「熱血司祭2」キム・ナムギルは4年前からベラトだった?ヘイルとデヨン、釜山で麻薬捜査隊と対峙 第2話

11月10日08時13分ドラマ
画像:SBS「열혈사제2」HPより

9日に配信したDisney+(ディズニープラス)シリーズ、SBS金土ドラマ「熱血司祭2」第2話は、釜山でキム・ヘイル(キム・サムギル)とク・デヨン(キム・ソンギュン)がヒウナギ(チャン・ジゴン)を捕まえるが、麻薬捜査隊に銃を突きつけられるという展開だった。この回のあらすじを見どころ、“ベラト”についても詳しく紹介する(ネタバレあり)。

激戦区の土曜日、ニールセンコリアによると9日の「熱血司祭2」第2話の視聴率は全国基準で10.1%、首都圏も10.6%と前回より数字を賭した。⇒【11月9日視聴率TOP10】

【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】



「熱血司祭2」は、昼は司祭、夜はベラトの役割を果たし、天使派のボスとして活躍する怒れる熱血司祭キム・ヘイルが、釜山で韓国最大の麻薬カルテルと一騎打ちを繰り広げる共助捜査ドラマ。
●先に【「熱血司祭2」キャスト・キャラクター紹介】に目を通しておけば、ドラマをもっと楽しめる。



■第2話「釜山に行けば」

ヘイルが去った後、修道女キム・インギョン(ペク・ジウォン)はヘイルが残した手紙を刑事ク・デヨンに見せた。手紙には、「今回は危険すぎるので自分一人で解決する」と綴ってアリ、サンヨン(ムン・ウジン)のためにヘイルが単身解決に動いたと知り、デヨンは激怒する。

釜山。ヘイルは、コ・ドクソン(キム・ウォネ)に出迎えられる。釜山のカトリック神学校を訪れたヘイルは、校長イ・ウンソク(イ・デヨン)と対面し、「ここで僕は、神学生たちのやる気と体力を鍛えます」と語り、ウンソクは驚きの反応を示す。そしてヘイルは神学生たちに「明日の朝から地獄の訓練を…あ、神学校だってことを忘れてた。明日からは天国の訓練に入る。必ず集合するように。ホームページの動画もみんな見て覚えてほしい」と、教師としての情熱を見せた。

アメリカで拘束されていた検事パク・ギョンソンは、ヘイルが実はバチカンの秘密エージェント”ベラト”であることを知り驚く。そしてバチカンの力で危機から脱出する。

一方、韓国上空を飛ぶ飛行機には、コチュジャン大好きのキム・ホンシク(ソンジュン)がいた。後に釜山に到着した彼は、自分をけん制しに来た釜山の刑事たちの前で、躊躇なく人を殺す冷酷な姿を見せた。そして「これから俺の言う通りにしろ。そうすればお前の頭じゃなくて腹に脂肪をつけてやる」と脅した。

ヘイルは病院で「多発性硬化症」と宣告されていた。命に関わる病気ではないが、苦痛を伴い、放置すると深刻になる。その原因について医師は「確かなことはないが、君に該当する要因が多すぎる。海外ウイルス感染や外部の脳衝撃などが原因で、進行すれば全身が麻痺する可能性もある。感染すれば無防備になる。これからは本当に司祭らしく生きないと生き延びられない」と警告されていたが、そうはいかない。

ヘイルは問題児チェ・ドウ(ソ・ボムジュン)を担当することになった。警察署に出向いたヘイルは「僕が許されない罪を犯しました、ドウ。大丈夫か? 僕が間違って導いたからです」と米つきバッタのように謝罪し、ウソ泣きし続けた。ここでもバチカンの力が動き、ドウは釈放される。

ヘイルはドウに「君は叙階(聖職者に任命される)を控えた神学生ではないか? 叙階も受けていないのに司祭行事をするなんて。君はバカか?」と叱るた。さらに「君には修道者としての基本が備わっていない。怒りのコントロールもできないのに、どうして司祭になろうとするんだ。」とまるで自戒するように説教を垂れた。そしてドウに「これからは一週間一緒に行動するんだ。嫌か?」と問いかけた。

その後、ヘイルはドクソンから「ヒウナギに繋がる人物が見つかった」という情報を得て、ヒウナギとの接触を試みる。ヘイルと休暇を取って駆け付けたデヨンはヒウナギ(チャン・ジゴン)と対面し、逮捕に成功する。しかしその直後、釜山警察の麻薬捜査班が現れ、ヘイルとデヨンに銃を突きつける。



■見どころ・感想など

今回も、ヘイルとデヨンのすごいが、笑えるアクションが満載だった。ところで、本編中、刑事ク・デヨンはなぜパンダに(笑)?一体どんな口実で1カ月の休暇を取って釜山にやってきたのか?

"ベラト”については【キャスト紹介】のヘイルの項で紹介したが、「熱血司祭2」版“ベラト”の意味が今回明かされた。カトリック教では、教皇によって選別された司祭がおり、彼らは騎士や雇い兵の出身で命を奪うこと以外の正義を貫く権限が与えられた。彼らは教皇庁からベラトールと呼ばれ、バチカンの保護下で免罪符が与えられた。司祭は現在各大陸に存在し、彼らは正体を隠して秘密裏に活動してきた。つまり、バチカンのスパイ的存在で、ヘイルは4年前にベラトールになり、ベラト―ルを助けるサポーターを“コメス”と呼び、グダムアベンジャーズ(キム修道女、ハン司祭、刑事グテク、ヨハン、ソンサク、そして検事ギョンソン)がコメス認定を受けていた。そしてその両者を守る、空気のように目には見えない“ファウター”という存在もあるらしい。

そしてプロローグでは、「野良犬故郷に帰る」と題して、ソンジュン扮するキム・ホンシクを出迎えるヨンサ派のボス、パク隊長(ヤン・ヒョンミン)以下が出迎えるエピソードが流れる。どうやらホンシクは、キム会長として裏社会に君臨するようだ。

もう1本「チェ・ドウの聖なる教育」では、聴覚障害を持つ人たちをフォローするeぴどーどが描かれる。ここでチンピラたちが聴覚障害を持つ人をからかったために、警察沙汰を起こしたのだった。

さあ、緊迫のラスト。ヘイルたちは一体どうやってこの危機を乗り越えるのか?麻薬捜査班の中に、演技派俳優チ・スンヒョンがいるのをお見落としなく。
高麗の英雄で国民の不倫男「熱血司祭2」麻薬捜査隊の刑事役で特別出演



「熱血司祭2」はSBSの新金土ドラマとして毎週金・土曜日22時に放送、その後Disney+(ディズニープラス)を通じて視聴できる。第3話は15日放送、配信予定だ。

【「熱血司祭2」を2倍楽しむ】では、制作発表会レポートやキャストやOST紹介、メイキング、各話のあらすじや見どころなど紹介している。



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