰を訴える側ではない。どんな真実を暴き出すのか?
配信が好調
第1話の見逃し配信(TVer・カンテレドーガ)の再生回数が、大台となる200万回を突破したという。また、1話に続き、今週放送された2話もTVer総合ランキングで1位を獲得するなど、配信では好調なスタートを切っている。Netflixでも配信されており、Netflix「今日のシリーズTOP10」(国内、10/23・24)で2日連続で1位を獲得した。カンテレが制作したドラマでNetflix「今日のシリーズTOP10」(国内)において1位を獲得したのは、「エルピス-希望、あるいは災い-」「罠の戦争」に続いて3作品目で、2日連続での1位獲得はカンテレ史上初となる。
■第4話あらすじ
名門として知られる大学のサッカー部で、体罰が横行しているという記事が週刊誌に掲載される。杉浦(ジェシー)の高校の同級生でサッカー部コーチの甘利弘樹(佐野岳)が、亮子(趣里)に相談したいと事務所にやって来る。
ところが時を同じくして、部員たちこれまでの厳しい練習の数々は体罰だったとし、損害賠償を求めて大学を提訴するという。理事長は、裁判に向けてサッカー部に体罰がなかったことを証明し、さらに週刊誌にリークした部員も特定してほしいと亮子に依頼する。
集団訴訟を起こしたのは神宮寺和也(夏生大湖)をはじめとする3年生の部員たち。しかし唯一、プロ候補のゴールキーパー・武田大樹(本田響矢)だけは参加していない。武田は入学金や授業料を免除されたスポーツ特待生だという。つまり、大学側が不利になることは言えないのだった。
カンテレ・フジテレビ 2024年10月14日スタート。毎週月曜日22時放送「モンスター」。出演:趣里、ジェシー(SixTONES)、古田新太、YOU、宇野祥平、音月桂、中川翼、ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@monsterktv8」。
◇カンテレ・フジテレビ「モンスター」番組公式サイト
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