パク・ソジュン≪さんまさんに会いに来ました≫ 「さんまのまんま40周年」が韓国でも反響大
【年末年始番組】韓国俳優のパク・ソジュンが1月2日、カンテレ・フジテレビ系「さんまのまんま40周年も笑顔のまんまSP」(15時40分〜)に出演した。TVerでは見逃し配信中だ。
この日のゲストには、パリ五輪やり投げ女子金メダリストの北口榛花、韓国の俳優パク・ソジュン、女優の有村架純、女優でコメディアンの友近、卓球の張本智和・美和兄妹、お笑いコンビの麒麟、そして女優の井上真央と新年のスタートにふさわしい豪華な内容となった。
中でも、「梨泰院クラス」で世界的な人気となったパク・ソジュンの出演は、日本の韓国ドラマファンはもちろん、韓国でも注目された。
日本のお笑い界を代表する明石家さんまは、放送前からパク・ソジュンの作品を見てきたファンだったことを公言。来日の理由を聞かれるとパク・ソジュンは「さんまさんに会いに来ました」と答えて、さんまを喜ばせた。
また、パク・ソジュンは14年間休みなく活動してきたと振り返り、現在は1年間の休養を取っていると明かした。出演作品数については「数え切れない」と述べ、さんまから「好きな作品」を問われると、「選ぶのが難しいんですね。というのも全ての作品が自分の身体の一部の指のような感覚であって、その指も噛んで痛くない指はないですよね。それと同じように、どの作品も自分にとっては愛着のあるものなんです」と回答。さんまは笑いながら「ええこと言うなあ」と感心していた。日本の視聴者からも「粋で素敵」「どの作品も大切なのが伝わる」といった称賛の声が寄せられた。
また、日本の作品に出る気はないかと聞かれると「出演する気持ちはありますが、日本語が出来ないので、少し勉強してから」と真摯な回答を返した。
さらに、パク・ソジュンは自身がプロデュースした限定1万本のウィスキーをプレゼントに持参した。しかも、さんまの娘の「IMALU」+「さんまの3」で、シリアル番号「00103」という心づくしに、さんまも大感激。
画像:カンテレ「さんまのまんま 40周年も笑顔のまんまSP」
途中からは和服姿の有村架純も参加。有村は「キム秘書はいったい、なぜ?」と『ビューティー・インサイド』を視聴したと話し、この後も楽しくトークが展開された。
日本のお笑い界を代表する明石さんまと、韓国を代表する俳優の1人パク・ソジュンとの共演は、韓国でも次のように話題になった。
■明石家さんまとの共演
番組ではパク・ソジュンのこれまでのキャリアやプライベートに迫る質問を投げかけ、さらには韓国語でのコミュニケーションにも挑戦した。この試みは、文化を超えた交流の象徴として視聴者の心をつかんだ。
■料理を通じた文化紹介
番組の中で、パク・ソジュンは韓国の伝統的な正月料理「トックク」を作る姿を披露した。この料理は韓国の文化や伝統を日本の視聴者に伝える役割を果たし、共演者やスタッフとの絆を深める場面となった。さらに、完成した料理を明石家さんまと共に楽しむシーンは、異文化間の友情を象徴するものとして印象深いものだった。
■有村架純との軽妙なやりとり
パク・ソジュンは有村架純にもプレゼントを贈り、即興での掛け合いを通じて番組に笑いをもたらした。彼らの息の合ったやりとりは番組をさらに盛り上げ、視聴者に楽しいひとときを提供した。
■エンターテインメントを超えた意味
パク・ソジュンの今回の出演は、単なるテレビ出演にとどまらず、韓国と日本のエンターテインメント業界の新たな交流の一歩となった。このような文化交流は、相互理解を深めるだけでなく、両国の未来のコラボレーションを期待させるものである。
今回の「さんまのまんま 40周年特別放送」でのパク・ソジュンの日本デビューは、韓流のさらなる広がりと、エンターテインメントを通じた異文化交流の可能性を示した。彼のカリスマ性と文化的な発信力が、日本の視聴者に深い印象を残したことは間違いない。
◇カンテレ「さんまのまんま」番組サイト