イ・ヒョヌク、初の時代劇「元敬(ウォンギョン)」で新たな”イ・バンウォン像”に挑戦
2025年1月6日からスタートするtvN・TVINGオリジナルドラマ「元敬(ウォンギョン)」(演出:キム・サンホ、脚本:イ・ヨンミ)は、本日11日にSNSにてイ・ヒョヌク扮するイ・バンウォンの写真が公開された。YouTubeにはティーザーFULL映像も公開中だ。
「元敬(ウォンギョン)」は、朝鮮初期、新しい世界を夢見て夫の太宗イ・バンウォンを第3代王に押し上げた“キングメーカー”であり、彼と共に権力を手にした“王権の共同創業者”である元敬王后の燃えるような人生の旅路を描いた作品。
政治的なパートナーとして知られる夫婦の物語を、元敬の視点から新たに創造し解釈するという内容である。制作陣は歴史的な歪曲が懸念される要素を「新たな創造と解釈」というコンセプトで整理したと明かした。
公開された写真は、イ・ヒョヌク扮する元敬(チャ・ジュヨンが演じる)の夫であり、朝鮮の第3代国王・太宗イ・バンウォンの冷徹な雰囲気を漂わせる姿。
制作陣は「イ・ヒョヌクはその眼差しだけでイ・バンウォンの風格を完成させ、感嘆を誘った。また、セリフのトーンや仕草、衣装など、すべてにおいて違和感を感じさせない驚異的なキャラクターの消化力を見せた」と評価した。そして「特に“冷美男”と呼ばれるイ・ヒョヌクの冷徹な魅力が今回の役柄で最大限に引き立つ予定だ。多様な感情と決意が込められた彼の眼差しそのものが一つの物語であり、これまでの彼の演技力が集大成され、素晴らしい演技として爆発する『元敬』に多くの関心と愛情をお願いしたい」と述べた。
ただし、イ・ヒョヌクが演じる『元敬』の中のイ・バンウォンは、朝鮮王朝実録や他の時代劇で見られるイ・バンウォンとは異なるキャラクターだ。『元敬』の制作陣が独自に解釈した架空の人物だが、実在の人物をモチーフとし、名前もそのまま使用している点が歴史の歪曲との批判を招く可能性がある。これにより、作品公開前後に『元敬』への疑念の目が注がれることは避けられない。これまでCJ ENM関連のチャンネル(tvN)やプラットフォーム(TVING)で歴史の歪曲が疑われる作品が全くなかったわけではないため、今後この点に関する視聴者の評価がどうなるのか注目される。
「元敬(ウォンギョン)は2025年1月6日午後2時にTVINGで第1話と第2話を先行公開する。その後、同日20時50分にtvNで第1話が放送される。
◇YouTube「원경X이방원 티저 FUL」
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