12年ぶりに再会した親子、趣里と古田新太は法廷で戦う「モンスター」【第5話ネタバレ・6話予告】

11月12日10時42分 ドラマ
©カンテレ・フジテレビ

11月11日に放送された「モンスター」(火、22時、カンテレ・フジ)で、弁護士の亮子(趣里)が扱う案件の相手側の弁護士が12年前に失踪した粒来春明(古田新太)であることがわかった。11月18日に第6話が放送される。親子が敵味方に分かれて法廷論争を始める。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



フジテレビ月10ドラマ「モンスター」第5話のネタバレや話題をご紹介
趣里が得体の知れない弁護士・神波亮子を演じる「モンスター」は、モンスター弁護士が、法がおいついていない令和ならではのさまざまな問題を向き合い、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かうリーガルエンターテイメントだ。第5話が11月11日に放送された。

■第5話ネタバレあらすじ

資産家の娘・サトウエマ(秋元才加)が、日本の病院を提訴したいと亮子(趣里)を訪ねてきた。エマの亡き父・マサル(石橋凌)はアメリカでがんを患い、アメリカでの治療の合間に日本のあるクリニックが海外の富裕層向けに作った医療ツアーに参加したという。しかし、治療に効果はなく、帰国したマサルは絶望のあまり、すべての治療を拒否するようになり、呆気なく亡くなってしまった。エマは、治療がインチキだったと証明してほしいと亮子に依頼する。

マサルが治療を受けた岡本プレミアクリニックは、岡本輝久(阿南健治)が院長だった時代はもともと地域に根差した総合病院だった。しかし、息子・岡本久嗣(内村遙)が院長になると、経営難を理由にのが富裕層向けの病院に改革した。しかし、消化器外科の専門医である久嗣にそこまでの経営手腕があるとは考えにくいと周りの医師たちは話していた。クリニックを監察していると突然、杉浦(ジェシー)が極度の腹痛を訴えた。そのまま、岡本プレミアクリニックに入院することになった。2人は思わぬ形で敵陣への潜入に成功する。

やがて、提訴に踏み切るだけの材料を集めた亮子は、エマ同席のもと、クリニックの顧問弁護士と対峙する。終始優勢で話し合いを進めるが、亮子は相手方の弁護士の態度にどこか違和感を覚える。まるで、亮子がどれだけの証拠を集め、どんな戦法で戦おうとしているのかを探っているようだった。

数日後、事務所にやってきた相手方の代わりの弁護士は、亮子の父親で12年間失踪中の粒来春明(古田新太)だった。再会した様子を杉浦や大草圭子(YOU)は驚いてみていた。しかし、二人は弁護士が変わることをそれぞれの依頼人に告げるといってあっさりと別れた。

エマは父が亡くなる直前に遺言書が書き換えられていることも訴えたいという。それまではほどんどの財産がエマに引き継がれると書かれていたが、最新の遺言書にはほとんどの財産はエマの手元に残らず、半分はコンサル会社に関連するところへの寄付、そして残りの半分は岡本プレミアクリニックの看護師・梶田素子(島田桃依)への贈与だという。杉浦は入院している時、素子にとても親切にしてもらっていたので、素子がそんなお金をもらうなんて信じられない気持ちでいた。



12年ぶりの再会なのにあっさりしている亮子(趣里)と父・粒来春明(古田新太)

ドラマも第5話と中盤になりやっと古田新太演じる弁護士の粒来春明が本格的に登場した。亮子が高額医療を行う岡本プレミアクリニックを訴える原告側の弁護士となっている件について、被告側の弁護士としてやってきた。昼間から酒のにおいをプンプンさせているような弁護士だが、まだ、その実力はわからない。18日に放送される第6話で法廷で対決することになるが、亮子と同じ証拠を使いながら、どうやら別のストーリーを仕立ててくる。亮子と春明の対決はどうなるのか?



第5話ゲストの秋元才加へのインタビュー

撮影を終えた秋元は印象的なシーンとして「裁判シーン」をあげる。そしてこの役は自らにとってチャレンジングだと思ったそうだ。アメリカ在住の人物を演じるため、英語のシーンもあったが「英語パートは英語指導の先生や友人にサポートして頂きながら臨みました」と話す。自分がモンスターになる瞬間は「お腹がすいたとき」だという。インタビュー全文は番組公式サイトに掲載されている。



亮子の調査屋・城野(中川翼)は命を狙われる?

亮子に頼まれて、証拠をねつ造したりまでする調査やの城野だが、岡野プレミアクリニックの後ろにいるコンサル会社の代表をつけている際、道路に突き飛ばされた。確実に城野を狙った犯行だ。その後が描かれなかったが、予告動画にいつものコンビニの制服で後ろ姿が映り込んでいるので大丈夫だったことがわかる。いったい誰の仕業だったのか?



■第6話あらすじ

亮子(趣里)と粒来(古田新太)は原告と被告それぞれの代理人として法廷で争う。杉浦(ジェシー)は、複雑な親子関係の2人が対決することに不安を覚えるが、亮子はむしろ父親との対決を楽しみにしている様子に見える。

亮子は、岡本プレミアクリニックが、原告であるサトウエマ(秋元才加)の父・マサル(石橋凌)に施した治療が適切だったか否かを証明するのは難しいと考える。

そこで、マサルの死後、多額の遺産を受け取った看護師の梶田素子(島田桃依)を争点とし、素子がマサルから遺産をだまし取ったことを証明しようとする。入院中に素子の世話になった杉浦だけはその方針に難色を示す。しかし、前院長によれば、実際、過去には彼女に好意を抱いた患者がお金にまつわるトラブルを起こしたことがあるという。それでも、杉浦は自らの目で真実を見極めようと再び岡本プレミアクリニック入院。しかし、そこに素子の姿はなかった。

一方、亮子はマサルが密かに遺言書を書き換えていたことが気になり、エマもその存在を知らなかった、2つ目の遺言書を作成した人物を探してほしいと城野(中川翼)に依頼する。



カンテレ・フジテレビ 2024年10月14日スタート。毎週月曜日22時放送「モンスター」。出演:趣里、ジェシー(SixTONES)、古田新太、YOU、宇野祥平、音月桂、中川翼、ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@monsterktv8」。

カンテレ・フジテレビ「モンスター」番組公式サイト

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