『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作を新吹替版で放送 マーティは宮野真守、山寺宏一はドク
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記念すべき第1作の公開から40年を迎えるタイムトラベラーの歴史的名作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、PART2、PART3が豪華声優陣が集結した、金曜ロードショーでしか見られない新吹替版で2月7日~21日まで3週連続で放送する。予告動画は番組HPで視聴できる。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズは、スティーブン・スピルバーグが製作総指揮を取り、ロバート・ゼメキスが3部作すべての監督&脚本を担当した大ヒットSFアドベンチャー。『マーズ・アタック!』『摩天楼はバラ色に』のマイケル・J・フォックスがマーティを、『アダムス・ファミリー』『カッコーの巣の上で』のクリストファー・ロイドがエメット・ブラウン博士(通称:ドク)役を務めた。アカデミー賞など数々の賞にノミネートされ世界的な大ヒットを記録し、マーティ役のマイケル・J・フォックスを世界的スターに押し上げた名作。
新吹替版では、マーティの声は宮野真守、そして過去にソフト版でマーティの声を担当した山寺宏一が今回はドク役を担当する。他にも沢城みゆき、森川智之、三宅健太、関智一らそうそうたるメンバーが声の出演を果す。
シリーズのテーマは、主人公のマーティ(マイケル・J・フォックス)が、科学者である親友の博士ドクの開発したタイムマシンにのって過去や未来にワープし、時空を超えて数々のピンチで出会うSF物語。
■Part1あらすじ
時は1985年、高校生マーティは親友の科学者ドクが発明したタイムマシンで30年前の1955年にタイムスリップしてしまう。元の世界に戻ろうとするマーティだったが、タイムマシンの燃料を使い果たし、戻ることができない。そこでマーティは、若き日のドクと会い、未来に帰る手助けをしてもらうことに。その一方、マーティは自分の両親になるはずのロレインとジョージに出会うが、ロレインがマーティに一目惚れしてしまう。
マーティは将来自分の父親となるはずの気の弱い青年ジョージを励ましながら、二人の恋を成就させようと大奮闘。
●Part1見どころ
Part1でタムスリップするのは1985年。マイケルはバンド活動の経験もあり、劇中でもバンドのシーンがあるが、劇中の演奏は別のギタリストに指を合わせたもの。そんなドクが開発した“デロリアン”は、アメリカのデロリアン社が発売したDMC-12を改造して開発したタイムマシン。次元転移装置(フラックス・キャパシター)を始めとする装置が車内にぎっしりと詰め込まれている。マシンは、作品毎に配線・配管や内部機器・発電装置が微妙に変わっているので、タイムマシン好き(?)の方は、こちらのチェックもお忘れなく!ちなみに、初めてのタイムトラベルはドクの愛犬アインシュタインを乗せて、1分後の未来への実験タイムトラベル!
■Part2あらすじ
マーティは、仲良しの科学者ドクの発明した車型タイムマシンで過去に飛んでしまったものの、無事に現代に戻ってきた。ところがそんな彼の前に突然、未来の世界から帰ってきたドクが現れる!彼が言うには、未来でマーティの息子がトラブルに遭っているという。マーティは、将来妻になるジェニファー(エリザベス・シュー)を連れて、再びタイムマシンに乗り込む。もちろん行先は30年後未来へ!ところがそこで思いがけない出来事が。なんと未来の世界の年老いたビフ(トーマス・F・ウィルソン)にタイムマシンを盗まれてしまったのだ。その影響で、現代のヒル・バレーはビフの牛耳る荒廃した街に変貌してしまうのだった。
●Part2見どころ
Part2では30年後の未来にタイムトラベルする。今度は、未来においてマーティの息子がトラブルを起こすことが判明し、それを回避するため、マーティとドクは彼のガールフレンド、ジェニファー共々30年後の未来にタイムトラベルする。車型タイムマシンや浮遊するスケートボードなどの心躍る近未来アイテムが登場し、マイケル・J・フォックスの器用な1人4役もみどころ。
■Part3あらすじ
タイムマシンのデロリアンが落雷に打たれ、博士ドクは1885年に飛ばされてしまった。しかし、ドクがマーティに送られるように手配していた手紙の指示通り、マーティは1955年のドクと再会。1985年に帰るために鉱山に封印されたデロリアンを掘り起こす。だが、マーティは鉱山付近の墓地で“エメット・ブラウン”の名が彫られた墓石を偶然発見し、手紙を書いた約一週間後に、ドクがビフの祖先であるビュフォード・タネンに銃殺されるのを知ってしまう。ドクを救う為、マーティは1955年のドクの協力の下、1885年へとタイムトラベルする。タイムトラベルした直後、ネイティブ・アメリカンの大群や熊にも襲われ、坂から転げ落ちて気絶。自分の祖先のシェイマスとその妻のマギーに助けられ、ヒルバレーにたどり着くが、不運にもビュフォード・タネンに出くわしてしまう。マーティは危うく殺されそうになるが、間一髪のところでドクに助けられ、再会を果たすのだが…。
●Part3見どころ
Part3は、タイムマシンのデロリアンが落雷に打たれ、博士ドクが1885年の西部開拓時代へタイムスリップする。ドクを救うためにマーティがタイムマシンで1885年へ向かい無事再会を果す。前作の目まぐるしい展開とはうって変わって、ほとんどが1885年で繰り広げられるが、これは黒澤明監督の名作『用心棒』(1961年、三船敏郎主演)を翻案とした『荒野の用心棒』(1964年、クリント・イーストウッド主演)へのオマージュである。マーティがポンチョの下に鉄板を仕込んだり、騎兵隊に遭遇したりと、名作西部劇のパロディーもたっぷり仕込んであり、映画好きにはたまらない展開で大いに楽しめる。
PART1、PART2に登場したスケボー・ホバーボードが物語の鍵を握るPART3。これまで張り巡らされた伏線が、1855年の世界でどう回収されるのか、時計台の歴史も明らかになるのでどのシーンもお見逃しなく。
■新吹替(PART1)
<マーティ> マイケル・J・フォックス(宮野真守)
<ドク> クリストファー・ロイド(山寺宏一)
<ロレイン> リー・トンプソン(沢城みゆき)
<ジョージ> クリスピン・グローバー(森川智之)
<ビフ> トーマス・F・ウィルソン(三宅健太)
<ジェニファー> クローディア・ウェルズ(瀬戸麻沙美)
<ストリックランド> ジェームズ・トールカン(浦山迅)
<デイブ> マーク・マックルーア(関智一)
<リンダ> ウェンディ・ジョー・スパーバー(櫻庭有紗)
<ゴールディ> ドナルド・フュリラブ(高木渉)
<マービン> ハリー・ウォーターズ・Jr(伊藤健太郎)
■新吹替(PART2)PART1+追加
<マクフライJr./マーリーン・マクフライ> マイケル・J・フォックス(宮野真守)
<3−D> ケイシー・シーマツコ(三好翼)
■新吹替(PART3)PART1+追加
<シェイマス・マクフライ> マイケル・J・フォックス(宮野真守)
<クララ> メアリー・スティーンバージェン(朴璐美)
<ビュフォード・タネン/ビフ・タネン> トーマス・F・ウィルソン(三宅健太)
<マギー・マクフライ/ロレイン・マクフライ> リー・トンプソン(沢城みゆき
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