「犬の声」イ・スンジェ、ナム・ユンスの殺人容疑を晴らし、視聴率3.3%【第11話あらすじ】

09時38分 ドラマ
画像:YouTube|KBS「개소리」放送画面キャプチャー

30日に放送されたKBS 2TV水木ドラマ「犬の声」第11話では、役を降ろされて巨済島へ来ることになったきっかけを作ったヒョンタ(ナム・ユンス)の殺人容疑をイ・スンジェが晴らした。残り1話、果たしてスンジェは俳優復帰できるのか?YouTube「KBS Drama」チャンネルにて最終回予告動画など公開中だ。

この回の視聴率は全国基準で3.3%、首都圏2.8(ニールセンコリア)を記録した。最終回前話となる第11話のあらすじと見どころを紹介する(ネタバレ)。



「犬の声」は、活躍するシニアたちと警察犬出身の「ソフィ」が描く、愉快で大胆な高齢者の成長をテーマにしたシチュエーション・コメディドラマだ。イ・スンジェらベテラン俳優が本人名で登場する。⇒【関連・各話のあらすじ】

■キャスト
イ・スンジェ
キム・ヨンゴン
イェ・スジョン
イム・チェム
ソン・オクスク
イ・ギドン役:パク・ソンウン
ホン・ウナ役:キム・ジヨン
ホン・チョウォン役:ヨンウ
キム・セギョン役:イ・スギョン
 ほか

チョウォン(ヨンウ)の血液型はRHマイナスO形の珍しい血液型で、ギドン(パク・ソンウン)は泣きながら輸血を申し出た。チョウォンの意識が戻り、ギドンを「パパ」と呼ぶ。ギドンは苦労をさせたと謝り、チョウォンはギドンが父親で嬉しいと言って、ギドンを感涙させた。

そんな中、イ・スンジェは散歩中、後輩俳優ヒョンタ(ナム・ユンス)が暴漢に襲われている場面を目撃し、助けに入る。しかし、実はそれが撮影中のシーンで、監督から咎められる。スンジェはカメラが見当たらなかったため、撮影現場とは気づかなかったと弁明するが、監督はドローンで撮影していたことにいら立っていた。居心地の悪くなったスンジェは謝罪してその場を去るが、ヒョンタに「頑張れよ」と短い激励の言葉を残す。この出来事に、普段は気難しいスンジェが自分のために身を投じた姿に、ヒョンタは胸が熱くなる。

その後、ヒョンタはスンジェとキム・ヨンゴンを頻繁に訪ね、演技のアドバイスを求める。ヒョンタは恋人のペク・ソンイ()を連れて挨拶し、先輩たちから演技指導を受けるが、ペク・ソンイは「退屈だった」と冷ややかな反応。ある夜、ヒョンタはキャンプで酒に酔って先に寝てしまい、翌朝、目を覚ますとソンイが血まみれで亡くなっていることに驚き、急いでマネージャーに連絡する。

マネージャーは遺体の処理を行い、「君はここにいなかったんだ」と念を押す。しかしヒョンタは、マネージャーの連絡を無視して警察署に行き自首する。刑事たちは驚きながらも、ヒョンタが最近処方された睡眠薬の影響で妄想症状が出ていると考え、彼を帰宅させる。しかし、翌日、海辺でソンイの遺体が発見され、再び逮捕されることになる。

スンジェはヒョンタの無実を証明するため、探偵犬ソフィに助けを求める。ソフィは、亡くなったはずのソンイを前日に市場で目撃したと伝える。ソフィはウィッグをつけたソンイがマネージャーと一緒にいるのを観察し、その後、スンジェはソフィに小型カメラを装着させてマネージャーの動きを追跡させる。マネージャーがソンイと共謀し、ヒョンタを陥れたことが明らかになるが、カメラが水に濡れて証拠としての効力が失われてしまう。

スンジェは落ち込んでいるところで、イム・チェムと祖母の喧嘩を仲裁する中で、畑に落ちていたソンイのスマートウォッチを見つける。このスマートウォッチには、マネージャーが真犯人であることを示す証拠が詰まっていた。これによりヒョンタは無罪放免となり、感謝の意を伝え「おじいさんと呼んでもいいですか?」と尋ね、スンジェは照れながらも「そうしな」と受け入れ、ヒョンタは「おじいさーん」と呼びながら、将来必ず恩返しすることを約束し、温かい雰囲気が漂った。



ヒョンタは感謝の気持ちを込めて、スンジェを訪ねる場面。お土産に持参したのはなんと“尿漏れパッド”。スジョンは「介抱する方法もいろいろあるよ」と笑ってしまう。ヒョンタは「おしっこ騒動の後、申し訳ない気持ちがあって」とユニークなプレゼントの理由を説明するが、当のイ・スンジェは不満げな表情を浮かべ、周囲を笑わせた。

またこの回では、ソン・オクスクが娘の結婚を控えた顔合わせの場で、相手方の義父が自分の初恋相手だったことに気づく。複雑な感情を抱いたオクスクは、彼が認知症を患っていると知り、更に困惑する。相手側から「初恋だった」と告白され、当時の思い出話もされるが、現実と記憶が混同している様子を見せた。オクスクは娘の幸せを考え、内心の葛藤を抱えながらも結婚を許すことを決意。最終的に「娘をよろしくお願いします」と感謝の意を伝え、顔合わせを終えるが、切ない思いを抱えたまま新しい家族の一員として歩み寄るというエピソードも描かれた。

最終回ではスジョンは、スジェとヨンゴンが主人公の台本を完成させて、ついに撮影が始まった。しかし、撮影中にスンジェが倒れるというニュースが!相棒犬ソフィーはスンジェに会うためにソウルへ向かう。果たして、スンジェとソフィは会うことができるのか?

KBS水木ドラマ「犬の声」最終回(第12話)は、10月31日21時50分に放送する。

なお、11月6日からはイ・ミンギ×ハン・ジヒョン共演の「Face Me」を放送する。こちらは冷静な整形外科医と情熱的な強力係MZ刑事が、犯罪被害者の再建整形を通じて事件の真実を追う共助追跡メディカルドラマだ。

YouTube最終回予告
KBS Drama「개소리」関連動画(一部日本からの視聴不可もあり)

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