メガヒット作「マーヴェリック」地上波初放送前に、『トップガン』トムの吹替・森川智之版を8日放送
2022年に世界的社会現象を起こしたメガヒット作のトム・クルーズ主演の『トップガン マーヴェリック』の地上波初放送を記念して、トムをスターダムへ押し上げた映画史に残る名作『トップガン』(1986年)を8日の「金曜ロード-ショー」(日テレ、金曜21時)にて放送。予告動画はYouTubeにて視聴できる。
『トップガン』は、世界最高峰のパイロット養成校“トップガン”を舞台に、F14トムキャレット戦闘機を操る型破りなパイロットのマーヴェリック(トム・クルーズ)が仲間たちとの過酷な訓練やロマンスを通じて成長していく姿を描いた青春航空アクションの傑作だ。
この映画をきっかけにトムをはじめ、多くの俳優が大ブレイクを果たし、ケニー・ロギンスが歌う主題歌『Danger Zone』は爽快でワイルドなギターが今でも多くの人の耳に残る名曲となっている。
見どころは何と言っても冒頭シーンから登場する戦闘機たちのカッコよさ。戦闘機から発せられる爆音と高速の中で繰り広げられる超絶技巧の編隊飛行は、年代問わずワクワクすること間違いなし。撮影で使われた航空機はアメリカ海軍の協力のもと基本的に実機で撮影されており、スタジオ撮りもあるが、戦闘機が空母に入るシーンなど貴重な映像が盛りだくさんとなっている。そんな本物で作り上げる映像による、敵に攻め込む時の緊迫した指令室や、仲間と共に激闘を繰り広げる戦闘機シーンは必見だ。
そして、戦闘シーンのみならずトム演じるマーヴェリックたち訓練生の挫折と苦悩を乗り越え“トップガン”と成長していく様子も描かれ、アクションだけではないヒューマンドラマとなっているところも見どころのひとつ。笑顔が爽やかで無鉄砲なマーヴェリックも素敵だが、彼のライバルで“失敗しない男”、アイスマン役のヴァル・キルマーのカッコよさも魅力的だ。さらにマーヴェリックと美人教官、チャーリーとの恋の駆け引きもドキドキさせられる。オープニングから流れる『Danger Zone』でテンションを上げて『トップガン』を楽しみたい。
次週放送の『トップガン マーヴェリック』の前にこの第1作を見ておけば、もっと楽しめるはず。また、トム・クルーズの吹替を配信では見られない森川智之版で楽しめるのも嬉しい。
■あらすじ
カリフォルニア州ミラマー海軍航空基地には、F-14トムキャレットを操縦する世界最高のパイロットたちを育成する訓練学校、通称“トップガン”がある。マーヴェリックは同僚のグースと共にトップガン入隊を果たし、自信と野望を膨らませる。父の謎の死を引きずりながらも、野生の勘を頼りに無鉄砲で型破りな操縦を行うマーヴェリック。日々繰り返される厳しい訓練もグースとの絶妙なコンビネーションで次々と課題をこなしていく。
トップを狙うマーヴェリックは、歓迎会のパーティーでライバルとなるアイスマンから“型破りな操縦を無謀だ”と指摘され、お互いを意識するようになる。一方で、マーヴェリックはそのパーティーに来ていたチャーリーに一目ぼれしアプローチするも相手にされなかった。しかし、翌日チャーリーが教官としてマーヴェリックの前に現れる。宇宙航空物理博士のチャーリーはMiG-28の性能について語り出すが、間近でその性能を見て来たマーヴェリックが彼女の間違いを指摘、それ以来2人は立場を超えて恋愛関係に発展していく。
■キャスト
マーヴェリック:トム・クルーズ(森川智之)
チャーリー:ケリー・マクギリス(安藤麻吹)
アイスマン:ヴァル・キルマー(東地宏樹)
キャロル:メグ・ライアン(斎藤恵理)
グース:アンソニー・エドワーズ(平田広明)
ヴァイパー:トム・スケリット(小川真司/佐々木睦)
■スタッフ
監督:トニー・スコット
音楽:ジョルジオ・モロダ―、ハロルド・フォルターメイヤー
制作国:アメリカ
プロデューサー:ビル・バダラート
トム・クルーズ代表作、スカイアクションの傑作『トップガン』(1986年)は11月8日の金曜21時から日本テレビにて放送。
◇フジテレビ「土曜プレミアム」
◇映画『トップガン マーヴェリック』公式サイト
◇映画『トップガン(1986)』本編映像特別公開