「オク氏夫人伝」“私がどれだけ愛しているか”イム・ジヨン、チュ・ヨンウと愛を結ぶも…第14話衝撃結末で視聴率二桁に
19日(日)放送されたJTBC土日ドラマ「玉氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-」第14話では、妊娠したまま官軍に連行されるテヨン(イム・ジヨン)の姿が描かれた。U-NEXTでも独占配信開始したこの回のあらすじと見どころを紹介する。
なお、ニールセンコリアによるとこの回の視聴率は、全国平均9.8%、首都圏は10.7%と2ケタに戻し、同日のミニシリーズ1位を今週も堅持した。⇒【視聴率TOP10】
●【U-NEXTで独占配信の韓国ドラマ】
「オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-」は、名前も身分も夫も全てが偽物の外知部(朝鮮時代の弁護士)夫人オク・テヨン(イム・ジヨン)として生きる奴婢のクドクと、彼女を守るために命までかけた芸人チョン・スンフィ(チュ・ヨンウ)との熾烈な生存詐欺劇を描いたロマンス時代劇。【「オク氏夫人伝」を2倍楽しむ】では、時代背景や全話あらすじと見どころ、キャストの魅力などドラマを深掘りしていく。
■キャスト紹介と相関図
⇒【メインキャスト(4名)&キャラクター(5名)】
⇒【脇役(26名)キャスト・キャラクター】
画像:JTBC「옥씨부인전」放送画面よりキャプチャー
■第14話「救いの作物」ネタバレ
キム氏夫人(ユン・ジヘ)の息子イ・ドックンは、義禁府同知事ホ・ジョンムン(キム・ドンギュン)から、戸曹判書パク・ジュンギの悪事を暴く密命を受け、清水県に戻っていた。
テヨンとスンフィはドックンと共に、パク・ジュンギが清水県に来た理由をマンス詐欺事件の隠蔽と見抜く。ドックンはホ・ジョンムンが烈女門事件の黒幕も左議政と戸曹判書だと疑っていることを告げ、テヨンたちは戸曹判書がオ・ダルソンの自決やチ行首の殺人にも関与していると考えた。テヨンはパク・ジュンギを注視しているので、後はドックンが隠密に調査することに。
そんな中、アロエが高価な作物であると聞いたテヨンとスンフィは、清水県の人々にアロエの種を分け与え、農業を手助けした。
2人はアロエの販路を見つけるために漢陽を訪れ、久々に義弟夫婦とも再会。その夜、スンフィと共に母親の墓を訪れたテヨンは、スンフィの父親の家の近くの道を行こうと提案するが、スンフィの父ソン・ビョングン(ホ・ジュンソク)は亡くなっていた。スンフィは父と10年ぶりに和解した最後の面会を思い出し、悲しみに浸った。
夫婦は清水県に戻り、「独占供給を条件に前金6千両を受け取ってきました。皆に分けるつもりです」と喜びのニュースを伝えた。人々は大喜びしテヨンとスンフィに感謝した。
スンフィは、芸人を辞めたことに少し寂しかったとテヨンに告白した。続けて「でも今日、私を見て喜び、幸せそうにしている人々の顔をみて満足しました。そして夫人がが人々を助けるのか分かる気がします」と。そして「今やっと夫人と一心同体になったようです」と言う。テヨンは「それでは今後は私たち…1組の布団で寝ましょうか?」と初夜を共にする意向をほのめかす。スンフィはろうそくを消し、慎重にテヨンに近づいた。「私が旦那様をどれだけ愛しているか言ったことがありますか?」という言葉に、スンフィは「言ったことはありませんが、分かっています」とテヨンに口づけした。二人は初めて結ばれた。
その後、県監キム・ナクス(イ・ソファン)の企みでアロエの土地を取り上げられそうになるが、スンフィの活躍でそれを阻止する。そればかりかキム・ナクスのこれまでの悪事を暴き、ナクスは100叩きの刑に処され、息を引き取り、テヨンの恨みを晴らした。
妊娠したテヨンが療養に出かけようとしていた時、「罪人ソン・ソインとク・ドギはただちに出て命令を受けよ」と官軍が現れた。テヨンはクットン(ホン・ジンギ)に「裏門から出て旦那様にこう伝えて」と言いながら人差し指を立てた。スンフィには前もって「私がこうして合図をしたら、旦那様はマンソク(イ・ジェウォン)と一緒に後ろを振り返らずに逃げてください」と伝えていた。スンフィは官軍に連行されるテヨンについて行こうとしたが、マンソクとクットンに止められ、結局テヨンと一緒に行くことはできなかった。
■見どころ・感想など
この回では、アロエの販路も見つかり、テヨンとスンフィが初夜を迎えて妊娠までするという多幸感にあふれた。また、テヨンの母の墓前で、許可なく夫婦になったことを詫び、生涯テヨンを守って愛しますと報告するスンフィ。テヨンも、父親に会えなくても、家の近くにでも行ってみようと、お互いを気遣う素敵な夫婦愛が描かれた。
そんな中での衝撃のラスト。果たしてテヨンは逃亡奴婢としてこのまま裁かれるのか?
ところでドックンに密命を下した禁府同知事ホ・ジョンムン(キム・ドンギュン)は御史として清水県にやって来てテヨンを助けてくれた人物だ。早くからパク・ジュンギを怪しいと睨んでいた。ドックンの父で前座首だったイ・チュンイル(キム・ドンギュン)は、パク・ジュンギを恐れて黒幕を吐けずにいたのだった。彼は今、皮膚病で苦しんで知るが、アロエは効かないのかと余計なことを考えてしまった。
いよいよ次週最終回。第15話は1月25日22時30分に放送、その後U-NEXTで独占配信される「オク氏夫人伝」で確認できる。
◇JTBC「옥씨부인전」HP
【作品詳細】【「オク氏夫人伝」を2倍楽しむ】