家族の絆を巡る壮絶な対立『ピアノ・レッスン』“魂熱演”が心に響く本予告解禁
Netflixは、エンターテインメントに特化した世界最大級の動画配信サービスを提供しており、11月22日(金)より映画『ピアノ・レッスン』を世界独占配信する。この作品は、サミュエル・L・ジャクソン(『パルプ・フィクション』)、ジョン・デヴィッド・ワシントン(『TENET テネット』)らが出演するヒューマンドラマ。家宝のピアノを巡る家族の対立が、絆を揺るがしながらも葛藤する様子を描いている。
本作は、Variety誌が「オスカーにふさわしい作品」、Entertainment Weekly誌が「最高の布陣で舞台から映画へ」と高く評価されており、Netflix映画『喪う』や『ウィル&ハーパー』と並び、今年度の賞レースを賑わす注目作として注目を集めている。
公開された予告編では、家宝のピアノを巡る姉弟の激しい対立が描かれ、視覚的にも感情的にも強烈なインパクトを与える。姉バーニース(ダニエル・デッドワイラー)は家族の歴史を守ろうとする一方、弟ボーイ・ウィリー(ジョン・デヴィッド・ワシントン)はピアノを売って新しい未来を切り開こうとする。二人の間で繰り広げられる言葉の応酬は激しさを増し、家族間の溝が深まる。
「ピアノは家族の歴史そのもの。祖父がすべてを彫ったんだ」というバーニースの言葉とともに、ピアノに秘められた過去の重みが浮かび上がる。しかし、ボーイ・ウィリーは「このピアノがあっても何の役にも立たない」と反論。家族を引き裂く運命のピアノが、過去と未来を巡る激しい葛藤を生み出していく。
叔父(サミュエル・L・ジャクソン)が姉弟の間を取り持とうとするものの、過去の亡霊を乗り越えられない自分自身の苦しみも明らかになり、次第に家族の歴史が呪いのように姿を現してくる。物語は、過去と未来、世代を超えた家族のダイナミズムに迫り、どのように過去を受け入れ、どのように次の世代へ受け継いでいくのかが描かれる。
本作は、ピューリッツァー賞を受賞したオーガスト・ウィルソンの戯曲『ピアノ・レッスン』を映像化した作品で、プロデューサーには『トレーニング・デイ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞した名優デンゼル・ワシントン、監督はその息子であるマルコム・ワシントンが務めている。音楽には、『グランド・ブダペスト・ホテル』や『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞作曲賞を受賞したアレクサンドル・デスプラが担当。
さらに、今年はNetflix作品が映画賞レースを盛り上げる年となっている。『ピアノ・レッスン』に加え、エリザベス・オルセン、ナターシャ・リオン、キャリー・クーンが三姉妹を演じる『喪う』や、ウィル・フェレルが出演する『ウィル&ハーパー』なども有力候補として注目されている。
心に響く映画賞候補作が次々と登場する中、Netflixが贈る『ピアノ・レッスン』をはじめとする三作品が、2024年の年末に向けてその名を轟かせることは間違いない。
Netflix 映画『ピアノ・レッスン』11月22日(金)世界独占配信
Netflix 映画『喪う』独占配信中 / Netflix映画『ウィル&ハーパー』独占配信中
◇本予告