「問題物件」上川隆也は普通の人間?それとも犬の化身?【第1話ネタバレ・2話予告】

10時44分ドラマ
©フジテレビ

2025年1月15日「問題物件」の第1話が放送され、超個性的なキャラクターたちがお披露目された。特に注目されたのは主演の上川隆也だ。正体が気になる。22日、22時、フジテレビで第2話が放送される。やりたい放題の上川隆也に磨きがかかる?予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「問題物件」とは
自殺、ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷など、さまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、頭が切れて腕っ節が強く、人間離れした破天荒さを持つヒーローとお人よしのヒロインが鮮やかに解決していく不動産ミステリーだ。その第1話が1月15日に放送された。

■第1話ネタバレあらすじ

大島不動産販売・営業部から左遷され、新設部署・販売特別室に配属となった若宮恵美⼦(内田理央)は、異動初日に、とある豪邸に呼ばれた。そこにいたのは亡き前社長の息子で、若くして大島不動産販売の役員でもあると、愛犬の犬太(コラレ)だった。遅れてやってきた片山芳光(本多力)は、雅弘を販売特別室の室長だと紹介する。

特別販売室の業務内容はお客様や取引先からのクレーム対応である。恵美子の最初の仕事は、実態を調べるというものだった。その部屋では、借りた人が過去に5人連続で自殺で亡くなっていて、新しい入居者が怖くて住むことができないとクレームがあったという。だが、雅弘は車椅子ユーザーで外出しない引きこもりのため、調査は心霊現象が苦手な恵美子一人で行う羽目になる。

恵美子は管理人の須貝森次とその部屋に入ると、不動産の調査員と名乗る謎の男・⽝頭光太郎(上川隆也)が現れた。「吾輩は犬である」と嘯きとことんマイペースに振舞う犬頭に、恵美子はあっけにとられつつもついてゆく。

その部屋に入居を予定している心霊系動画配信者の相田英司に会いに行く犬頭と恵美子。今回の調査依頼者は相田の恋人・志田清美であり、彼のことが心配になって依頼したことが判明するが、相田本人は動画の再生数を稼ぐため、あえてその部屋を借りたい、調査はしなくていいという。犬頭はなぜか調査を続けると宣言する。犬頭の知人で元刑事の探偵・有村次郎(浜野謙太)の協力の元、さらに深い真実を調べ始める。

その部屋での一人目の住民は7年前に自殺し、管理人が発見した。二人の樽水は5年前に自殺し、恋人に発見された。管理人が事故物件だからと樽水に安く貸していた。管理人と樽水はボランティア活動で知り合った。樽水は恋人に、近いうちにまとまったお金が入るらしいと言っていたという。

管理人・須貝の評判を聞くと、近所でもとてもいい。自殺志願者のサイトを監視するボランティアもやっている。

犬頭は全ての人が自殺したわけではないとにらみ、“密室殺人”ではないかといい、密室トリックが解ければ犯人がわかると捜査を始める。恵美子は会社でその物件について調べると、鍵の使用状況などがわかった。さらに、窓の鍵の立て付けが悪いとクレームがきたことでその部屋以外の鍵は交換されていたのに、その部屋だけは同じ鍵を使っていることもわかった。

密室の謎を管理人・須貝の前で解いてみせる。玄関の鍵をしてから、立て付けの悪い鍵をぎりぎりのところにして部屋を出る。その後、重機が外の道路を通る振動で窓の鍵がしまり、密室が完成した。実は管理にが樽水を殺し、密室を作り上げていたのだ。樽水が須貝の女性問題を聞きつけ、それを脅しに使ってきたのだった。その後、部屋で死亡したのは、自殺願望のある人をあえて住まわせたからだった。ボランティアで監視しているサイトから志望者に狙いをつけたのだ。暇と金を持て余していた須貝が全てやっていたことだった。

調査が終わったことを片山や大島に恵美子は報告する。終わったので、宣伝部に移りたいというが、それはかなわなかった。そして、調査に犬頭が協力してくれたというが、二人ともそんな人物は知らないという。恵美子は大島が飼っている愛犬の犬太の服装と犬頭の服装が似ていることや、同じような仕草をしていることが気になり始めた。

片山は調査が無事に終わったことを社長の大島高丸(船越英一郎)に報告した。



上川隆也のふっきれた演技に驚きの声

フジテレビ水曜22時、前作「全領域異常解決室」は主要登場人物が“神”だったという驚きがドラマ中盤に繰り広げられたが、この「問題物件」についてもすでに主役の不動産の調査員と名乗る謎の男・⽝頭光太郎をめぐってその正体が何者なのかが話題となっている。上川隆也がまるで“犬”のように振る舞う犬頭を好演している。



内田理央、宮世琉弥も個性的なキャラ

犬頭とともに不動産の謎をといてゆく販売特別室に配属となった若宮恵美⼦ (内田理央)は、間取りが大好きで宣伝文句を作ることに夢中だ。それでバスに乗り遅れそうになったりしてしまう。販売特別室の室長である大島雅弘(宮世琉弥)は怪奇現象大好きで、そういう話になると夢中になってしまう。販売特別室の片山芳光(本多力)にとても“普通”ではないし、この超個性派揃いのドラマは22日に放送される第2話以降、どんな展開をみせてゆくのか?



第2話はポルターガイスト現象

次に、犬頭と恵美子が調べるのは『ポルターガイストが起こる部屋』だ。住民である美容師は1ヶ月前からおかしくなったというのだが、そこに絡んでいるのは美容室の客の女性・平塚アケミ(前沢海友)なのだが、アケミは失踪してしまうし、調査にいった帰り、犬頭と恵美子は襲われてしまう。



■第2話あらすじ

販売特別室に寄せられた新たなクレームは、『ポルターガイストが起こる部屋』。若宮恵美⼦(内田理央)がマンションに出向くと、不機嫌そうな管理人・熱海光吉(徳井優)が出迎えた。話をきいていると、そこにまたもや突然、⽝頭光太郎(上川隆也)が現れる。

犬頭は熱海を言いくるめて滝野の部屋に案内させる。滝野の部屋・505号室の中は荒れ果てていた。熱海によると、滝野は1カ月ほど前から、必ず月曜の深夜から早朝にかけて騒ぎを起こしていた。部屋の物が勝手に揺れて倒れ、天井や壁からは変な音が聞こえ、灯りがパカパカついたり消えたりすると訴えていたという。警察に連行された滝野の体内から薬物反応が出たと聞いた恵美子は、薬物による幻覚では?と片付けようとするが、犬頭は今回も「レッツゴーだ」と勝手に調査に向かってしまう。

同僚から滝野がおかしくなったのは1カ月前、客の女性・平塚アケミ(前沢海友)と付き合い始めてからだと聞く。1カ月前、月曜の夜、というキーワードに符合を感じた犬頭と恵美子は、アケミの働くスナック・ゴダイゴンに向かう。

ゴダイゴンのママ(鳥居みゆき)にアケミの居場所を聞くが、店からも家からもいなくなったという。犬頭と恵美子は帰り道で柄の悪い男たちに囲まれ、襲われてしまう――!



フジテレビ 2025年1月15日スタート。毎週水曜日22時放送「問題物件」。出演:上川隆也、内田理央、宮世琉弥、浜野謙太、本多力、船越英一郎 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@mondaibukken_cx」。

フジテレビ「問題物件」番組公式サイト

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