【最終回前話】遠藤憲一「民王R」二度目の女装しっくりくる 裏切者はやっぱりあの?第7話ネタバレと第8話予告
遠藤憲一主演のテレビ朝日系「民王R(たみおうあーる)」の第7話“総理と妊婦”が12月3日(火)に放送された。第8話の予告動画は番組公式サイトで公開されている。TELASAで全話一挙配信&メイキング「民王UR(ウラ)」も独占配信中だ。
■第7話“総理と妊婦”ネタバレあらすじ
SNS上で炎上が続く中、またしても泰山に入れ替わりが起こってしまう。今回、泰山が入れ替わったのは制作会社のドラマプロデューサー・月本茜(武田梨奈)。妊娠三十四週の身でありながら、テレビ局のプロデューサー・小田山正平(正名僕蔵)とスタッフ、主演女優の神崎塔子(橋本マナミ)の板挟みになりながら働いている女性だった。
「後10日で産休に入るから大丈夫」という茜(泰山)の言葉をよそに、撮影現場に戻った泰山(茜)は、体調不良やつわりに苦しみながらも、茜の職務を全うしようと奮闘する。
一方、総理官邸では茜がプロデューサー業で培った根回し力を発揮し、雇う不信任案を回避するために主要議員たちを次々と懐柔。ところが、二木の腹心議員への根回しの席で、彼の女性蔑視発言を思い出した茜は、思わず感情的になってしまう。それでも、内閣不信任案は与党多数で否決が決定していると官房長官の狩屋孝司=カリヤン(金田明夫)と第一秘書・冴島優佳(あの)は余裕をみせる。
しかしトラブルが発生。「納得できない作品には出演しない」と神崎が突然主演を降りてしまったと茜のもとに連絡が入る。この作品は元々茜が企画し、神崎も納得のいく作品だった。しかし茜の妊娠後、身体が言うことをきかず、人に任せているうちに作品がどんどん自分の力離れていき、気づいたら「世代を超えた女性同士の友情」の話が、いつの間にか「一匹狼の女性刑事モノ」の話になってしまったという。神崎が主演を降りたらドラマは制作中止に追い込まれる。
子供も仕事も命がけで守ると決めたのに、皆に迷惑をかけてばかりで…と悔しがる茜。泰山はそんな茜に、子供を産むという偉業を成し遂げるのだから謝る必要はないと言い、神崎に戻ってきてもらえるよう、茜と脚本家とともにドラマの脚本を一から作り直す。
当初の企画に沿った脚本を読んだ神崎は主演を引き受けることを快諾。無事クランクインすることができた。その時、陣痛が…。公安の新田理(山内圭哉)と猫田マモル(山時聡真)、そして茜の夫が見守る中、泰山は陣痛に耐えるが、そこで再度入れ替わる。茜は無事男の子を出産。《チーム泰山》は喜びに包まれた。
一連の入れ替わりにナリタカンパニーの成田崇彦(中村育二)が関わっていることが判明し、ナリタカンパニーが運営する成田育英財団の出身である冴島に情報漏洩の疑いがかかる。猫田から冴島のタブレットを盗んでくるよう指示された田中丸一郎太(大橋和也)は「好きな人を疑いたくない」と、公安が疑っていることを冴島に直接伝えてしまう。冴島はそれを冷静に受け止め、徹底的に調べてほしいとタブレットとPCを提供する。その後、冴島の潔白は証明される。
その矢先、ついに動き出した民政党のドン・二木正一(岸部一徳)。なんと二木は民政党からの離党を宣言。そして自ら新党『本家民政党』を立ち上げ、泰山率いる武藤内閣に不信任案を突きつけたのだ。さらに、泰山に関する暴露や陰謀論の動画配信を世に放っていた覆面配信者が政治評論家の蓮沼清彦(満島真之介)だったことも判明する。
遠藤憲一 今作二度目の女装
第4話のウェディングドレス姿に続き、今回も不思議としっくりくる女装姿を披露した遠藤。SNSでは「結構カワイイ」「いがいと似合ってる」「変幻自在」「スタイルよすぎなんだよなぁ」といった反響が寄せられた。2021年の映画『地獄の花園』で遠藤が演じたヤンキーOL姿を思い出した視聴者もいたようだ。
裏切者は誰?
予想より早く、なんと次週が最終回。入れ替わりの黒幕の正体もつかめぬまま、武藤内閣解散の危機に…。泰山を目の敵にしている二木や政治評論家の蓮沼はともかく、これまでの入れ替わりが、必ずしも武藤内閣にとってマイナスとはならなかったことから、このテロ行為が完全な悪意によって行なわれているようには思えない。いったい最後にどんな真相が明かされるのか?冴島(あの)への疑惑は晴れたようだが、まさかカリヤンが裏切るはずもない。だとしたら一体誰が《チーム泰山》の裏切者だというのだろうか?
貝原茂平(高橋一生)の旅のなぞ
第2話までは秘境をただ旅している風な貝原だったが、回を追うごとに彼がおかれている状況が怪しくなり、前回は潜水艦(?)か潜水調査船内で危機一髪の状態に、今話は銃撃戦の最中に田中丸から恋愛相談を受けることに。貝原は何処を旅して、何と戦っているのか?貝原の旅は今回のテロと関係があるのだろうか?もしかしたら、いち早くテロの真相に近づいた貝原が、最終回で泰山の前に姿を現すのかもしれない…と期待する視聴者も多いのでは。
「民王UR(ウラ)」第3話で最終回のポイントメッセージ
TELASA(テラサ)オリジナルコンテンツ『民王UR(たみおううら)』第3弾の配信がスタートした。第3弾では、クライマックスを迎える撮影現場の様子や未公開秘蔵映像がたっぷり紹介されたほか、ラストには遠藤、大橋、あのからの“最終回に向けてのポイント”を教えてくれるスペシャルメッセージも。
■第8話(最終回)あらすじ
二木は民政党を離党して新党『本家民政党』を立ち上げ、泰山率いる武藤内閣に不信任案を突きつけた。『本家民政党』は民政党の4割の議員を取り込み、さらに白鳥翼(溝端淳平)も仲間に引き入れようとしていた。このままでは不信任案が可決され、内閣総辞職か解散総選挙を選ぶことになる。泰山は「国民を信じる」と宣言し、解散総選挙に打って出ることを決める。
時を同じくして、蓮沼が新党『ネオニッポン』の旗揚げと政界進出を表明。民政党vs本家民政党の一騎打ちと見られた選挙戦はネオニッポンも加えた三つ巴の様相を呈してくる。アイドルや元アナウンサーなど有名人を続々出馬させる戦略でネオニッポンは一躍、一大政党に。時流を読んだ二木は、ネオニッポンの蓮沼に近づく。そんな中、新田理が、一連の入れ替わりの黒幕とみられるナリタカンパニーの成田崇彦(中村育二)の身柄を拘束し、対策本部に連れてくる。対面した泰山は、成田から衝撃の事実を告げられ…。やがて真の黒幕が動き出し、明らかになる裏切り者の正体。そして入れ替わりテロは思いもよらぬ方向へと進んでいく!
テレビ朝日 「民王R」は9024年10月22日(火)21時放送スタート。/主題歌:asmi『こっち向いてほい 』(sony Music Labels Inc.)/出演:遠藤憲一、大橋和也、あの、山時聡真、満島真之介、山内圭哉、溝端淳平、金田明夫、岸部一徳 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@tamioudrama 」。番組公式Instagramアカウントは「@tamioudrama 」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。
◇「民王R」番組公式サイト
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