「犬の声」最終回、イ・スンジェとソフィーの種族を越えた友情を描きハッピーエンド…3.6%【第12話あらすじ】

11月01日09時56分ドラマ
画像:KBS「개소리」よりキャプチャー

31日に放送されたKBS 2TV水木ドラマ「犬の声」最終回では、心臓まひで倒れたイ・スンジェと、彼に会いにソウルに向かう相棒犬ソフィの涙の奮闘が描かれ、種族の限界を超えた真の友情が完成する過程が示され、楽しさと感動を兼ね備えた美しい結末で余韻を残した。

最終回の視聴率は全国基準で3.6%、首都圏3.2(ニールセンコリア)で幕を閉じた。第12話のあらすじと見どころを紹介する(ネタバレ)。



「犬の声」は、活躍するシニアたちと警察犬出身の「ソフィ」が描く、愉快で大胆な高齢者の成長をテーマにしたシチュエーション・コメディドラマだ。イ・スンジェらベテラン俳優が本人名で登場する。⇒【関連・各話のあらすじ】

■キャスト
イ・スンジェ
キム・ヨンゴン
イェ・スジョン
イム・チェム
ソン・オクスク
イ・ギドン役:パク・ソンウン
ホン・ウナ役:キム・ジヨン
ホン・チョウォン役:ヨンウ
キム・セギョン役:イ・スギョン
 ほか

イェ・スジョンは「全盛期は過ぎた」という評価に悩み、5年前に息子が失踪したことをきっかけに執筆を辞めていたが、巨済で知人たちと過ごすことで安らぎを得た。そして、イ・スンジェとキム・ヨンゴンからインスピレーションを受け、ドラマ『二人の男』の脚本を仕上げ、制作責任者(CP)や監督とのミーティングのためにソウルへ向かった。制作陣はすぐにでも撮影を始めたいとスジョンの脚本を絶賛した。しかし、主役を若い俳優に変更しなければ制作が難しいとの通告を受ける。

失望したスジョンは、仲間たちに事実を言えずに「ただやめることにした」と言い訳。スンジェとヨンゴンをはじめとするシニアたちは制作が中止された真の理由を知り心を痛めた。

シニアたちは自ら制作会社を設立し、投資者を探すなど、スジョンの脚本をドラマ化するために奔走。しかし、なかなか投資者が見つからず苦労している中、スンジェに殺人容疑を晴らしてもらい恩義を感じた人気俳優ヒョンタ(ナム・ユンス)が作品に投資すると名乗り出て、特別出演まで約束してくれた。ついに撮影が始まったが、熱演を続けるスンジェが突然心臓麻痺で倒れる危機が訪れた。

これを知ったソフィーはスジョンに会うためにソウルを目指し、様々な困難を経てソウル病院に到着したが、駐車場で「イ・スンジェは死んだ」という台本での話を勘違いして、スンジェが亡くなったと絶望。しかし、奇跡的に巡査ホン・チョウォンと出会う。驚くことにスンジェの血をひく孫のチョウォンもソフィーの言葉が聞けるようになっていた。

意識を取り戻したスンジェが、いなくなったと聞いてソフィーを心配していたが、思わぬ再会に大喜び!犬の言葉を理解する不思議な能力が孫チョウォンにも現れ始めたと知り、今後探偵「デュオ」ではなく「トリオ」として活躍することを予感させた。

健康を回復したスンジェは出演作の成功と共に再起を果たし、ヨンゴンと共に年末の授賞式にも出席した。下馬評ではスンジェが演技大賞受賞者とされ、スジョン、イム・チェム、ソン・オクスクたちはサプライズパーティーを準備。ところが、ケーキに火を灯す直前に別の俳優が大賞であることが明らかになり、雰囲気は凍りついた。みんながぎこちなく笑う中、ソフィーが突然外に飛び出し、元気よく吠えながらレッドカーペットを走りまわった。スンジェは、騒然とする中、「誰が見ても大賞はイ・スンジェだ!」と叫ぶ親友ソフィーの「犬の声」を理解し、微笑んだ。



最終回ではギドン(パク・ソンウン)とセギョン(イ・スギョン)も寄りを戻し、さらには赤ん坊を授かるという嬉しいニュースも明かされた。

「犬の声」は毎週新たな事件と巧妙な伏線を提示し、それを解決していくイ・スンジェとソフィー、そして「シニア・アベンジャーズ」の活躍を描いた。個性豊かで魅力的なキャラクターの数々、登場人物たちの多彩な物語とユニークなエピソードで大きな愛を受けた。常に揺るがぬ演技でドラマを引っ張った大俳優イ・スンジェの情熱がドラマをさらに豊かに完成させた。

KBS水木ドラマ(21:50)「犬の声」の後続ドラマとして、11月6日からイ・ミンギ×ハン・ジヒョン共演の「Face Me」を放送する。こちらは冷静な整形外科医と情熱的な強力係MZ刑事が、犯罪被害者の再建整形を通じて事件の真実を追う共助追跡メディカルドラマだ。

YouTube最終回予告
KBS Drama「개소리」関連動画(一部日本からの視聴不可もあり)

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