【最終回前話】裁判で趣里を父・古田新太がこっそり援護「モンスター」第9話ネタバレ・10話予告
12月16日に放送された「モンスター」(火、22時、カンテレ・フジ)第10話で、亮子(趣里)は、反社側についている粒来(古田新太)と協力して問題のある帝東電機をあぶり出した。12月23日に最終回・第11話が放送される。亮子は日本有数の大会社に潜むモンスターをあぶり出すことができるのか?予告動画は番組公式サイトで公開されている。
フジテレビ月10ドラマ「モンスター」第10話のネタバレや話題をご紹介
趣里が得体の知れない弁護士・神波亮子を演じる「モンスター」は、モンスター弁護士が、法がおいついていない令和ならではのさまざまな問題を向き合い、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かうリーガルエンターテイメントだ。第10話が12月16日に放送された。
■第10話ネタバレあらすじ
15年ぶりに、故郷の群馬県山遥村に帰省したというさくら(前田敦子)は、村の草木が枯れ、両親や村人たちの体調が悪いのは、自分が離れている間に村にできたサカミクリーンという産廃処理場にあるのではないかと亮子(趣里)と杉浦(ジェシー)に話す。しかし、役場に訴えても取り合ってもらえず、環境汚染に対して個人が訴えを起こすことは珍しく、非常に困難なため地元の弁護士は引き受けてくれない。杉浦も今回の依頼にはいつも以上に難色を示すが、亮子は群馬というキーワードがどうしても引っ掛かる。すると案の定、サカミクリーンの顧問弁護士が粒来(古田新太)であることがわかった。
サカミクリーンは村民に対して100万円の謝礼を払うと約束していた。働き口ができ、お金ももらえると喜んでいる村民が多い中、反対運動はなくなっていき、最後に一人だけになってしまった。建設計画が一旦白紙になったところで村民たちに責め立てられて、自殺した。その人物はさくらの幼なじみ・拓未(前原滉)の父親だった。
亮子はさくらに拓未を探すように頼む。さらに、詐欺で捕まっているキングのことを検事に聞きに行く。キングはサカミクリーンの従業員なのか、サカミクリーンは反社がやっているのではないかと確認する。
拓未は見付かったが、サカミクリーンのことや村のことは何も話したくないという。実は拓未は覆面ラッパー・アイザックとして、環境汚染のことをラップにして歌っていた。しかし、さくらには裁判を辞めるように言う。サカミクリーンが反社だからだ。
裁判が始まった。亮子たちは、産廃処理業者のサカミクリーンを調べるうち、帝東電機の産廃物を扱う従業員に著しい健康被害が出ていることを突き止めた。サカミクリーンの従業員の健康データが欲しいと頼むと、詳細に分析したものが提供されたのだ。サカミクリーンの従業員も健康被害がでていることを認めた。さらに帝東電機の産廃物を扱う従業員に酷い症状がでるのは最近になってわかったという。亮子は、本当に訴えるべきは“帝東電機”だと言った。そして、その時、亮子を粒来が優しい目で見ていた。粒来は反社であるサカミクリーンが帝東電機を訴えても相手にされないので、亮子たち村民側から訴えさせるのが目的だった。
亮子は、サカミクリーンの代理人である粒来とともに、帝東電機に対して損害賠償請求を行う計画を立てる。そんな中、粒来が倒れてしまった。
亮子(趣里)、粒来(古田新太)親子がこっそり協力
これまで、亮子と粒来ずっと親子で対立してきた。裁判でも原告と被告に分かれることが多かったが、今回の裁判では一見、対立しているものの、実は粒来は亮子に協力していたのだ。そして、反社側についている粒来ではできないことを、“一般市民”側についている亮子にやってもらうためだった。裁判で亮子が帝東電機についてのことを話す時、二人の視線は“共犯者”として交差した。
帝東電機という大企業を相手にした裁判で幕を閉じる
粒来がどうしてキングがいる反社側についているのかはまだわからない。23日に放送される最終回・第11話でその謎もとけるはずだ。そして、ラストは大企業を相手にした環境汚染の訴えだ。環境汚染を証明するにはその物質を特定しなくてはいけないが、亮子と粒来、杉浦(ジェシー)、城野(中川翼)たちはその証拠を見つけることができるのか?
©カンテレ・フジテレビ
ジェシーのコメントが番組公式サイトに掲載された
モンスター弁護士の亮子に振り回されっぱなしの東大出の弁護士、杉浦を演じているのはSixTONESのジェシーだ。趣里との共演について「回を重ねるごとに、一緒のタイミングで顔を見合わせるとか、“間”が合ってきたかなと思いますね。亮子と杉浦のコンビ感や絆が少しずつ積みあがっているのが、じわじわと伝わっているといいなと思います。お互いちょっとアドリブを入れたりというのも、増えてきた感じですね。カットがかかるまで、一言二言追加でボソっと言っているところは、アドリブだったりします。そういうのが楽しいですね」と語っている。一番のお気に入りのシーンは、第8話で趣里が父親の水谷豊が「相棒」でよく見せるシーンをまねた“紅茶”のシーンだという。全文は番組公式サイトに掲載されている。
■最終回・第11話あらすじ
サカミクリーンの裁判で帝東電器に問題があることを亮子(趣里)と粒来(古田新太)は突き止めた。帝東に対して裁判をするための準備をしていたが、ある理由から身体に不調をきたしていた粒来は入院することとなった。
損害賠償請求には、サカミクリーンの従業員だけでなく、山遥村の村人たちの健康データも必要不可欠だったが、帝東電機のことを信じている村人は、反社であるサカミクリーンこそが悪者だと非協力的だ。すると亮子は、さくら(前田敦子)と拓未(前原滉)を呼び出し、ある作戦の協力を依頼する。
裁判では、亮子が帝東電機の従業員にも健康被害が出ている可能性を指摘する。しかし、提出された健康データに問題は見当たらない。
カンテレ・フジテレビ 2024年10月14日スタート。毎週月曜日22時放送「モンスター」。出演:趣里、ジェシー(SixTONES)、古田新太、YOU、宇野祥平、音月桂、中川翼、ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@monsterktv8」。
◇カンテレ・フジテレビ「モンスター」番組公式サイト
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