遠藤憲一「民王R」アメリカ大統領に五歳児総理が“武器はいらない”! 第3話あらすじと4話予告
遠藤憲一主演のテレビ朝日系「民王R(たみおうあーる)」の第3話“総理と子供”が11月5日(火)に放送された。第4話の予告動画は番組公式サイトで公開されている。TELASAで全話一挙配信&メイキング「民王UR(ウラ)」独占配信中。
■前回までのあらすじ
引退を間近に控えていた武藤泰山(遠藤憲一)に再び訪れた総理大臣返り咲きのチャンス。しかし、秘書の冴島優佳(あの)、そして闇バイトに手を染める若者・木下(曽田陵介)と立て続けに入れ替わるという事態に見舞われてしまうが、その入れ替わりは功を奏し、武藤内閣の支持率アップに役立った。
そんな中、公安の新田理(山内圭哉)、猫田マモル(山時聡真)の捜査で、一連の出来事はアメリカ政府が黒幕である可能性が浮上するも、大統領選で再選を果たしたアメリカのバーガー大統領が緊急来日することに…。
■第3話“総理と子供”ネタバレあらすじ
このタイミングでのアメリカ大統領来日を偶然の一致で片付けることはできない、と官房長官の狩屋孝司ことカリヤン(金田明夫)、田中丸一郎太(大橋和也)らと協議する中、またしても入れ替わりが発生する。
今度はなんと泰山は5歳の保育園児・早瀬信太(吉本凪沙)と入れ替わってしまう。
バーガー大統領との会談を控え、5歳児になってしまった泰山。まさか子どもの姿で首脳会談に同席するわけにもいかず、何もできない泰山は、ただ保育園で園児たちと遊ぶしかなかった。
一方、理由もわからず総理大臣の身体に入ってしまった信太は、一郎太とお馬さん遊びをしたり、優佳に抱っこをせがんだり、と気ままに過ごしていた。家族と離れてさみしくないかとカリヤンたちに尋ねられるが、信太はここは動画が観られるからいいと強がる。
シングルマザーの信太の母は忙しく、保育園のお迎えもいつも最後だった。五歳児になった泰山は、“令和のままごと”に衝撃を受けるも、園児たちに武士道を話して聞かせ、子供たちの人気者に。
その頃、対策本部では入れ替わりに関係する脳波チップの流通経路が特定され、ワクチンに混入されていた可能性が浮上する。冴島は「そんな陰謀論みたいな」と懐疑的だが、信太の売ったワクチンもこれまで入れ替わりが起こった人物たちと同じロットナンバーだったことが判明する。
バーガー大統領との会見は冴島のフォローと“日本のロボット”での意気投合でなんとか無事に終えるが、その後のもてなしの席で、バーガー大統領に持ちかけられた“武器購入”を信太がうかつに言った「欲しい」の一言で商談が成立してしまう。
翌朝、総理の“武器購入”承諾に世論の批判が集中。なんとか商談を破棄しようと、泰山は園児たちの力を借りて保育園を抜け出し、今日帰国予定のバーガー大統領の宿泊先へ向かう。
保育園では泰山が居ないことに気づき、先生と連絡をうけた母親も泰山が行くと言っていたホテルへやってきた。泰山は信太に武器購入を撤回すると言うよう要求するが、信太は何も言わない。そこへ、母親がやってきて、子供たちに危険が及ぶ武器は要らないと大統領に直談判。母親の言葉を聴いた信太も「武器はいらない」と大統領に言い、代わりに自分が大事にしていた“ロボット”のおもちゃを大統領にプレゼントする。大統領はダメ元で言っただけだと武器購入の白紙撤回を受け入れた。
そのタイミングで、泰山と信太の入れ替わりは解除された。あまりにタイミングよく解除されるため、どこかで誰かが見ているのではないかと、一同は不気味に思う。
今回も時事ネタ!
アメリカ大統領選も、再選されるかもしれないトランプ氏似のバーガー大統領もしっかり今週の時事ネタ。さらに、うなぎ登りの“防衛費8兆円”にも言及。外から守るより先に、内がダメにならないように、子育て支援と保育士待遇の改善、と“五歳の保育園児童”を体感した泰山総理は本気で動き出すことに。本当の政治もこれくらいスムーズに政策が動いてくれればいいのだが。
ワクチン陰謀説
公安の新田たちの調べで、ナノテクが仕組まれたのは、アメリカ製の“ワクチン”ではないかとの疑いが浮上したが、信太が打ったワクチンがイギリス製だったことから、アメリカ陰謀説は間違っていたがわかる。ところが、実はバーガー大統領も“入れ替わり”技術が存在することを知っていたことが判明した。“入れ替わり”を操る「ナリタ」なる謎の人物が姿を現した。ナリタの計画とはいったい…?
高橋一生が再登場!
五歳児総理に頭を抱えていたカリヤンにこの難題を聞きつけた調優秀な元秘書・貝原茂平(高橋一生)が作戦を授けてくれた。これからも、泰山のピンチのたびに、旅先から救いの手を差し伸べてくれるのかも。前回は登山途中、今回は雪山。次回、貝原は何処を旅しているのだろう?そして、“チーム泰山はこの“何度も誰かに入れ替わり”窮地を乗り越えることができるのか?
■第4話 あらすじ
泰山は今まさに臨終のときを迎えようとしているおばあちゃん・梅村トメ(丘みつ子)と入れ替わってしまう。驚異的な生命力でなんとか持ち直した泰山(トメ顔)だったが、病院のベッドの上で身動きをとることもできない。一方、総理執務室を“天国”と勘違いするトメ(泰山顔)を対策本部に連行した田中丸たちは、トメから自身の身体が現在非常に危険な状態だと知らされる。万が一、トメが亡くなってしまった場合、中に入っている泰山の身にも危険が及ぶと知り、大急ぎでトメの入院先を探し始める一同。しかしその最中、トメが対策本部から姿を消してしまい…。
自由を満喫しようと街に出たトメは、なんとファストフード店でアルバイトを始める。なんとかトメを見つけ出した優佳は、入院先を聞き出そうと必死に説得を続ける。しかしトメは、「せっかく手にした自由を失いたくない、今日だけは好きなことを好きなだけやらせてほしい」と懇願。優佳を引き連れ、パフェを食べたり、爬虫類カフェで楽しんだりと、やりたいことを次々と満喫する。その頃、青森の病院に入院するトメの夫・進(伊武雅刀)と息子の恵介は、トメの延命治療について決断を迫られていた…。
テレビ朝日 「民王R」は9024年10月22日(火)21時放送スタート。/主題歌:asmi『こっち向いてほい 』(sony Music Labels Inc.)/出演:遠藤憲一、大橋和也、あの、山時聡真、満島真之介、山内圭哉、溝端淳平、金田明夫、岸部一徳 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@tamioudrama 」。番組公式Instagramアカウントは「@tamioudrama 」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。
◇「民王R」番組公式サイト
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