「元敬」イ・バンウォン“会いたかった”…チャ・ジュヨンとイ・ヒョヌク、夫婦戦争の中で熱いキス
20日に放送されたtvN月火ドラマ「元景(ウォンギョン)」第5話では、新たな側室を迎えるにあたり、ウォンギョン(チャ・ジュヨン)とイ・バンウォン(イ・ヒョヌク)の間に激しい葛藤が描かれた。なお、この回の視聴率はニールセンコリアによると全国平均5.0%と好調をキープしている。この回のネタバレあらすじと見どころを紹介する。
「元敬」は、夫である太宗李芳遠と共に権力を掌握した元敬王后を中心に、王と王妃、夫と妻、その間に隠された物語を描くドラマである。チャ・ジュヨンは元敬王后を、イ・ヒョヌクは李芳遠を演じる。「太宗イ・バンウォン~龍の国~」などの作品で、歴史的に政治的なパートナーとして描かれた夫婦の物語を、ウォンギョンの視点から新たに再解釈した。
ウォンギョン(チャ・ジュヨン)の勢いを抑えるため、見せつけるように側室ヨンシル(イ・シア)を刺したイ・バンウォン(イ・ヒョヌク)。しかし腹部を刺して命を助けた。さらには新たな側室を迎え入れることを企てた。
バンウォンは、権臣閔氏一家の勢力を削ぎ、民中心の国を築くため、士大夫の娘であるクォンソン(ヨン・シウ)を側室に迎えようとする。しかも嘉礼色(※)まで設置するという。ウォンギョンはこれに激しく反対し、便殿でイ・バンウォンに対峙する。ウォンギョンは、自分の息子たちを守るため、嘉礼色の設置を中止するよう訴え、「新しい王妃を迎えたと思われ、再び血の嵐が吹き荒れるかもしれない」と懸念を示す。バンウォンは、ウォンギョンの抵抗に「愛を失うことになる」と脅すが、ウォンギョンは動じず、実家に戻る。
※嘉礼色(カレセク):王との婚姻のために一時的に設置する機関。
ウォンギョンが去った後、バンウォンは空っぽの中宮殿で彼女を恋しく思う。彼は、結婚以来、常にウォンギョンがそばにいたことを思い出し、不安を抱く。参謀ハ・リュン(チェ・ドクムン)の助言を受け、バンウォンはウォンギョンの実家へ駆けつけ、「会いたくて来た」と告白する。彼はウォンギョンの意向を受け入れ、嘉礼色を撤廃することを決め、二人は和解する。ウォンギョンは宮に戻り、正式な手続きを経ずに入宮したクォンソンを迎え入れるそしてバンウォンは、この問題で夫婦の間を引き裂こうとした別の参謀イ・スクボン(パク・ヨンウ)に「私と対立しないように」と警告する。
その間、閔氏一家は勢力を示す宴会を計画していたが、ウォンギョンは実家へ向かった。イ・ソンゲ(イ・ソンミン)の家別抄の動きがただならないという情報を入手し、バンウォンが宴会に来る前に情報源ソ・ギョンパン(ソン・ジェリョン)と接触しようとしたのだ。
それをチェリョン(イ・イダム)が探る。彼女は側室クォンソンとの葛藤があり、バンウォンの指示で情報源を探っていたのだ。しかしウォンギョンに見つかり、「自らを崖っぷちに立たせるな」と警告される。
果たしてチェリョンはバンウォンに何を報告するのか、彼女の真意に疑問が膨らむ。一方、終盤ではウォンギョンがいる浴室に呼ばれたチェリョンが、何とも言えない表情で鋭い香草の枝を手にしたウォンギョンを見るや、本能的に腹を抱えたことで、チェリョンの懐妊の可能性まで暗示された。
激しく争ったが、それだけ深い愛を再び交わしたウォンギョンとバンウォンに、再び葛藤の道が暗示される。ウォンギョンの冷たい視線のエンディングが、不安感を一煽った。
「元敬」第5話は1月21日(火)20時50分にtvNおよびTVINGにて放送・配信される定だ。
◇YouTube|第6話予告
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