コ・ス、財閥会長ソン・ヨンチャンの仮釈放を阻止する証拠を掴んだ「仮釈放審査官イ・ハンシン」第9話

09時48分ドラマ
tvN「가석방 심사관 이한신」放送画面よりキャプチャー

16日に放送されたtvN月火ドラマ「仮釈放審査官イ・ハンシン」第9話では、隠されていた過去の真実が明らかになり、同じ悲劇を繰り返さないためにオジョングループを崩壊させるべき理由がより鮮明になった。U-NEXTでも見放題、独占配信中の第9話のあらすじと見どころを紹介する。

この日の放送は全国平均6.1%、最高7.2%、首都圏平均6%、最高7%の視聴率を記録した(ニールセンコリア、有料プラットフォーム基準)。

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「仮釈放審査官イ・ハンシン」は、仮釈放制度を悪用して早期釈放を目論む悪党受刑者たちと、それを阻止すべく仮釈放審査官になった弁護士イ・ハンシンとのスリリングな鉄壁防御戦。⇒【関連記事・各話あらすじ】

■キャスト⇒【どこよりも詳しい!キャスト紹介】

イ・ハンシン(コ・ス)はチョン・スボム(チョ・スンヨン)の無実を証明するため、刑務所内での襲撃事件を偽装し、彼を外部の病院に移送した。「なぜそうしたのですか?なぜ面会をすべて拒否したのですか?」と問い詰めたが、スボムは「もう話すことはない。帰れ。ハンシン、俺は濡れ衣なんか着せられていない」と嘘をついた。しかしハンシンは「もう真実を明らかにしてください。課長が着せられた濡れ衣を私が晴らします」と懇願した。スボムは、事件後に署長に昇進したペ・ハンソン(リュ・テホ)ならオジョングループの悪事の全貌がわかるかもしれないと教えた。

そこでハンシンはパク・ジンチョル(イ・ドヨプ)と手を組んで、かつてと同様に刑務所内での麻薬流通事件を仕組み、証拠を突きつけてペ署長を圧迫した。

ペ署長の口から明かされたその日の真実は衝撃的だった。過去にチ・ミョンソプ(イ・ハクジュ)が刑務所内でペンに麻薬を仕組んで持ち込み、スボムを金で買収しようとしたが失敗したことが判明した。当時、警察が麻薬の密輸に関する通報を受けて刑務所に突入し、スボムの所持品から麻薬ペンが発見された。イ・ハンシンとパク・ジンチョルが巻き添えになるのを防ぐために、スボムは「私がやりました。私一人の行動です。この件に他の刑務官は関与していません」と偽りの供述をし、濡れ衣を着せられたのだった。

一方、収監中のチ・ドンマン会長(ソン・ヨンチャン)は、外部診療中に病院を抜け出した。広域捜査隊のアン・ソユン(クォン・ユリ)に逮捕されたイム・ジョンギュン(イム・ヒョウ)の口を塞ぐためだ。しかし、イム・ジョンギュンは既にチ・ミョンソプが殺していた。

イム・ジョンギュンを見つけ損ねたチ・ドンマンは、代わりにハンシンの協力者であるチェ・ファラン(ペク・ジウォン)を襲撃した。ファランの手下たちはオジョングループに太刀打ちできず、ファラン自身もドンマンに殴られ、屈辱的に膝をつく羽目になった。それでも彼女は最後まで屈服しなかった。

一方、ソユンはイム・ジョンギュンの取り調べで得た直感を元に、死亡したチェ・ジョンハク(ナム・ミヌ)が残した映像証拠を探し出した。チェ・ジョンハクの遺品であるネックレスには、ミョンソプの犯行現場を捉えた映像が保存されたUSBが隠されていた。ソユンは、血を流して倒れながらも生きている妹ダユン(キム・イェナ)を死人として処理しようとするミョンソプとオジョングループ秘書室長ソン・ウンジュン(キム・ヨンウン)を目の当たりにし、「生きているのに!生きている!」と泣き崩れた。

オジョングループを崩壊させるため、まずチ・ドンマンの次回仮釈放を阻止する必要があった。財産権放棄により仮釈放がほぼ確定していたドンマンだったが、今回外部病院からの無断離脱の証拠を押さえれば阻止できる。

ハンシンはソユンの協力を得て、ドンマンが乗ったタクシーを見つけ、わざと追突した。交通事故の証拠を撮るふりをしながらタクシーの中のドンマンの姿を映像に収め、「外部診療中に無断で離脱したんですね。これでまた仮釈放は無理そうですね」と痛快に笑い、視聴者にカタルシスを与えた。



今回は、ハンシンの協力者であるチェ・ファランを殴り殺そうとするいきおいのドンマンの狂気が恐ろしかった。そしてそんなドンマンに異常な忠誠心を見せる秘書室長ソン・ウンジュン。演じるキム・ヨンウンの圧倒的な存在感とアクションにも驚かされた。残り3話。果たしてハンシンたちはチ・ドンマン親子の悪事を全て暴くことはできるのか?

「仮釈放審査官イ・ハンシン」第10話は12月17日20時50分に放送、U-NEXTにて21:00から独占見放題配信される予定だ。

YouTube|tvN「가석방심사관이한신」第10話(日本語字幕なし)

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