神木隆之介&杉咲花、清水尋也&土屋太鳳ら幸せの絶頂「海に眠るダイヤモンド」【第6話ネタバレ・7話予告】

10時57分ドラマ
©TBS

12月1日TBS日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」では、主要登場人物である鉄平(神木隆之介)と朝子(杉咲花)は互いに思いを伝え、進平(斎藤工)とリナ(池田エライザ)の間には子どもも生まれ、賢将(清水尋也)と百合子(土屋太鳳)は結婚するという100%幸せな第6話となった。12月8日21時に第7話が放送される。端島で炭坑火災が発生し危機が訪れる。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



TBS日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」とは
「海に眠るダイヤモンド」は昭和の高度経済成長期と現代を結ぶ70年にわたる愛と青春と友情、そして家族の壮大なヒューマンラブエンターテインメントだ。その第6話が12月1日に放送された。

■第6話ネタバレあらすじ

1963年。多くの炭鉱が閉山に追い込まれる中、端島にはいつも通りの正月が訪れていた。鉄平(神木隆之介)は賢将(清水尋也)とともに初詣に向かう。朝子(杉咲花)は食堂で作った餅を配る仕事に追われていた。鉄平の家にきていた進平(斎藤工)とリナ(池田エライザ)はそこに一緒に住みたいという。リナが妊娠したのだ。一平(國村隼)やハル(中嶋朋子)は喜んだ。リナはヤクザを殺して逃げていることを誰にもいっていないことで後ろめたい気持ちもあったが、進平は“大丈夫”とリナを励ます。

一平は賢将の父・辰雄(沢村一樹)を訪ね、酒を酌み交わす。辰雄は賢将が良い子に育ったのは一平、ハルを始め、島の人たちが育ててくれたからだという。そのことを帰ってきた賢将と鉄平も聞いていた。

現代。いづみ(宮本信子)の本当の名前が“朝子”だと知った玲央(神木隆之介・2役)は、自分と鉄平の関係を探るため、鉄平が残した10冊もの日記をさらに熱心に読む。するとその中の1冊に、“種”のようなものが挟まっていた。庭にあった鉢にそのタネを植えてみた。

園芸部での活動に熱心な朝子(杉咲花)のうれしそうな顔をみると鉄平は幸せになる。端島は埋め立てで作られ、土がほとんどない。そんな中、緑のないところで育つ子どもがかわいそうだと書かれた記事がでて、なんとか端島にも緑をもたらそうと朝子が中心になって緑化を始めたのだった。両親に結婚をせっつかれていたのもあって園芸部の活動に熱心になった。最初はいろいろ失敗もあったが、辰雄も協力して、炭坑ででた灰を使った土をもらえるようにしてくれた。そして、島には徐々に草花が育っていった。

1963年.一方、賢将はある決意をし、鉄平にだけその胸の内を打ち明ける。賢将は百合子(土屋太鳳)に指輪を渡した。百合子は最初、それがプロポーズだとわからずに戸惑う。自分がクリスチャンなので、“離婚などはできないわよ“というが、賢将は全く問題ないといい、二人は結婚することになった。

そのころ、リナも男の子を産んだ。

賢将と百合子の結婚式の片付けをしながら、鉄平は島での幸せな光景が見たかったのだといい、それが叶ったという。朝子は植えたかったコスモスの種を鉄平に見せる。鉄平は来年植えれば?というが、島民達が来年は稲作に挑戦したいといっているのだと話す。そして、鉄平が朝子に「俺、朝子が好きだ。好き。俺は気が長い。朝子と一緒にいつまでもいつでも端島にいるし。だから・・・ゆっくり長い目で見て欲しい」と話すと、朝子は「お婿さんになる人と一緒に植えたい」といってコスモスの種を託した。

現代。玲央は種から芽がでたことをいづみに告げる。驚いているいづみにさらに、閉山の時の写真を見せる。すると、いづみは懐かしそうに、自分と百合子、賢将をさす。鉄平はだれなのかと玲央が聞くと「いない」といい、鉄平がどうなったのかを知らないと告げた。



幸せ度100%の第6話

ドラマ前半のラスト第6話は登場人物で不幸になっている人が一人も居ないような幸せ度100%の話となった。賢将(清水尋也)は百合子(土屋太鳳)と結婚し、炭坑長の父・辰雄(沢村一樹)も一平(國村隼)と話したり、賢将の成長をみせ、徐々に変わっていき、賢将の結婚も快く賛成した。鉄平(神木隆之介)は朝子(杉咲花)に自分の思いを伝えると、朝子も鉄平が好きなことを話してくれた。鉄平の兄・進平(斎藤工)とリナ(池田エライザ)は籍は正式に入れていないものの、結婚し、子どもにも恵まれている。主要な登場人物がこれほど幸せになるのも珍しいくらいの第6話だった。



幸せの絶頂から悲劇の第7話へ

幸せの絶頂の第6話で過去パートが終りとなるわけもなく、8日に放送される第7話は厳しい事件が起きる。それは炭鉱火災だ。危険と隣り合わせの炭坑で火災が起きれば、地中深いところの消火活動をするか、道を塞ぐしかない。火が消せなければ大変な事態になり、端島の石炭は掘れなくなってしまう。進平(斎藤工)、一平ら炭坑夫の思いを知る炭坑長・辰雄や賢将(はどんな決断をするのか?



思い起こされる第1話のリナが逃げるシーン

進平との間に男児を授かったリナだが、博多のヤクザものたちから逃げてきていた。追ってきたヤクザを進平が殺して海に流したが、ヤクザがそれで諦めるとも思えない。第1話で放送された、”子を抱いて暗い海を逃げる”出来事が第7話以降にまっていると思うと辛い。そして、鉄平によくにた玲央(神木隆之介・2役)の親はいったいだれなのか?という点も今後、解明されてゆくが、リナが連れて逃げた子どもが玲央の父親なら、叔父にあたる鉄平の遺伝子と玲央に引き継いだことも考えられる。謎が解明されてゆく後半戦に突入する。



■第7話あらすじ

現代、いづみ(宮本信子)から、鉄平(神木隆之介)は今もどこにいるのか分からないままだと告げられ、玲央(神木隆之介・2役)は衝撃を受ける。

1964年。荒木家では、進平(斎藤工)とリナ(池田エライザ)の息子が一歳を迎え、一平(國村隼)やハル(中嶋朋子)の喜びもひとしおの様子。さらに賢将(清水尋也)と百合子(土屋太鳳)も結婚1周年を迎えるなど、周囲に幸せムードが漂う中、鉄平と朝子(杉咲花)もまた、秘密の交際を始めていた。

そんな中、炭坑で火災が発生してしまう。



TBS 2024年10月20日スタート。毎週日曜日21時放送「海に眠るダイヤモンド」。出演:神木隆之介、斎藤工、杉咲花、池田エライザ、清水尋也、土屋太鳳、國村隼、沢村一樹、中嶋朋子、山本未來、さだまさし、宮本信子、尾美としのり、美保純、酒向芳、宮崎吐夢、内藤秀一郎、西垣匠、豆原一成(JO1)、片岡凜ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@umininemuru_tbs」。

TBS「海に眠るダイヤモンド」番組公式サイト

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