『ホワイトバード はじまりのワンダー』インタビュー&メイキング映像解禁
世界的大ヒット作『ワンダー 君は太陽』から生まれた、もうひとつの物語『ホワイトバード はじまりのワンダー』、マーク・フォースター監督やキャスト陣のインタビュー映像に加え、約4か月に及んだ撮影のメイキング映像を交えた特別映像を解禁となった。映画は12月6日(金)より全国公開となる。
全世界1500万部突破のベストセラー小説シリーズ「ワンダー」を映画化した『ワンダー 君は太陽』は興行収入320億円超えのスーパーヒットを記録した。その後、同作者R・J・パラシオが、「ワンダー」のアナザーストーリー「ホワイトバード」を書き上げた。前作『ワンダー 君は太陽』でいじめっこだった少年ジュリアン(ブライス・ガイザー)と、ジュリアンのおばあちゃん・サラ(ヘレン・ミレン)が主人公の本作は、あれから6年、学校を退学となった自覚のない孫の行く先を心配したサラが希望に満ちた未来へ導くために、自ら封印していた“衝撃の過去”を告白するという、今この時代だからこそ必要な力を手渡してくれる、衝撃と感動のヒューマンドラマとなっている。先日開催された第37回東京国際映画祭のガラ・セレクション部門へ正式出品され、11月3日(日)には日本最速上映を実施し、上映後には約11年ぶりに来日したマーク・フォースター監督によるQ&Aも実施され、会場は大きな拍手に包まれた。
ヘレン・ミレン演じるサラの少女時代を演じたアリエラ・グレイザーと、同じクラスでいじめられていたジュリアンを演じたオーランド・シュワートは、ともに映画出演経験はあるものの、主演クラスの役は初めてのことだ。キャスティングの背景について「観客にも登場人物を愛してほしいんだ。そのためには説得力のある役者が必要だ」と語る監督の目に留まり、オーディションを見事に勝ち抜いた。
© 2024 Lions Gate Films Inc. and Participant Media, LLC. All Rights Reserved.アリエラは「長い選考期間だった」と振り返って、デモを撮ったり監督に会ったりしたことを明かし、結果を受けてから「数日間は現実味もなかった」と語っている。またオーランドは7歳の時に前作の原作小説「ワンダー」を読み、作者のR・J・パラシオのファンになったそうで、「最高の機会に恵まれて幸せだ、ジュリアンが大好きだからね」と原作ファンとしての喜びをあらわにした。
マーク・フォースター監督やキャストのコメント映像にメイキングを交えた特別映像には、監督とディスカッションしながら、真摯に撮影に向き合う2人の様子が随所に散りばめられている。監督が描きたかった、観る者の心を奪う「美しく神秘的な恋物語」を体現した2人の今後の活躍からも目が離せない。
■あらすじ
いじめによって学校を退学処分になったジュリアンは、自分の居場所を見失っていた。そんな中、ジュリアンの祖母のサラがパリから訪ねて来る。あの経験で学んだことは、「人に意地悪もやさしくもしないただ普通に接することだ」と孫の口から聞いたサラは、「あなたのために話すべきね」と自らの少女時代を明かす。時は1942年、ナチス占領下のフランスで、ユダヤ人であるサラと彼女の両親に危険が近づいていた。サラの学校にナチスが押し寄せ、ユダヤ人生徒を連行するが、サラは同じクラスのジュリアンに助けられ、彼の家の納屋に匿われることになる。クラスでいじめられていたジュリアンに何の関心も払わず、名前すら知らなかったサラを、ジュリアンと彼の両親は命がけで守ってくれる。日に日に二人の絆が深まる中、終戦が近いというニュースが流れるのだが──。
■作品概要
監督:マーク・フォースター 『ネバーランド』『オットーという男』
脚本:マーク・ボムバック、R.J.パラシオ
出演:アリエラ・グレイザー、オーランド・シュワート、ブライス・ガイザー、ジリアン・アンダーソン、ヘレン・ミレン
2024年|アメリカ|英語・仏語|121分|カラー|スコープ|5.1ch|原題:White Bird|字幕翻訳:稲田嵯裕里|映倫区分:G
配給:キノフィルムズ クレジット:© 2024 Lions Gate Films Inc. and Participant Media, LLC. All Rights Reserved.
◇映画『ホワイトバード はじまりのワンダー』特別映像
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