「こんなに親密な裏切り者」ハン・ソッキュとチェ・ウォンビン涙の和解…9.6%自己最高の最終回(第10話)

07時44分 ドラマ
画像:MBC「이토록 친밀한 배신자」より

15日に放送された第10話(最終回)では、ソン・ミナ(ハン・スア)とチェ・ヨンミン(キム・ジョンジン)、さらにはイ・スヒョン(ソン・ジヒョン)を殺害したキム・ソンヒ(チェ・ユファ)の行動が物語の中心となった。最終回のネタバレあらすじと見どころを紹介、YouTube「MBCdaramaチャンネル」はドラマ関連動画た多数公開されている。

チャン・ハビン(チェ・ウォンビン)とチャン・テス(ハン・ソッキュ)が和解し、幕を閉じたこの回の視聴率は、全国基準で9.6%、首都圏も9.2%と前回から3Pも数字をあげて同日全体の3位で有終の美を飾った(ニールセンコリア調べ)。



「こんなに親密な裏切り者」は、韓国最高のプロファイラーであるチャン・テス(ハン・ソッキュ)が捜査中の殺人事件に巻き込まれた娘ハビン(チェ・ウォンビン)の秘密と対峙し、心の深淵に潜む真実を追い求めながら崩れ落ちていく父娘スリラードラマだ。⇒【関連記事・全話あらすじ】

■キャスト
チャン・テス役:ハン・ソッキュ
チャン・ハビン役:チェ・ウォンビン
ユン・ジス役:オ・ヨンス
イ・オジン役:ハン・イェリ
ク・デホン役:ノ・ジェウォン
パク・ジュンテ役:ユ・ウィテ
チェ・ヨンミン役:キム・ジョンジン
 ほか

事件の真相
ソンヒは、イ・スヒョン(ソン・ジヒョン)に犯罪を強要するヨンミンと共謀しつつも、「家出グループ」の子どもたちには純粋なふりをしていた。ソンヒの家に監禁されていたスヒョンは、ハビンの息子ドユン(チョ・ソンハ)の助けでどうにか脱出した後、廃工場でハビンと会う約束をしていた。しかし、ハビンが到着する前に、スヒョンはすでにソンヒに殺害されていた。ユン・ジス(オ・ヨンス)がその遺体を発見し、娘ハビンを疑い始めた。 その後、ソンヒは遺体を車に乗せているジスを携帯電話で撮影し、ヨンミンに彼女が犯人だと嘘をついた。ヨンミンはそれを信じ、ジスにメッセージを送り、金をゆすり取ったのだった。

状況がハビンの犯罪としていたことで、警察はハビンを尋問し、彼女の行動に疑いを深めるた。だが、ハビンは冷静に反論。捜査の過程でスーパーのCCTV映像が手がかりとなり、新たな証拠を探る中で、テスはハビンに「お前を信じる」と告げ、彼女の無実を証明し犯人を見つける決意を示す。テスの言葉が部下である捜査官イ・ヨジン(ハン・イェリ)にも影響を与え、捜査方針を揺るがした。

「3件は同一犯の仕業だ」という・テスの主張に、強力1チーム長オ・ジョンファン(ユン・ギョンホ)も納得した。「私たちもチャン・ハビンが犯人でないことは分かっている。キム・ソンヒを捕まえる方法があるのか?」というオ・ジョンファンの言葉に、チャン・テスは方法を考えた。

そんな中、ソンヒが息子ドユンを連れて警察署に現れる。彼女は刑事ク・デホン(ノ・ジェウォン)に親しげな態度を見せるが、ドユンは「母がくれるものを食べるな」と警告した。デホンはドユンにお菓子を渡しながら、過去にソン・ミナ(ハン・スア)が渡した薬について探りを入れ、ドユンの反応からソンヒへの疑念が深まる。。

ソンヒは最後までヨンミンに罪を着せようとしたが、ハビンの声が記録された携帯動画や復元されたCCTV映像によって真実が明らかになった。CCTVには廃工場に最初に入るソンヒの姿が映っていた。



父と娘の葛藤と和解
ハビンは幼少期に弟ハジュン(イ・スホ)の死後、両親から疑いをかけられ続けていた。特に父親のテスが自分を信じていないと思い込んでいた。そして「母親の復讐」を掲げてヨンミンを追い詰めようとしていたのだった。 テスはハビンに「お母さんがなぜそう思ったのかを知るべきだ」と言い、「どんな状況か正直に教えてくれ」と頼んだ。続けて「君、キム・ソンヒって知ってるだろ?お母さんが亡くなる前に何か変わったことはなかったか?」と尋ねた。ハビンは「何か書き始めたみたい。手紙のようなもの」と答え、母ジスを思い出しながら「イ・スヒョンを私が殺したのかって。たった一言聞いてくれればよかったのに!」と爆発した。

テスはハビンの言葉に従い、ジスの痕跡を追い、納骨堂にまで行った。そこにジスが書いた手紙を見つけたテスとハビンは内容を確認した。手紙には「スヒョン、私がとても申し訳ない。もしあの日、ハビンを早く追いかけていれば、あなたは生きていたかもしれない」と書かれていた。結局ジスはハビンに聞く自信がないと悩み、自殺に至った。

事件の真相を知ったテスはソンヒを捕まえることを決意した。しかし、ハビンは「同じ考えだと思ったけど、違ったんだね。キム・ソンヒを捕まえたいの?復讐するわけじゃないの?」と怒りを露わにした。ハビンは「全部、パパのせいだ!お母さんと私がどうやって生きてきたか知ってる?」とテスに怒りを爆発させた。「お母さんも私を疑っていたんじゃないかと思う...」と涙をこらえた。ハビンは「その女を捕まえれば、罪悪感から解放されると思うの?お母さんはお父さんが殺したんだ!」と訴え、「お母さんに申し訳ないと思うなら、キム・ソンヒを捕まえないで!」とテスに言った。

その後、ハビンは、連行されるソンヒを殺害しようとするが、テスはハビンを止めるため、ナイフを手で掴んだ。ハビンは自分を止めるために血を流すテスを睨みつけ、「私は止められない。私がどんな子か知ってるでしょ」と言った。そして「私は怪物だから。捨てられたのよ!」と泣きながら言うハビンに、テスは「捨てたんじゃない!逃げたんだ...」と言った。テスも泣きながら「疑いを確かめるのが怖くて逃げたんだ」と言った。

テスは「ハジュンを本当に殺したのか?」と今まで聞けなかった質問をした。ついに直接的な質問に対し、ハビンは「私が殺したんじゃない...」と泣きながら答えた。テスも「聞くのが遅くなってごめん」と泣きながら答えた。

テスは辞表を提出し、警察署を去ることに。テスへの誤解を解いたみんなは、焼肉に誘ったが、テスは娘が待っていると断り、「今度焼酎でも」と伝えた。

ハビンの誕生日、テスは時計をプレゼントした。。「どうして時計なの?」というハビンの問いに、チャン・テスは「ただ」と答えた。



視聴者もドラマの結末に満足
最終回は、全体を通じて、スヒョンの死の真相やソンヒの行動の裏に隠された真実が、物語の核心として深まっていく展開が描かれた。視聴者は「用意周到に結末まで満足」として、ドラマの結末に満足する様子を見せた。「なぜ涙が出るのか」「5歳の時から疑われ続けたハビンの人生」「チャン・テス、ついに娘を理解した」「やっと家が明るくなった」などの拍手を送った。

最終回考
私たちは物事をありのままに信じるのではなく、信じたいように見てしまう。これが意図せず相手に傷を与える原因となる。特に親しい人ほど、最も大きな傷を与えることがある。他人を完全に理解することはできず、愛している人に対しても慎重に接することができない。すぐ近くにいる大切な人について、私たちは多くのことを見逃している。このドラマは愛する子供に対する信念と疑念の間で奮闘する父親の物語であり、他人をそのまま見ることがいかに難しく、またそれが難しさと価値を考えさせられる深いドラマだった。

なお、MBC金土ドラマ枠では、22日21時50分からはユ・ヨンソクとチェ・スビン主演のドラマ「その電話が鳴るとき」(지금 거신 전화는(ただいまおかけになった電話は))が放送される予定だ。

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