キム・ナムギル“大賞は僕しかいない!”20%超えも狙う「熱血司祭2」新キャストと共に制作発表会

19時38分 ドラマ
YouTube|@tongtongculture「熱血司祭2」制作発表会動画よりキャプチャー

SBSの人気ドラマ「熱血司祭」が5年の時を経て、再び金土劇の王座を狙う新シーズン「熱血司祭2」が本日スタート、Disney+(ディズニープラス)でも配信開始する。

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8日午後、ソウルのSBSホールで行われた制作発表会には、監督のパク・ボラム、主演俳優キム・ナムギル、イ・ハニ、キム・ソンギュン、ソンジュン、ソ・ヒョヌ、キム・ヒョンソ(ビビ)など、主要キャストが勢揃いした。司会は放送人のパク・ギョンリムが務めた。YouTubeにて会見動画が公開された。

「熱血司祭2」は、昼は司祭、夜はベラトの役割を果たし、天使派のボスとして活躍する怒れる熱血司祭キム・ヘイルが、釜山で韓国最大の麻薬カルテルと一騎打ちを繰り広げる共助捜査ドラマ。

熱血司祭2YouTube|@tongtongculture「熱血司祭2」制作発表会動画よりキャプチャー

シーズン1が放送された2019年には、最高視聴率24%を記録し、金土ドラマの中でもその地位を確立した本作。5年ぶりに戻ってきた「熱血司祭2」は、脚本を担当するパク・ジェボム作家と、シーズン1の共同演出を務めたパク・ボラム監督が再びタッグを組み、シーズン1を見ていた視聴者が十分に楽しめるような作品を作ることを目指している。

制作発表会において、監督のパク・ボラムは「シーズン1を観ていた視聴者が期待してくれるようなドラマであると自信を持って言える。シーズン1を観ていない人でも楽しめる、ユーモアと爽快感があるドラマを作り上げた」と語り、シーズン2の内容について自信を見せた。「熱血司祭2」は、シーズン1のテイストを保ちながら、より軽快でユーモラスな要素を前面に出すことで、新たな視聴者層を狙っている。

また、シーズン1から引き続き出演するキャストが揃い、キム・ナムギル、イ・ハニ、キム・ソンギュン、キム・ウォンヘ、コ・ギュピル、アン・チャンファン、ベク・ジウォン、チョン・ソンウなどが再登場し、作品に厚みを与えている。特にキム・ナムギルは、「シーズン2を作るという話を聞いて、仲間たちとまた一緒にできることが嬉しく、現場で感じる楽しさを視聴者にも届けたいと思った」とコメントし、撮影中の楽しさを強調した。
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熱血司祭2YouTube|@tongtongculture「熱血司祭2」制作発表会動画

イ・ハニは、「シーズン制のドラマがどれほど難しいか、今回「熱血司祭2」を通じて実感した。しかし、共演者やスタッフがこの作品を続けたかったという意志が強く、だからこそ再び集まることができた」と語り、シーズン2の制作にかける意気込みを示した。キム・ソンギュンは「シーズン1で多くの愛をもらい、シーズン2に戻ってくることができてとても光栄だ」と話し、シリーズが大きな反響を呼んだことに感謝を表明した。



一方、シーズン2では新たに登場するキャラクターも注目されている。新キャストとして、ソンジュン、ソ・ヒョヌ、キム・ヒョンソが加わり、物語に新しい風を吹き込む。ソンジュンは「シーズン1の成功にプレッシャーを感じたが、コミカルな要素もあり、楽しく撮影を進めることができた」と述べ、ソ・ヒョヌは「5年ぶりにオファーをもらい、嬉しさと緊張感を感じながら撮影に臨んだ」とコメントした。キム・ヒョンソ(ビビ)は、「現場でのコミカルな雰囲気に圧倒され、最初はアクションよりもコメディに集中するのが難しかった」と言い、撮影現場の楽しさと独特の雰囲気を伝えた。

新キャストが加わることで、シーズン2はより一層ダイナミックなキャラクター間の関係を描き出しており、麻薬カルテルとの戦いを中心に物語が進行する。キム・ナムギルは、シーズン1のアクションシーンから一転、シーズン2ではよりユーモアを交えたアクションを強調し、「シーズン1は激しいアクションで始まりましたが、シーズン2ではアクションと共に感情やユーモアも込めることで、より楽しさを提供できるようにしています」と語った。

さらに、シーズン1で苦悩していたキム・ソンギュン演じるキャラクターは、シーズン2では成長し、戦闘力を増した姿が描かれる。シーズン2で視聴者に新たな面を見せることが期待されている。

シーズン1で2019年のSBS演技大賞を受賞し、ニールセンコリアによると視聴率全国22%、首都圏は24.7%を叩き出している本作。これについてキム・ナムギルは、「大賞は僕しかいないと思っている」と冗談を言いつつ、「そんな考えはなくて、あまりにも不釣り合いだ。とにかくシーズン2を一緒にやれて嬉しいだけだ。ただ、初放送から視聴率が良ければ期待してもいいかもしれない。視聴率も5年前と今は違うので、以前の成績を超えるのは難しいが、数値的成功よりも多くの人が幸せだったという指標で話すなら、20%を超えてほしい」と願いを込めた。

また、彼は最近報じられた「真の教育」への出演検討についても言及。「真の教育」はネイバーウェブトゥーンが原作となっており、過去に人種差別的表現が問題となったため、出演を断ることを決定したと説明。自らが提案を受けたことは認めつつも、現在は「熱血司祭2」に集中していることを強調した。

「熱血司祭2」はシーズン1の成功を引き継ぎつつ、新たなキャラクターやストーリー展開を加え、視聴者に新たな楽しみを提供することを目指している。初回放送は8日午後10時から開始される予定で、再び高い視聴率を記録することが期待されている。



SBSの新金土ドラマ「熱血司祭2」は11月8日(金)22時に放送、日本ではDisney+(ディズニープラス)を通じて視聴できる。

なお、【「熱血司祭2」を2倍楽しむ】では、放送・配信にあわせて各話のあらすじや見どころなど紹介していく。

kandoratop【作品詳細】【「熱血司祭2」を2倍楽しむ】