映画『リボルバー』出所したチョン・ドヨンをイム・ジヨンが出迎える冒頭映像5分特別解禁
名優チョン・ドヨン主演、オ・スンウク監督最新作『リボルバー』(原題:리볼버)が、いよいよ2月28日(金)より公開となる中、本日、チョン・ドヨン演じる元刑事のハ・スヨンが、警察内の汚職事件の罪をかぶり、2年間の服役を終えて出所するところから始まる冒頭映像5分が特別解禁となった。
『リボルバー』は、登場人物すべてが悪党!チョン・ドヨン史上最高にドライな復讐者を演じる、失われた金と名誉を巡る韓国リベンジ・ノワール。『新しき世界』『アシュラ』など、幾多の韓国ノワールの傑作を送り出している制作会社サナイピクチャーズが新たに放った渾身の一作。チ・チャンウク、イム・ジヨン、キム・ジョンス、イ・ジョンジェが共演する。
今回公開に先立ち、チョン・ドヨン演じるハ・スヨンの復讐が動き出す、本作の冒頭シーン映像5分が特別解禁!
2年にわたる服役を終えた出所日、「目の下の傷はどうしましたか?」と刑務官に尋ねられ「浴室で滑りました」と静かに答えるスヨン(チョン・ドヨン)。続く尋問にも終始無表情で、「受刑者番号と名前を言ってください」「6593 ハ・スヨン」、「出所後の住所は?」「ありません」、「ご両親の住所は?」「2人とも亡くなりました」、「出所後、居住する知人や友人の家は?」「ありません」と淡々と答え出所する。
刑務所を出たスヨンの前に一台の車が。「出迎えなし?」と近づいてきたのは事件担当の検事。スヨンの恋人でもあった上司のイム課長(イ・ジョンジェ)の事件は終結し、「あなたは見捨てられた」と言い放つ。そこへ赤い車で姿を現したのはチョンマダムことチョン・ユンソン(イム・ジヨン)。「何しに来た」「お出迎えに」「たかりに来たのか?」と訝しがる検事をよそにスヨンに向かって親しげに「スヨンさん!(オンニ!)お久しぶり」と言葉をかける。
二人のやり取りを無言で観ていたスヨンが「私を知ってる?」と尋ねると「覚えてませんか?インパクトのある顔なのに」「前にチョ社長の店で挨拶を」と続けるユンソン。そして「ひどい恰好ね。まずは服を買わなきゃ」「乗ってください。行きながら話しましょう」とユンソンはスヨンを車に誘う…。終始冷たい表情のチョン・ドヨンと一癖ある大袈裟な表情をみせるイム・ジヨンが対照的な冒頭シーンだ。
この場面について、チョン・ドヨンは「イム・ジヨン演じるチョン・ユンソンが初めてスヨンを迎えに来る時、飛び回る蝶のように「オンニ!」と言った瞬間、空気が変わるのを感じた。その瞬間、ものすごいエネルギーを彼女から受け取って、“私の中で何ができるだろう”と考えていた気がする」とコメント。この出会いをきっかけにスヨンの時間が動き出し、裏切り者への復讐、そして失ったものを取り戻すための孤独な闘いが始まっていく。名優チョン・ドヨンと現在話題のドラマ「オク氏夫人伝-偽りの身分 真実の人生-」でも注目のイム・ジヨン、この二人がこの後どういう関係になっていくのか、ぜひスクリーンで見届けてほしい!
また、オ・スンウク監督より、日本公開を楽しみにしている映画ファンへ、本作のみどころなどメッセージが到着!
20年ほど前に、日本の映画『修羅雪姫』シリーズ、『緋牡丹博徒』シリーズを見て、女性主人公が男性の助けを借りずに一人の力で逆境を乗り越え、自分の望むことを得る映画を作りたいと考えていました。チョン・ドヨンさんが一緒に映画を撮ろうと提案してくれた時、まさにこういう映画を作れるチャンスだと思いました。シナリオを書きながら、チョン・ドヨンさんがこれまでに出演してきた映画で見せていない新たな顔をこの映画で表現できればと思いました。映画『リボルバー』は顔の映画です。そして本作は対話の映画でもあります。
人物たちが顔と顔を合わせて対話する、その行間を通じて感情をじわじわと掻き立てながら人間の群像を表現する映画になっています。
監督:オ・スンウク『無頼漢 渇いた罪』
出演:チョン・ドヨン『キル・ボクスン』、チ・チャンウク「江南Bサイド」、イム・ジヨン「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」、キム・ジョンス『密輸 1970』、イ・ジョンジェ『ハント』
2024年/韓国/115分/ビスタサイズ/5.1ch/原題:리볼버/字幕翻訳:福留友子/提供:ツイン、Hulu
配給:ツイン
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