「私の完璧な秘書」イ・ジュニョク、ハン・ジミンと犬猿の仲から秘書、そして唯一の味方に…第1話・第2話ネタバレ

01月05日16時23分ドラマ
画像:SBS「나의 완벽한 비서」放送画面よりキャプチャー

1月3日韓国SBSでスタートした、ハン・ジミン&イ・ジュニョク主演の新金土ドラマ「私の完璧な秘書」は初回から視聴者のハートをつかんで、第1話で5.2%、第2話で早くも6.5%と高い数字でスタートした。第3話予告はYouTubeにて公開中だ。

犬猿の中からついには窮地の中で唯一の味方としてジユン(ハン・ジミン)がウノ(イ・ジュニョク)の胸にもたれかかるまでの第1話と第2話のネタバレあらすじと見どころを紹介する。



「私の完璧な秘書」(演出:ハム・ジュノ、キム・ジェホン/脚本:ジ・ウン)は、仕事に人生を捧げるヘッドハンティング会社のCEOジユン(ハン・ジミン)と、完璧なスキルを持つ秘書ウノ(イ・ジュニョク)が織りなす密着ケアロマンスを描いた物語だ。⇒【全話あらすじと見どころ】

■キャスト
キム・ジユン役:ハン・ジミン
ユ・ウノ役:イ・ジュニョク
ユ・ジョンフン役:キム・ドフン
チョン・スヒョン役:キム・ユネ
 ほか

■第1話あらすじ(ネタバレ)
「ピープルズ」CEOキム・ジユンは、創業5年で自分の会社をヘッドハンター業界2位に押し上げ、20代の女性大学生たちの憧れの的となった最もホットな女性だ。アジア系F1チームのデザイン責任者ピーター・クォン(イ・ヒジュン)を韓国自動車デザイン総括ディレクターに引き入れるため、彼の性格や経歴を綿密に調べた。彼女の戦略は成功し、彼の移籍を実現させたやり手だ。

ところが仕事以外は待ってくドジ。ドアの開け方も忘れ、自分の車を見分けられず、他人の車に乗るなどの失敗を重ねていた。彼女をケアする秘書が必要だったが、彼女の厳しい性格のため、多くの秘書が辞めていた。ジユンの唯一の友人で一緒に会社を立ち上げたソ・ミエ(イ・サンヒ)は、秘書捜しに頭を痛めていた。

そんなか、ジユンはヒョンス電子の開発者ヤンチーム長のスカウトをする。ところがユ・ウノ(イ・ジュニョク)が自社の優秀なヤンチーム長の離職を防ぐため、彼の息子の学校にお菓子の車を送るなどの努力し、ジユンの目標達成を妨げてしまった。ウノはヤンチーム長を狙ったジユンに対して激怒し、彼女を責めたが、結局ヤンチーム長は辞職して中国に移籍してしまった。実は、ヤンチーム長を中国企業にヘッドハンディングしたのは業界1位の「キャリアウェイ」の代表ヘジン(パク・ボギョン)によるものだった。ヘジンはジユンの元上司でプロジェクトの成功のためなら手段を選ばない野心かだった。ジユンは優秀な技術の国外流出を防ぐために、ヤンチーム長の中国移籍を止めていたのだった。

ウノは、ヤンチーム長の移籍の責任を取らされて解雇されてしまった。実は、ウノは娘ビョル(キ・ソユ)を男で一つで育てていた。完璧主義者で会社でも有能だったが、娘の病気のために1年間の休職を上司であるソン部長(クォン・ヒョク)に願い出た過去があった。ソン部長はこれまでウノのおかげで仕事を成功させており、ウノ不在となれば無能ぶりが露呈してしまう。必死の引き留めにも関わらず、長期休暇を取ったウノを裏切り者として、復帰後もウノを排除し、辞職させようと狙っていた。

■第1話見どころ・感想など
初回ではハン・ジミンとイ・ジュニョクの緊張感あふれる関係が描かれた。二人の新たなキャラクターは期待を上回る面白さを提供した。ハン・ジミンは冷静なCEOジユンを演じ、前作「ヒップタッチの女王」のキュートなヒロインとは全く違うキャラクターを演じ優れた演技を見せた。その一方で、仕事以外では全くドジな一面で視聴者を楽しませた。

一方、イ・ジュニョクも全てにおいて完璧なキャラクター、ウノを具現し、序盤から視聴者の心をつかんだ。家庭内の整理整頓ぶりや娘がこぼしそうになるジュースの対応や、暗い石段で(この時は)憎らしいウノの足元をスマホのライトで照らしたり、筆者は思わず拍手を送ってしまった。

近年原作ありきの作品が多いが、本作には原作はなく、演出と脚本はそれぞれハム・ジュンホとキム・ジェホン監督、ジ・ウン作家が担当しているだけに、今後の展開が楽しみだ。この回の視聴率は全国5.2%、首都圏4.9%と好スタートを切った。この枠は前作の「熱血司祭2」をはじめ、「悪魔なカノジョは裁判官」「グッド・パートナー ~離婚のお悩み解決します~」「コネクション」などヒット作量産の枠。今後の伸びを期待したい。⇒【1月3日視聴率TOP10】

なお、この回はジユンがスカウトするピーター・クォン役でイ・ヒジュン、ジユンが間違って乗った車の持ち主役でヒョン・ボンシクが特別出演した。



■第2話あらすじ(ネタバレ)
ミエは書店を営む夫イ・ガンソク(イ・ジェウ)が弟のようにかわいがっている後輩、ウノに夫婦で夕食に招待される。そこでミエはウノの素晴らしい家事能力や対応力に感心し、彼こそがジユンに必要な人物だと判断して秘書にスカウトする。しかしウノはジユンとの過去の悪縁に悩んでおり、最初はその誘いを受け入れようとしない。ミエは育児時間の保証や年俸1.5倍の昇給という破格の条件を提示し、ウノに選択肢はなくなる。

ところが、ジユンはウノを歓迎しなかった。それでもウノは「頑張ります」と言い、ミエの応援を受けて持ち前の能力を活かし、周囲の社員たちの信頼を得ていく。

ジユンにビッグプロジェクトが舞い込む。その前に厄介な問題を整理しようとウノを呼び出す。実はジユンは、ヤンチーム長の件でウノから「ヘッドハンターを最低の良心もなく働く人物」と非難された。自身の仕事に誇りを持っているジユンは、「ヘッドハンティングに理解のない人とは仕事ができない」と本音を伝えた。ウノは素直に謝罪し、退勤後に秘書実務やヘッドハンティングについて徹底的に勉強し、ジユンの好みに合わせて必要な資料をすぐに準備するようになった。仕事以外では無能なジユンの世話も細やかにこなし、ウノは驚くべきスピードでジユンの完璧な秘書に成長した。

ジユンの父(チョ・ワンギ)の命日。彼女に今も深い傷が残っていたことが分かる。彼女の父は母親なしで育ったジユンを最後まで守ると約束したが、幼いころに亡くなっていた。通勤中、道路で立ち止まり、舞い散る桜の花びらを手に父を思い出すジユン。反対側でそのジユンを見かけたウノは、時折苦しそうな表情を浮かべるジユンに気づき、健康面でも気を使うようになる。

一方、ジユンはウノが娘との約束のために仕事を犠牲にしたと知り、思わず父を思い出して「秘書業務以外はするな」と八つ当たりしてしまう。

その後、「キャリアウェイ」のCEOヘジンが新プロジェクトの候補者を横取りしていることが明らかになり、ジユンの怒りは頂点に達する。ジユンはヘジンの会社に乗り込み、邪魔をするなと告げるが、ヘジンは「あなたのせいで人が死んだのに、よくここに来れるわね!」と挑発する。

代表室を出たジユンは、元の同僚たちからの非難の声に耐えきれず倒れそうになる。そんなジユンを支えたのはウノだった。ジユンは耐えきれず、そのままウノの胸に倒れ込んでしまう。

■第2話見どころ・感想など
第2話では、犬猿の仲から代表と秘書という関係に変わったジユン(ハン・ジミン)とウノ(イ・ジュニョク)のオフィスライフが本格的に描かれた。ヘッドハンティングという職業への偏見を改めたウノに怖いものはない。抜群の対応力でどんどん“ジユン好み”の秘書になっていく姿が旧スピードで描かれる。

さすが子育ても万能のウノ。そこら中で頭をぶつけるジユンのために代表室の角という過度にクッションをつけ、常にジユンの行動から目を離さないのはまさに、歩き始めた幼児を見守る親のそのもの。一方で、資料室でロッカーの扉からジユンの頭を守るシーンでは、ジユンとウノの顔が急接近でドキッさせられ今後のロマンスへの期待が膨らむ。そしてラストの敵陣の中のジユンは、唯一の味方として自らウノに手を伸ばし、その胸に倒れ掛かった。

脇役も魅力的なキャラクター揃いの本作。気になるのはヘジンとの関係だ。いったいジユンは「キャリアウェイ」で何をしたのか?この回の視聴率は初回よりなんと初回の5.2%から6.5%まで1.3ポイントも高い数字を記録した。⇒【1月4日視聴率TOP10】

「私の完璧な秘書」第3話はSBSにて10日22時から放送される。

YouTube|第3話予告

SBS「나의 완벽한 비서」HP

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