杉咲花の初恋の人が神木隆之介だった「海に眠るダイヤモンド」【第3話ネタバレ・4話予告】

11月11日10時22分ドラマ
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11月10日にTBS日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」第3話が放送され、食堂で働く朝子(杉咲花)にスポットが当てられた。宮本信子演じるいづみはいったい何者なのか?11月17日21時に第4話が放送される。ホストの玲央(神木隆之介・2役)は次期社長候補としていづみの会社に迎えられた。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



TBS日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」とは
「海に眠るダイヤモンド」は昭和の高度経済成長期と現代を結ぶ70年にわたる愛と青春と友情、そして家族の壮大なヒューマンラブエンターテインメントだ。その第3話が11月10日に放送された。

■第3話ネタバレあらすじ

鉄平(神木隆之介)と賢将(清水尋也)は鉱員たちの暮らしが向上するように働いていた。住まいを改善しようといろいろ策を練る。鉄平の案で、鉱員たちが暮すアパートの住居を巡り、出勤態度などを加味した点数制を取り入れることを賢将が会議にかけてくれた。しかし、賢将の父(沢村一樹)は冷ややかな態度だった。

そして季節は流れ、1957年10月。ついに端島に水道が開通する。新しい鉱員アパートや小中学校の新校舎も完成し、人口も出炭量も増えた端島は最盛期を迎えようとしていた。

そんな中、以前端島を舞台に製作された映画「燃ゆる孤島」の続編製作のため、プロデューサーの夏八木(渋川清彦)がやってくる。活気に満ちた今の端島をフィルムに収めたいと熱く語る夏八木は、島民たちを対象に出演者オーディションを行うと宣言。皆が一気に浮き足立つ中、夏八木から声をかけられた朝子(杉咲花)もまた、こっそり演技の練習を始めていた。

島で食堂を営む朝子一家は決して裕福ではなく、島の6割の人が持っているテレビも買うことができない。朝子は自分が女優になればテレビを買うこともできると練習に励んでいた。朝子の母は、賢将か鉄平と結婚してくれたらと言い出していた。

オーディション当日、夏八木はリサ(池田エライザ)に目をつける。百合子(土屋太鳳)の新調した服でやってきた。百合子の演技はあっさり却下されたが、朝子の演技には夏八木がいい評価をだした。初恋の人を聞かれると、朝子は「鞍馬天狗」と答えた。朝子が幼い頃、赤痢にかかり隔離されていた時、幼い日の鉄平が鞍馬天狗の格好で、空き瓶を持ってきてくれたのだ。その空き瓶を朝子は大事にしていて、いまでも食堂の花瓶差しとして使っている。

現代。自分の家族を玲央(神木隆之介・2役)に紹介するいづみ(宮本信子)。紹介されたいずみの孫の千景(片岡凜)は医学部に通いながら、ホストクラブにも通っていた。偶然、店の前で千景をみかけた。千景からは口止めを頼まれたが、玲央はしっかりそのことを家族に話した。そして家族会議が開かれると、千景の母(美保純)は千景のホスト通いを知っていて、さらに未払い金が400万円ほどあることも知っていた。弁護士に相談して自分たちが払うという。玲央はそんな家族のことを冷たい目で見ていた。

1957年の端島。朝子の弟・竹男(番家玖太)が金を盗んだと疑われ、男達に暴力をふるわれる。実は、夏八木が連れてきた男が盗んでいた。島に来たのは借金があったからで、島なら金が簡単に盗めると思ったのだ。映画館の職員(片桐はいり)のもとには以前映画をとった監督から「夏八木に気をつけるように」と連絡が来ていて発覚した。夏八木は金を盗んで、朝の便で逃げていた。

朝子は男達に竹男に謝るようにというが、男達は、竹雄が勝手に部屋に入りテレビを見ていたのだから、「テレビ泥棒」だと言い放った。その言葉を聞いた、朝子の父は衝動的にテレビを買ってしまう。しかし、母親はパン焼き器の月賦の残っているのにどうするのだと泣く。朝子が自分が女優になって払えばいいというが、そこにいた鉄平から夏八木の話が嘘だったときき、「もう生きていけない」と泣き出してしまった。そんな朝子を中之島のお花見に誘う。

桜の前で朝子は女優になりたかったわけではなく、食堂の朝子じゃない人になってみたかっただけだという。そんな朝子に、鉄平は桜の枝を渡した。

朝子の家が買ったテレビは鉄平の家が買ってくれた。そして、竹雄はいつでも鉄平の家でテレビが見れるようになった。

朝子が桜を瓶にかざっていると、百合子が花は朝市で買ったのか?ときき、いい加減、空き瓶を変えろという。しかし、朝子は「鞍馬天狗にもらったから」と話すと、鉄平は幼い日のことを思い出した。鉄平は、朝子の初恋の人が自分だと知り、浮き足出す。

現代。玲央はどうせ“ろくでもないドブ”なら金持ちのドブでもいいといい、いづみについてゆくことにした。いづみの会社は玲央が考えていたよりも大きい会社だった。その玄関でいづみは「一緒に会社を潰そう」と玲央に言った。



端島の暮らしは鉱員中心

島で働くのは、実際に石炭を掘る鉱員、その鉱員たちを管理する鉄平(神木隆之介)や賢将(清水尋也)、さらにはその会社の幹部社員たちと、島の人々を支える商店などの仕事に従事する人だ。そして、端島では絶対的な格差があった。幹部社員は一番いい場所に立つ住宅の高層階が与えられ、次は鉱員の中でもベテラン勢、家族の有無などもあるが、一番“イマイチ”なところは朝子(杉咲花)たち、商店の人などが住んでいる。



テレビの普及率

端島は人工的な島で島の端ぎりぎりまで鉄筋の住居などがある。娯楽は映画などに限られているため、テレビが発売されると、月賦で買う人が続出した。そして、日本全体では10%程度の普及率だったときに、端島では60%の人がテレビを持っていたという。端島がどんな風になっていたかは、番組公式サイトにあがっている動画で神木隆之介と斎藤工が紹介している。



朝子(杉咲花)の密かな思いに鉄平が気付いた

朝子は幼い日に、病に苦しんでいる時、鉄平が渡してくれた空き瓶を大事に使っている。鉄平が「鞍馬天狗参上」といってやってきてくれたことから「初恋は鞍馬天狗」と言っていたが、やっとその気持ちに鉄平が気がついた。17日に放送される第4話ではそんな鉄平が浮き足立ってしまう。鉄平と朝子が結ばれるのか?



そして、いづみ(宮本信子)は1957年版の誰?

現代パートに登場し、大きな会社を経営しているいづみ。1957年の端島と関係がある。第1話では「リナ(池田エライザ)か?」と風に誘導され、第2話では百合子(土屋太鳳)では?と思わさせられ、そして第3話では朝子の写真にいづみをダブらせる演出があった。実際に、誰なのかがきになる展開となっている。



■第4話あらすじ

1958年7月。鉄平(神木隆之介)は食堂の朝子(杉咲花)の初恋の人が自分だと知り浮き足立つ。そんな鉄平を尻目に賢将(清水尋也)は、何か思うところがある様子だ。

その頃、リナ(池田エライザ)のもとを訪れた進平(斎藤工)は、部屋である衝撃的な物を目にしてしまう。

一方、映画館を辞めて労働組合の新聞編集者としての仕事に精を出していた百合子(土屋太鳳)だったが、長らく体調を崩していた母・寿美子(山本未來)の容態が悪化する。鉄平は、百合子の家族の運命を変えてしまった、1945年8月9日の出来事を思い出していた――。

現代。いづみ(宮本信子)は玲央(神木隆之介・2役)を将来の社長候補と紹介し、自分の第二秘書として雇う。

そんな中、いづみの家族たちの間で、玲央がいづみの隠し孫ではないかという疑問が持ち上がる。



TBS 2024年10月20日スタート。毎週日曜日21時放送「海に眠るダイヤモンド」。出演:神木隆之介、斎藤工、杉咲花、池田エライザ、清水尋也、土屋太鳳、國村隼、沢村一樹、中嶋朋子、山本未來、さだまさし、宮本信子、尾美としのり、美保純、酒向芳、宮崎吐夢、内藤秀一郎、西垣匠、豆原一成(JO1)、片岡凜ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@umininemuru_tbs」。

TBS「海に眠るダイヤモンド」番組公式サイト

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