「無能の鷹」会社に期待しない工藤阿須加の処世術に共感相次ぐ【第4話ネタバレ】

11月02日17時00分ドラマ
画像:テレ朝「無能の鷹」公式HPより
「無能の鷹」テレビ朝日にて放送中

11月1日に放送されたテレ朝金曜ドラマ「無能の鷹」第4話では、会社に期待することを止め、面倒事を回避するだけの日々を送る雉谷(工藤阿須加)の姿が視聴者の共感を呼んだ。こちらでは第4話のあらすじと見どころを紹介。次回予告動画が番組サイトで公開された。



「無能の鷹」は、とにかく清々しく無能のダメダメヒロインが働くことが嫌になっちゃった人に贈る超・脱力系お仕事コメディだ⇒【関連記事・各話のあらすじ】

■キャスト
鷹野ツメ子役:菜々緒
鶸田道人役:塩野瑛久
雉谷耕太役:工藤阿須加
鵜飼朱音役:さとうほなみ
梟井重蔵役:鈴木理学
白鳥京香役:相馬有紀実
朱雀又一郎役:高橋克実
鳩山樹役:井浦新
 ほか

■第4話あらすじ
munou画像:テレビ朝日ドラマ公式HP
「無能の鷹」2024年10月11日よりテレビ朝日にて放送

仕事の厄介事に巻き込まれぬよう雉谷(工藤阿須加)は全てにおいて先手を打っていく。そんな彼に処世術に鶸田(塩野瑛久)が圧倒される一方で、鷹野(菜々緒)は雉谷が優しい鳩山(井浦新)に厄介事を押しつけている姿を見た。

以前、精神状態が不安定になった恋人のために雨の中、土下座をする雉谷を見ていた鷹野。彼女の地雷を踏まないようにするがあまり、雉谷は恋人に振り回されていた。それは仕事時間にも影響を及ぼしており、慌てる彼に鷹野は意味深な笑みと視線を送る。

一方の雉谷は朱雀部長(高橋克実)が自分に出世の道を用意し始めている事を察する。面倒事のリスクが高まるが故に、出世から逃れたいと考える雉谷。そんな時、恋人からは結婚を迫られ精神が追い詰められた彼は転職を考えるようになる。これがきっかけで改めて自分と向き合った彼はとっくの昔に捨てたはずの熱意が微かに自分の中に残っている事に気付いた。悩む雉谷に気付いた鳩山は、優しく彼を励ますと共に期待の高さを伝える。

その矢先に告げられた鳩山の緊急入院。雉谷はそんな鳩山から大切な営業を託され鶸田と向かっていると、鷹野もそれに同行した。猫グッズを扱う営業先はアレルギー症状が出る雉谷。本領を発揮出来ない状況の上、取引相手は猫が失踪し心室喪失状態。仕事にならないと判断した雉谷は撤退を決めるも、鷹野は合図を誤解し、強気でプレゼンを開始してしまう。これに一同は慌てるが、自由気ままな鷹野に猫らしさを見出した社長はプレゼンに関心を示す。プレゼンをせざる得ない状況に陥った雉谷は、流れる涙と鼻水を利用し社長の心を動かすプレゼンを披露。鷹野が社内ニート中に猫動画を視聴していたことも功を奏し、彼らは契約を勝ち取ることに成功。

その後、同僚たちからサプライズで誕生日を祝われた雉谷は珍しく素の反応を見せる。この時、同僚への愛に気付いた雉谷は涙を流したが、朱雀部長の誕生日会を任されそうになった瞬間その愛は消え失せた。いつもの手口で面倒事を鶸田へと押しつけた雉谷はニヤリと笑う。その笑みは心なしかいつもより明るかった。

■第4話見どころ
飄々としている印象が強かった雉谷なりの苦悩が描かれた今回。社内の地雷を踏まぬようにする彼の姿に既視感を覚えた視聴者は一定数いたようで、「雉谷さんが諦めと悟りの末に見ている景色を知っている気がする・・・」、「CCメールで巻き込んでいくやつ、自分もやったなぁ」などと、彼に対する共感の声が聞かれた。
雉谷にスポットが当たった回ということもあり、SNSでは彼を演じた工藤阿須加に注目する声も聞かれている。好青年イメージが強い彼が狡猾な一面を持つ雉谷を演じたことを意外に思った視聴者は多かった様子。彼の演技を見た人々は「工藤阿須加くんはあんな演技も出来たんだ!」、「工藤阿須加があんな犯人みたいな笑い方するなんて知らなかった(笑)」と、演技の幅の広さを称賛している。

2024年10月11日よりスタートしたテレビ朝日金曜ドラマ「無能の鷹」は、毎週金曜23:15から放送される。

TBS「無能の鷹」HP

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