PCゲームの傑作「The Tower」がiPadアプリで復活―DigiToys

2010年08月17日17時28分iPad

1990年代に大ヒットしたパソコン用シミュレーションゲームソフト「The Tower」が、iPad用アプリとなって帰ってきた。「The Tower for iPad」がApp storeにリリースされている。価格は通常900円のところ発売記念価格450円で購入できる。

「The Tower」は、総合ビルの最高経営者となって、ビルを拡張させながら建物内にオフィスや店舗、ホテル、居住区、駐車場、ビル内の移動手段となるエレベーターやエスカレーターなどを次々に設置して集客を増やしていく、リアルタイム型経営シミュレーションゲームだ。ビルが舞台でありながら、多彩な施設が組み合わさることで「シムシティ」などのような都市運営ゲームの要素も兼ね備えており、プレイヤーのスタイルに応じた多彩な遊び方ができる自由度の高さが魅力のゲームだ。1993年にPC向けソフトとして発売され、全世界で累計100万本を超える人気作となった。

iPad版では、ゲームコンセプトはPC版のものをほぼ踏襲。一方で「警備室」「廃棄物回収場」「駐車場」など一部施設をビル内に1カ所しか設置できないといった制限が設けられている。またこれらの施設はタップ操作で左右に引き伸ばしてキャパシティを増やすことが可能になっており、これによりパズル的要素が加えられている。

開発元のDigiToys.の公式サイトには、動画による遊び方解説や、巨大ビルの画像による完全図解を掲載。中毒性の高い「The Tower」の世界観を紹介している。かつて寝食を忘れてビル拡張にはまった人も、iPadで初めてその存在を知った人も間違いなくその毒性にはまる1本だ。

The Tower for iPad
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The Tower for iPad 公式サイト DigiToys