遠藤憲一「民王R」第2話、4千万円返納で無給総理誕生!新内閣に闇バイト、時事ネタ盛りだくさん… 第3話あらすじ

07時30分 ドラマ
ⓒテレビ朝日

遠藤憲一主演のテレビ朝日系「民王R(たみおうあーる)」の第2話“総理と若者”が10月29日(火)に放送された。第3話の予告動画は番組公式サイトで公開されている。TELASAで全話一挙配信&メイキング「民王UR(ウラ)」独占配信中。



■前回までのあらすじ
引退を間近に控えながらも、派閥のドンである二木正一(岸部一徳)からの要請で、再び総理大臣の座に就くことになった武藤泰山(遠藤憲一)。しかしその矢先、またしても入れ替わりが発生。新たに秘書となった冴島優佳(あの)と中身が入れ替わってしまったのだ。

公安の新田理(山内圭哉)、猫田マモル(山時聡真)の調べによると、今回の入れ替わり対象は「全国民」だという。冴島の暴走により一次は総理の座が危ぶまれたが、彼女の暴言がSNSで話題を集め、それが後押しになって泰山は二度目の総理の座につくことができた。

■第2話“総理と若者”ネタバレあらすじ
再び未曾有のテロに巻き込まれることになった泰山を、次なる入れ替わりが襲う。総理執務室で頭痛に見舞われた泰山は、気がつくとどこかの山中でシャベルを片手に立っていた。

目の前には両手を縛られ頭から血を流して、ぐったりと木にもたれかかる1人の男。「まさか俺は、殺人犯と入れ替わってしまったのか!?」周囲を強面の男たちに囲まれていることに気付いた泰山は、シャベルを投げ捨て、一目散に逃げ出した。

その頃、泰山と入れ替わった木下直樹(曽田陵介)は、狩屋孝司=カリヤン(金田明夫)、田中丸一郎太(大橋和也)、優佳らと地下四階の入れ替わりの対策本部にいた。よもや目の前にいる泰山の中身が別人だとは思いもしない田中丸らだったが、何を言われても「ああ…」としか返答しない泰山に業を煮やす。

追っ手から逃れた木下顔の泰山は、ひたすら総理官邸を目指して走り、馬力で会議に乗り込み、自分が泰山だと冴島らに知らせる。

地下四階で木下から山の中での出来事の事情を聴くと、生活苦で闇バイトに応募し、仲間に連帯責任を取らされて山中で遺体を埋める穴を掘っていたのだという。泰山は人生を悲観する木下に、総理という立場ではなく木下本人の姿で彼の人生を好転させてみせる言い出す。

さっそく会社に出社するが、社長から今期のボーナスは業績不振のため出させないと言われ、憤慨した泰山は、大手取引先に値上げ交渉に出向くが、不興を買い社長から仕事を休むように言われてしまう。泰山は休業の間に朝から晩まで働き、二週間後には夜間のファミレス勤務でシフト長になるなど実績をあげた。

一方、猫背になったと噂されるようになった泰山顔の木下は、カリヤンに言われるがまま会議に出席し、仕事は丸投げ。廃案が検討されていた「若者の孤立孤独支援事業」も好きにしてくれと背を向けた。

泰山はファミレスの常連のご老体に「自分たちの時代は頑張れば豊かになれるという実感があった。でも、今は未来に希望がない」と、今の若者たちがどうしたら希望がもてるようになるだろうかと語りかける。後にその老人は大手取引先の会長だったことが判明、泰山が要求した値上げ交渉は承認され、社長にも笑顔が戻り、泰山の仕事復帰も許された。

一方、泰山のがんばりを観ていた木下も政治に参加することを決意、廃案となった「若者の孤立孤独支援事業」について学び、予算の見直しを行ない事業の復活を訴える。それでもあと4000万円足りない。木下はその部分については考えてあるといい、総理の年収4000万円を返上し、事業資金にあてることを公言する。

それは、泰山が木下に「自分が政治家になったのは金のためではない」と伝えていたからだった。木下が給与返納を公言したとたん、“入れ替わり”は解除された。泰山は年収4000万円を失ったが、若者の世代に希望を与える事業を復活させることに成功した。



今回も時事ネタ盛りだくさん!
タイムリーな新内閣発足から第1話に続き、二度目の“入れ替わり”相手は“闇バイト”をしていた低賃金の正社員・木下青年。彼が予算見直しで実現したのは「若者の孤独孤立対策事業」。その予算をつくるために廃案したのは、まったく無駄な“議事堂プロジェクションマッピング”だった。SNSでは「今の時代や政治に訴えるものがある」「すごい考えさせられる話だったなー」「闇バイトとかまさに、今抱えている問題」といった感想が寄せられていた。

4000万円返納で無給総理に!
「金のために政治家になったわけじゃない」という泰山の信念。全額返納は残念そうではあったけれども、そのまま受け入れてしまうところがさすが。“忖度”ではなく“信念”を貫き通せる泰山のような政治家ばかりだったら、全ての世代に明るい未来が実現しそうだ。

■第3話 あらすじ
公安の新田理(山内圭哉)と猫田マモル(山時聡真)の捜査により、一連の事件の黒幕がアメリカ政府である可能性が浮上。大統領選で再選したバーガー大統領が来日する中、泰山は5歳児の早瀬信太(吉本凪沙)と入れ替わることに。5歳の姿で首脳会談に出席できない泰山は保育園で遊び、総理の姿になった信太も自由に過ごす。対策本部では入れ替わりを引き起こす脳波チップの流通経路が特定され、ワクチンに混入していた可能性が浮上。泰山は保育園を抜け出し、大統領との会談に向かうことを決意する。

テレビ朝日 「民王R」は9024年10月22日(火)21時放送スタート。/主題歌:asmi『こっち向いてほい 』(sony Music Labels Inc.)/出演:遠藤憲一、大橋和也、あの、山時聡真、満島真之介、山内圭哉、溝端淳平、金田明夫、岸部一徳 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@tamioudrama 」。番組公式Instagramアカウントは「@tamioudrama 」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「民王R」番組公式サイト

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