「問題物件」上川隆也のキレッキレのアクションに注目【第2話ネタバレ・3話予告】

11時03分ドラマ
©フジテレビ

1月22日「問題物件」の第2話が放送された。ポルターガイスト現象が起きる部屋を犬頭(上川隆也)と恵美子(内田理央)が調べると、裏に暴力団の悪事が隠されていた。29日、22時、フジテレビで第3話が放送される。次はゴミ屋敷調査だ。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「問題物件」とは
自殺、ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷など、さまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、頭が切れて腕っ節が強く、人間離れした破天荒さを持つヒーローとお人よしのヒロインが鮮やかに解決していく不動産ミステリーだ。その第2話が1月22日に放送された。

■第2話ネタバレあらすじ

販売特別室に寄せられた新たなクレームは、『ポルターガイストが起こる部屋』についてだ。若宮恵美子(内田理央)がマンションに出向くと、不機嫌そうな管理人・熱海光吉(徳井優)が出迎えた。前から連絡しているのにこれまで話を聞きに来ないという。今回は住民の滝野が意識不明の重体となって入院しているという。恵美子が話をきいていると、そこにまたもや突然、犬頭光太郎(上川隆也)が突然現れる。

犬頭は熱海を言いくるめて、現象が起きている滝野の部屋に案内させる。美容師・滝野の部屋・505号室の中は荒れ果てていた。熱海によると、滝野は1カ月ほど前から、必ず月曜の深夜から早朝にかけて騒ぎを起こしていた。部屋の物が勝手に揺れて倒れ、天井や壁からは変な音が聞こえ、灯りがパカパカついたり消えたりすると訴えていたという。警察に連行された滝野の体内から薬物反応が出たと聞いた恵美子は、薬物による幻覚では?と片付けようとするが、犬頭は今回も「レッツゴーだ」と勝手に調査に向かってしまう。

同僚から滝野がおかしくなったのは1カ月前、客の女性・平塚アケミ(前沢海友)と付き合い始めてからだと聞く。1カ月前、月曜の夜、というキーワードに符合を感じた犬頭と恵美子は、アケミの働くスナック・ゴダイゴンに向かう。

ゴダイゴンのママ(鳥居みゆき)にアケミの居場所を聞くが、店からも家からもいなくなったという。犬頭と恵美子は帰り道で柄の悪い男たちに囲まれ、襲われてしまう。しかし、犬頭は複数人をあっという間に制圧してみせた。

犬頭は滝野の部屋から廃工場が見えることに気がついた。廃工場へいってみるとそこに白い粉があることを犬頭は気がついた。そして、滝野の部屋をもう一度見てみると遠隔操作して棚を倒したり、照明を点滅させることができるようになっていることもわかった。

自分たちを襲った「リッガー&ベル」という会社が持っている部屋を探すようにいう。恵美子は自分では探せないので、室長の大島雅弘(宮世琉弥)に調べてもらい、数件をピックアップして、実際に行ってみると一つのところが犬頭がいう条件と合致した。部屋に案内してもらうと、滝野の部屋とよく似ている。照明は古さから点滅があり、上下階からは子どもが騒ぐ音がする。猫を飼っているようだ。滝野の部屋は最上階だが、この部屋で起きている照明の点滅や猫がなにかをひっかく音、上階からの子どもの足音を総合すれば、滝野の部屋で起きている事象と同じ事がわかった。つまり、滝野はこの部屋に連れてこられていたのだ。それは全て月曜日、アケミと会っていた日だ。

暴力団が営む「リッガー&ベル」は廃工場で薬物取引をしていたが、それが滝野の部屋から丸見えなことに気がつき、滝野を取引の間、遠ざけることにした。そこでアケミを近づけ、月曜日だけ滝野の部屋とよく似た部屋に連れて行ったのだが、“静かなはず”の家で夜中に目を覚ますと上下階から音がして照明も点滅するという状態になっていた。取引が終わった後、滝野を部屋に戻したが、夜中に見た光景が自分の部屋で起きていることだと思った滝野が近所にまで騒ぎ周り、大騒ぎになってしまった。「リッガー&ベル」はそこまでは想像していなかったので、滝野に薬を飲ませ、部屋に工作して意識不明の重体にさせたのだった。

警察が来る頃には犬頭はまた居なくなっていた。しかし、いなくなる前にスマホを落としていた。その待ち受け画面の写真を恵美子が見ると、それは幼い頃の大島雅弘と犬太の写真だった。



第2話も振り切った役作りの上川隆也

第1話で予想もしないほどハイテンションな演技をみせた上川隆也だが、第2話も全く衰えることなく、よりハイテンションな演技を見せた。さらに第2話では暴力団「リッガー&ベル」を相手にキレッキレのアクションを見せるシーンもあり、視聴者の注目を集めた。



やはり、犬頭(上川隆也)は犬太?

異常なほど速いスピードで移動したり、鼻も効く。犬に対しては好意的ながら、話す内容は“人間にしては”とまるで犬視点だ。やはり、犬の化身なのか?という疑問が多い中、第2話のラスト、落としたスマホの待ち受けが幼い頃の大島雅弘と犬太だった。いったいどんな関係なのか?29日に放送される第3話も待たれる。



第3話はゴミ屋敷問題

近年、情報番組でも多く取り上げられる“ゴミ屋敷”が第3話の調査対象だ。心霊現象よりもゴミ屋敷のほうがまだましと若宮恵美⼦(内田理央)はでかけてゆく。ゴミ屋敷の主人役には名バイプレーヤーとして活躍するモロ師岡、クレームを受けてその屋敷をパトロールする警官役に清水伸がゲストとして登場する。さらに、これまで片山(本多力)から報告を受けるシーンしか登場していなかった大島不動産販売社長・大島高丸(船越英一郎)がついに恵美子たちの前にやってくる。



■第3話あらすじ

大島不動産販売・販売特別室の若宮恵美子(内田理央)に室長代理の片山(本多力)から新しい調査依頼が舞い込む。今回の依頼はゴミ屋敷だ。悪臭のせいで近隣住民から苦情がきているという。

異臭を放つ2階建てで古い日本家屋の前に呆然と立ち尽くす恵美子。と、そこにまたしても謎の男・犬頭光太郎(上川隆也)が現れる。ゴミ屋敷の家主の前島四毛(モロ師岡)に話を聞こうとすると「帰れ!!!」という声だけが聞こえてくる。

そこへ警察官の倉岳庄一(清水伸)が通りかかり、事情を説明する。交番にクレームとつけた伊藤に話を聞くと、前島がおかしくなったのは奥さんが亡くなってからという事実が判明し、息子の存在も明らかになる。さらに前島が夜中にゴミを集めていた公園は、一年前にホームレスによる警察官殺害事件があった場所であることが判明する。

再び前島とコンタクトを図ろうとする恵美子だったが、前島にゴミを投げつけられてあえなく撤退・・・雅弘(宮世琉弥)が待つ職場へ戻ることに。するとそこに大島不動産販売社長・大島高丸(船越英一郎)がやってくる。



フジテレビ 2025年1月15日スタート。毎週水曜日22時放送「問題物件」。出演:上川隆也、内田理央、宮世琉弥、浜野謙太、本多力、船越英一郎 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@mondaibukken_cx」。

フジテレビ「問題物件」番組公式サイト

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