小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」一挙放送決定 ソンモがコンビニ店員役で出演
【年末年始番組】2024年9月よりNHK BSにて全10回で放送された連続ドラマ「団地のふたり」が、明日12月28日から一挙放送される。本作は、団地という昭和の象徴的な団地で繰り広げられる人間模様を、丁寧に描いた珠玉のストーリー。各話のあらすじも紹介。
団地で生まれた幼なじみの太田野枝(小泉今日子)と桜井奈津子(小林聡美)。野枝は、大学非常勤講師でかつては神童と呼ばれた優等生だ。大雑把なようでいて真面目なバツイチ。奈津子はフリマアプリで生計を立てているイラストレーターだが、最近仕事が減り、フリマアプリで生計を立てている。奈津子は几帳面で料理上手な一面がある。そんな幼なじみの二人は実家暮らしをしている団地が舞台となる。
55歳独身の2人が織り成す日常は、幅広い年代の視聴者の共感を呼び、「ギャラクシー賞 2024年10月度月間賞」を受賞。「もう一度見たい」の声に押され、12月28~30日には一挙放送されることが決定した。
各回のゲストも豪華だった。。第3話には仲村トオルと島かおり、第4話はムロツヨシ、第5話は田辺桃子と前田旺志郎、第7話は眞島秀和と市毛良枝という顔ぶれになっている。NHKならではの贅沢な布陣でユーモラスな友情物語が描かれた。
また、本作には韓国の歌手、俳優であり、男性アイドルグループ超新星のメンバーだったソンモも出演している。彼が演じるのは、団地の近くのコンビニのイケメン店員ユン・ヒョニョ役。出演シーンは少ないものの、団地の人々とどうかかわるのか要注目だ。
ソンモは、アーティスト活動のほか、日韓で俳優としての活動を精力的に続けており、今年の春からはNHKの朝ドラ「虎に翼」、フジテレビ「新宿野戦病院」、東海テレビ「嗤(わら)う淑女」と続々とドラマに出演した。
【放送予定】
2024年12月28日(土) 午前9時30分から 第1~5回
2024年12月29日(日) 午前9時30分から 第6~8回
2024年12月30日(月) 午前10時30分から 第9・10回
NHKBS
初回放送時を見逃した方や、もう一度あの感動を味わいたい方にとって、絶好の機会をお見逃しなく。。
【各話のあらすじ】
■第1話
大学非常勤講師の野枝(小泉今日子)とイラストレーターの奈津子(小林聡美)。団地で育った幼なじみで50代・独身・実家暮らしの二人の日常を温かくユーモラスに描く。
■第2話
団地内の網戸張替え依頼への対応も板についてきた野枝(小泉今日子)と奈津子(小林聡美)。ある日ふたりは、見慣れない小学生の女の子・春菜(大井怜緒)と出会う。
■第3話
野枝(小泉今日子)は、小中学校の同級生で初恋の人だった春日部(仲村トオル)が母親の恵子(島かおり)と団地に戻ってきたことを奈津子(小林聡美)から聞くが…。
■第4話
最近引っ越してきた森山(ムロツヨシ)と顔見知りになった野枝(小泉今日子)と奈津子(小林聡美)。ある日突然、「うちに来て失恋の相談に乗ってほしい」と頼まれる。
■第5話
夏祭りのカラオケ大会の準備に余念がない野枝(小泉今日子)と奈津子(小林聡美)。ある日、最近越してきたヤンママ・沙耶香(田辺桃子)一家のある事件に巻き込まれる。
■第6話
ある日、野枝(小泉今日子)が更年期のことで愚痴っていると、奈津子(小林聡美)のもとに近所のシングルファザー・賢一(塚本高史)から「相談がある」と連絡が入る。
■第7話
友人の売れっ子イラストレーター・中澤(眞島秀和)の個展に行くことにした野枝(小泉今日子)と奈津子(小林聡美)は道中喧嘩をしてしまい、しばらく会わない日が続く。
■第8話
野枝(小泉今日子)の父・昌夫(橋爪功)が理事長を務める管理組合で、団地の建替え計画が浮上。転居の必要があるのかなど、奈津子(小林聡美)ら住人たちに動揺が走る。
■第9話
団地建替え計画が本格始動する中、野枝(小泉今日子)と奈津子(小林聡美)はこの先どこで暮らすか悩んでいた。そんなある日、野枝の母・節子(丘みつ子)が倒れてしまう。
■第10話(最終回)
1年後。野枝(小泉今日子)と奈津子(小林聡美)はそれぞれアルバイトをしながらまったり過ごしていた。この1年で家族や団地に変化はあったが、また年の瀬がやって来る。
出演:小泉今日子、小林聡美、丘みつ子、由紀さおり、名取裕子、杉本哲太、塚本高史、ベンガル、橋爪功、<第3回ゲスト>仲村トオル、島かおり、<第4回ゲスト>ムロツヨシ、<第5回から登場>田辺桃子、前田旺志郎、<第7回ゲスト>眞島秀和、市毛良枝ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@nhk_dramas」。
◇ NHK-BS「団地のふたり」番組公式サイト