神木隆之介は杉咲花と結婚?宮本信子の正体は?「海に眠るダイヤモンド」【第4話ネタバレ・5話予告】
11月17日にTBS日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」第4話が放送され、百合子(土田太鳳)が朝子(杉咲花)に冷たくする理由が被爆にあることがわかった。11月24日21時に第4話が放送される。鉄平(神木隆之介)が朝にこやかに手を振る先に朝子がいる。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
TBS日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」とは
「海に眠るダイヤモンド」は昭和の高度経済成長期と現代を結ぶ70年にわたる愛と青春と友情、そして家族の壮大なヒューマンラブエンターテインメントだ。その第4話が11月17日に放送された。
■第4話ネタバレあらすじ
1958年7月。鉄平(神木隆之介)は食堂の朝子(杉咲花)の初恋の人が自分だと知り浮き足立つ。そんな鉄平を尻目に賢将(清水尋也)は、何か思うところがある様子だ。
その頃、リナ(池田エライザ)のもとを訪れた進平(斎藤工)は、部屋である衝撃的な物を目にしてしまう。それは多額の現金とピストルだ。金は歌手としてかせいだものだとリナは話し、誰にも言わないでと進平に頼む。進平は誰にも言わなかった。
一方、映画館を辞めて労働組合の新聞編集者としての仕事に精を出していた百合子(土屋太鳳)だったが、長らく体調を崩していた母・寿美子(山本未來)の容態が悪化する。鉄平は、百合子の家族の運命を変えてしまった、1945年8月9日の出来事を思い出していた。
現代。いづみ(宮本信子)は玲央(神木隆之介・2役)を将来の社長候補と紹介し、自分の第二秘書として雇う。そんな中、いづみの家族たちの間で、玲央がいづみの隠し孫ではないかという疑問が持ち上がる。鉄平は先祖なんていないといいはるが、いづみはそんな玲央に古びたノートを渡す。いづみはそこに先祖のことが書いてあるという。
1958年。店にいる朝子にいじわるをいう百合子をみて、リナ(池田エライザ)はどうしてなのかと声をかける。賢将(清水尋也)が朝子を好きだからなのかというが、そういうことではない。1945年8月9日のこと。キリスト教を信じる寿美子は百合子と百合子の姉を連れて長崎市内の教会に奉仕に行こうとする。しかし、掃除が面倒だと思った百合子は朝子と一緒に隠れていた。しかし、寿美子が名前を呼んだ時、朝子が答えてしまい、寿美子に見付かってしまった。そして、寿美子に連れられて長崎に向かい、そこで被爆してしまった。姉は亡くなり、母は病を発症している。百合子、朝子、賢将はこのことが二人のわだかまりの原因だとわかっているが、誰も口にはしなかった。
鉄平の家も戦争で家族を失っていた。鉄平の二人の姉は福岡の空襲にあい、兄は戦死した。進平(斎藤工)は帰ってきたものの人が変わってしまった。
百合子は寺の和尚(さだまさし)に心のそこにある思いを吐き出す。戦争が終わっても被爆した人に終りはないという。和尚は大人が悪かったといい続ける。その話を鉄平の父・一平(國村隼)は外で聞いていた。一平は喜んで息子を出征させたことを悔やんでいた。
精霊船をだし、盆踊り、花火をする。それは死んだ人の冥福を祈るためだ。寿美子の写真も船に乗せられた。一平や母のハル(中嶋朋子)もお供え物を乗せる。
盆踊りにいこうとリナが朝子を誘うが、朝子は断る。すると百合子が強引に朝子の母に頼んだ。それでもいこうとしない朝子に「来て欲しいの、お願い」と頭を下げた。百合子は朝子を家によび、浴衣を着せる。そしてこれまでのいじわるをわび、「許されたい」という。朝子が許してくれなくても、朝子のことは許すという。二人は着飾って外に出て行った。
リナは進平に金やピストルのことを黙っていてくれたことにお礼をいう。そして、名前も偽名なのだと打ち明けた。端島にきて自分は助けられたといい、島を出て行く支度をする。
進平に誘われてでてきたリナは鉄平、賢将、朝子、百合子と合流する。精霊船のお供え物を取って食べる。鉄平は「お供えものを取ったら、来年返さないといけない」とリナに話した。
そのころ、ヤクザものたちが8ミリに映った端島の様子を見ていた。そしてリナの姿を見つけるといきり立った様子になった。
百合子(土屋太鳳)たちの悲しみに焦点があたった
端島で育った鉄平(神木隆之介)、朝子(杉咲花)、百合子(土田太鳳)、賢将(清水尋也)はいつも一緒にいるが、百合子はこれまで朝子に辛くあたっていることが多かった。朝子はそれを「いつものこと」としているが、実は朝子には暗い過去があった。戦時中、キリスト教徒の母(山本未來)に教会での掃除の奉仕をするために長崎に連れられそうになるが、掃除がいやな百合子は朝子と一緒に隠れていた。母親が声をかけた時、朝子が返事をしてしまい、母に見付かって長崎に向かった。その日は1945年8月9日、長崎に原爆が落とされた日だ。そして、百合子たち3人は被爆してしまったのだ。姉は亡くなり、母は白血病に苦しみ、無事だった百合子は辛い思いをする。あのとき、朝子が返事しなければなどと思っていたのだ。母親が亡くなり、ようやく百合子は朝子に長い間のことを謝った。
戦争の影は鉄平の家にも色濃く残っている。鉄平には兄が二人、姉が二人いた。戦時中、姉たちは食料事情が少しでもいい福岡の親戚の家にいっていて空襲に遭い亡くなった。上の兄は戦死、下の兄・進平(斎藤工)は生還したものの戦地から帰ってきてから極端に口数が少なくなった。精霊船には亡くなった人のことを思う気持ちが乗せられていた。
リナ(池田エライザ)は何から逃げているのか?
リサは多額の金とピストルを持っていることがわかった。さらに“リナ”という名も偽名だ。第4話のラストで端島の様子を8ミリに収めた映像をヤクザものたちがみているが、リサが映ったシーンでいきり立った様子を見せる。24日に放送される第5話の予告映像ではなにやら発砲音が聞こえている。どんな事件がおきるのか?
ついに明らかになるいづみ(宮本信子)の正体
第1話から、現代パートに登場しているいづみは、過去パートのいったい誰なのか?ということが話題になっていた。これまで、第1話ではリナ、第2話では百合子、第3話では朝子か?と思わせるところも書かれていたが、第4話でリナは偽名であり、多額の金をもって逃げていることもわかった。現代パートで会社を経営していることなどを考えると、その金を資本金としたのかとも思われる。いずれにせよ、第5話が待たれる。
過酷な労働環境に置かれている鉱員たちはストライキに!
第5話では、鉄平の父・一平(國村隼)、兄・進平(斎藤工)たち鉱員と経営側の間で対立がおきる。鉱員はストライキにでるが、それをいさめるのが、鉄平だ。親子、兄弟でも置かれている環境が違うために対立してしまう。心優しき鉄平は間に挟まれて苦しんでしまう。
■第5話あらすじ
現代。いづみ(宮本信子)と玲央(神木隆之介)に血縁関係はあるのか? 2018年に生きるいづみは一体誰なのか…。
1958年12月。一平(國村隼)や進平(斎藤工)たち鉱員は、期末手当の賃上げを求める“部分ストライキ”を行なおうとしていた。しかし鷹羽鉱業側は、鉱山のロックアウトを実施する。ロックアウトされると賃金自体が出ないため鉱員たちは生活に困るのだ。鉱員を思う鉄平(神木隆之介)は間に挟まれて苦しむ。
そして鉱員たちの間では、ロックアウトを選択した炭鉱長の辰雄(沢村一樹)への不満が蔓延していた。
TBS 2024年10月20日スタート。毎週日曜日21時放送「海に眠るダイヤモンド」。出演:神木隆之介、斎藤工、杉咲花、池田エライザ、清水尋也、土屋太鳳、國村隼、沢村一樹、中嶋朋子、山本未來、さだまさし、宮本信子、尾美としのり、美保純、酒向芳、宮崎吐夢、内藤秀一郎、西垣匠、豆原一成(JO1)、片岡凜ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@umininemuru_tbs」。
◇TBS「海に眠るダイヤモンド」番組公式サイト
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